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1週間日記 特に書くことがない

2024/05/04 (土) 「劣等感」
高校時代の友達と集まった。わたしだけが変わっていないような気持ちがしていて毎回気後れしている。会うと楽しいけど少しだけ居心地が悪いと言う気持ちがある。そうやってきっと離れていくのだろうなと思う。すきだけど生活が変わると共通項も見つからなくなっていくのだ、わたしだけが子供のままのような気持ちになるのはただの劣等感。

2024/05/05 (日) 「本心が2つ」
今日も母親と会った。暇になるとわたしに連絡をしてくる。わたしは大抵いつも暇をしている。これではダメだなぁと思う。昼食を食べ実家に寄ってエレクトーンを数年ぶりに弾いた。実家にはちょこちょこ帰っているのにエレクトーンは5年くらい触っていなかった。弾き始めると時間が経つのはあっという間で、そしてじんわり汗をかいた。汗だくになって練習したいつかの夏を思い出してもう戻れないことに辛くなった。帰り車を運転しながらこのままではダメだなぁと思うけれど何がダメなんだろうなぁとも思った。いつまでも自立できないなぁという気持ちと、あと何年一緒に人生を過ごせるのかわからないしなぁという気持ち、両方ともあるのだ。

2024/05/06 (月) 「柏餅はこし餡」
友人の家にお邪魔した。とある舞台の円盤を観させてもらうためだった。昨日食べなかったから柏餅を買って向かった。子どもではないのに。彼女とも気付けば10年以上の付き合いになった。感慨深い。

2024/05/07 (火) 「無感情」
とある仕事を新人に引き継いだ。先方が泣いていてわたしは有難いなぁとは思ったが泣けはしなかった。心が冷え切ってきている。

2024/05/08 (水) 「忘れた感覚」
仕事の移動中、知らない子どもがいきなり声をかけてきた。母親は遠くですみませんと謝っていた。「はっぱのしたに、つちがかくれてるってしってたぁ?」葉っぱの下の土、の意味がわからなくてそうなんだ、と答えながら知らない子どもの言動を見守っていると、男の子はしゃがみ込んで雑草を抜いた。雑草は千切れることなくしっかりと根まで抜けたが、男の子は「つちがない」と言って放り捨て他の雑草を吟味し始めた。どうやら根に土がついていることを葉っぱの下に土が隠れていると言っているらしい。わかる、抜いた時にこんもり土がくっついていると嬉しい。男の子はそのあと2つ抜いて、たっぷり土がついた根っこを見せて満足げだった。葉っぱの下に土が隠れている、という表現はどうしたって大人には出せそうになくて、子どもの時はどうしてこんなに自由だったのに、とこっそり嘆いた。

2024/05/08 (木) 「寝落ち」
最近毎日寝落ちしていて何も思い出せない

2024/05/09 (金) 「知らぬ間」
友人の誕生日プレゼントをずっと探している。最寄りの駅ビルの中に知らないうちに文房具屋ができていたことに帰りがけに気づいた。思い出して母の日のプレゼントも並行して探していたら1時間以上歩き回ることになり疲れて帰った。

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