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1週間日記 そういう時期

2024/06/15 (土) 「見通し不透明」
弟と母親が家に来た。来すぎだ。なんか用があったらしいがその用を忘れてついでのものだけ済ませていった。私の家に来るときは私の録画を一緒に見るのだが見せたものがお気に召したようでこれはいつやっているのかと聞かれた。原作から大好きな私としては布教活動が成功したみたいで嬉しい。絵柄だけは好みではないが話と声は最高である。ところで私はいつまでこんな生活を続けるのだろうか。何も自分でできない。

2024/06/16 (日) 「彼女の友人として恥じない私でいたい」
友人の結婚式に行ってきた。久しぶりの友人にも会えたし、彼女の幼馴染や学生時代の友人たちも軒並み良い人たちばかりで彼女の人柄を思うと然もありなんと納得しつつ、私は彼女に相応しいのだろうかと考えてしまいそうになった。相応しいかはわからないが相応しくありたい。彼女の方が格上というわけではなくて、彼女の友人として恥じない私でいたいよな、という話である。卑屈な意味ではなく自分を律するために。

2024/06/17 (月) 「幹」
サックスで発表会に出ることが決まった。なんだかんだ私はやりたいことをやれているのかもしれない。ただそれが全部枝葉末節のことで幹をどうするか全く決める気がないところが問題だ。幹が育たないといずれこの枝葉も朽ちてしまう。根っこはとうに腐っている気がする。考えなければならないことばかりが降り積もり考えるふりをして今日という1日をやり過ごしている。やり過ごしている間に1ヶ月がすぎている。

2024/06/18 (火) 「雨天決行」
大雨の中カッパを着て自転車を漕いでいるとすべてがバカバカしくなった。なんでこんな大雨の中カッパを着て自転車を漕いでんだろうか。まぁ仕方のないことではあるのだが仕方のないことだとて嫌なもんは嫌である。だんだんカッパは浸水してくるし冷たいしなんか寒いし蒸れるし。最後の最後に雨は上がったけれど遅すぎる。

2024/06/19 (水) 「そういう時期」
推してるアイドルのドキュメンタリー番組が配信開始になった。合同ライブの見逃し配信もまだ見終えてないのに。録画も溜まりまくっているのに。そしてラジオもあるのに。毎日コンテンツに追われてわたしは自分の人生を全く進めることができていない。嫌になる。助けてくれ。今週なんかずっとこんな感じだ。多分そういう時期なんだ。一生これに振り回されるんだろうか。

2024/06/20 (木) 「バランス」
推しアイドルのインスタライブがあった。最高に癒された。推しアイドルの話は飛び飛びだし突飛な発想と言語化で何言っているのかわからないと言われがちだけれども私は結構推しアイドルと波長が似ているという自負があるのでなんか共感してしまう。だいぶ烏滸がましいけど。彼の魅力がもっと多くの人に伝わって欲しい、私も広める手伝いをしたい、と思ってはいるがあまりに肩入れしてしまうと生活が疎かになるのだ、全て中庸で生きていきたい。

2024/06/21 (金) 「いきもの、なまもの」
久しぶりにライブハウスに足を運んだ。もう7年ほどライブに足を運び続けているバンドで、少し観ない間にどんどん進化していってしまう。すごい。彼らの音楽は決して大衆ウケはしないだろうが、ドラムとギターのツーピースという構成なのに、3〜4人のバンドを含めてもあんなに音を分厚くぶつけてくるバンドを私は他に知らない。リアルタイムでパーツを作って重ねて地層みたいに音を作り上げて音楽を鳴らすこと、アイコンタクトで合図をしあって曲を展開していくこと、文字通り「ライブ」というに相応しいライブで毎回圧倒されてしまう。4ヶ月ぶりに見たがなんだかドラムの人が少しだけ陽気になっていて面白かった。そして、初めてライブに行った日以来聴けてなかった曲をやってくれてとても嬉しかった。どれよりピースさえあればいい。

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