１週間日記　金が飛んだ

2024/04/06 (土) 「惰眠貪ろう君」
昨日終電で帰り寝落ちした模様だ。朝起きて最初に感じたのは「不快」だ。電気はつけたまま、昨日の服のまま、かろうじてコンタクトは外していたがメガネはかけたまま。土曜日の朝はたいていシャワーを浴びることから始まる。やりたいことは山ほどあったが結局何もできず、22時をすぎてのろのろと風呂に入る。いつもリアルタイムで聴いているラジオと、すきな原作のアニメ化の時間が被っていることに気づき逡巡した後、ラジオを取った。ものの、途中眠ってしまったようで目覚めた時にはエンディングだった。こんなことならアニメをリアタイしてラジオは明日掃除なりなんなりしながらタイムシフトで聴けばよかった、と思ったりした。

2024/04/07 (日) 「蒸し鶏」
日曜日だというのに8時前に起きた。昨日とうってかわって暑い。昨日のラジオを聞き直しながら洗い物をした。あれもやりたいこれもやりたいと脳内だけが忙しく現実のわたしは横たわるしかできない、こんな休日をあと何度過ごして人生を終えるのだろうか、と思う。時間の足りない人に明け渡したい。今日やったことといえば洗濯物と皿洗いと蒸し鶏を作ることぐらい。蒸し鶏が美味しくできたからいいか。あ、あともう一つのnoteに久しぶりに投稿したことぐらい。

2024/04/08 (月) 「1人ではできないから」
本日はサックスの日である。そして楽しみにしていたドラマが始まる日でもある。終業後の予定を頭の中で考えてワクワクしている。そういえば発表会があるらしいが、出たい。ただわたしは楽器を持っていない。いつも教室の楽器を借りてぶっつけ本番で吹いている。それで成り立つのはある意味すごいと言われるが、音は安定しないし上手くなりたければ練習しかないことは過去にやった楽器を思い返すまでもない事実である。しかもどう言う形態でやるのかいまいちわからないし、やってみたい曲はあるが金ピカの楽器(金管と木管では分けられないのだと知った)の音の区別がいまいちつかないからサックスがいるのかすら怪しい。あと2曲のうち片方は絶対にオーケストラ編成でそれは多分無理だ。でもアンサンブルやりたい。

2024/04/09 (火) 「不必要な吊り橋効果」
本日観劇日。職場を定刻通りに出れば間に合う最終便に乗れるというギリギリのスケジュールを見事こなし初日の舞台を観られた。先に劇場に入っていた同行者には要らない心配をかけたし、終わった後「紅沢を待っている時が1番ドキドキした」と言われた。絶対観劇に邪魔な感情を与えてしまった。舞台は本当に良くて毎度毎度何度も通ってしまうのやめたい、金が…。1幕2幕とあるが特に2幕が好みドンピシャで終わった後活力が湧いてきて仕方なかった。席も良すぎて肉眼で表情まで見えて思わず声が出そうになった。心臓に悪いのと舞台の端から端までをパッと見られなくて(あと首が痛い)大変だったから次はもう少し下がった席でもみたい。贅沢な話。

2024/04/10 (水) 「週1のご褒美」
仕事で毎週お邪魔する場所には飼い猫が4匹いるのだがそのうち1匹がわたしにやたらと懐いている。可愛くて仕事にならない。実家の猫に嫌われてる(構いすぎて)ので本当に嬉しい。仕事なんか忘れて撫でくりまわしたい。

2024/04/11 (木) 「夢を見る」
有給をとってアイドルが主催する花火大会に行った。次の日の朝のニュースで知ったが1万3000発も打ち上がったらしい。景気が良くてありがたい。チケットを譲っていただく方と落ち合うまでに時間がかかり(通り過ぎた)、屋台に時間がかかり(途中から二手に分かれ結局最初に並んでいたものは買えなかった)開演2時間前にいたのにも関わらずバタバタの入場になった。花火を見上げる2人を後ろからアオリで映した映像があまりにきれいで夢みたいだった。

2024/04/12 (金) 「予定の効力」
明日福島に行こう、と昼休憩の時に思い立った。桜が散ってしまう前に花見山公園と三春の滝桜を見に行きたいのだ。いつか行こうと何度かの春を見送ったがそれが積み重ねているうちに死なないとも限らない。平均寿命まで生きたとて、春の残りは律儀に減っていくわけで、しかも最後の方は自分の体力がどうなっているか定かではない。誰かを誘うのは楽しいが面倒だ、定刻を決められると途端に面倒になって億劫な予定になってしまう。わたしは基本的に思いつきでその場で行動したいらしい。集団行動に向かない。一生1人で生きていくしかなさそうだ。そんなことはともかく明日の予定を思いついた途端気力に満ちて仕事も捗った。ダラダラ生きていると全てが堕ちていく一方なのだなと思った。