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推しとお話をした話 備忘録

「昨日配信来てくれてたよね!あと歌もたくさん聞いてくれてうれしい!今日からごごりんって呼ぶね!」

 初エンカウント。定期のオンラインライブを初めて見た後に、特典会があると知らなかった私は、チェキとか、その特典会がなんなのかわからなかった。ライブよかったな、かわいいな、歌うまいな、パフォーマンス最高だったな。そんなこと思いながら、その謎の特典会を待っていた。待っていたら、特典会が始まって、チェキに落書きしていきます!と言われた。待ってくれ。さっき私はチェキを購入したぞ???目の前(画面越しだけど)で、チェキに陽奈ちゃんが何かを落書きしている。まじか。なんだこの距離の近さは。そして、めちゃくちゃうれしい。こんな近さのアイドルがいるんだ。ライブが終わって、特典会が終わって、ちょっと放心した。はじめての経験。

 ハマるつもりがあったのかなかったのかといわれると、「ちょっと気になるし、楽曲聞いてみようかな」くらいの軽い気持ちだった。友人が急にツイッターでリツイートし始めたアイドル。友人がハマるのが珍しくて、気になった。楽曲を聞いて、好きなタイプの音楽だ!とおもった。音楽のジャンルをよくわかっていないので、うまく言葉で説明はできないのだけど。もともとアイドルは好きだったので、抵抗はなかった。ライブを見て、すごくいいと思った。かっこよくかわいいパフォーマンス。まっすぐに、目の前のファンへ届けようとする声。それが、私の長い間持っていたアイドル像と合致した。ただそれだけだったのだとおもう。純粋に、応援したい、と思った。もっとこのアイドルの輝きを見たい、と思った。

 実際会いたいな、現地に行きたいなとずっと思っていたんだけど、まあコロナだとかの影響で、東京行きの予定もなくなったししばらくは無理だなあと思っていた。私は結構な地方勢のため、遠征するのにも一苦労なのだ。推したちとの距離感は近いけど、実際の距離は遠い。皮肉な話である。それはそれとして。会える推しに会わないことを、後悔することを私は知っているので、どうにかして会いたいし、応援しているよ!を届けたいと思った。そんな矢先のオンラインお話会。チャンスだ、と思った。普段配信を聞いて、コメントをして、ツイッターではやり取りしている推したちと、一緒にお話ができる。直接応援しているよを届けられる。正直実際に会う(画面越しだけど)のは自分に自信がないので、チケットを買ったけど直近まで悩んだ。配信時間が出てからも悩んだ。でも、ちゃんと応援しているよを伝えたくて、一対一、オンラインお話会に挑むことにした。財力があれば全員とお話をしたかった。

 月曜日、聖奈ちゃんとお話をさせてもらった。めちゃくちゃ優しくて、画面越しなのに美人で、お話が上手かった。右往左往してる私のことを知っていてくれたのが、ちょっと恥ずかしかったけど。緊張してる私を見て私も緊張してる!って言ってくれて、なんというか、安心した。話をすることがうまい(という表現であってるのかどうかわからないけど)な、と純粋に思ったし、きちんと相手のことを知って話をしてくれていることがすごいと感じた。きっと私以外にも、彼女を応援している人間はたくさんいるはずなのに。私に向けて、きちんとお話をしてくれている。これは何というか、「やばいぞ」ともう一人の私が心の中で言っている。私はこれまでこういう、距離の近いアイドルを推したり、いいなと思ったことはなかった。だからこそのやばい、なのだ。私のことを知ってくれているという、優越感というか、自己肯定感爆上がり、みたいな。この感情が行き過ぎてしまうと、人間はちょっとやばめの方向に走り出すんだと思う。たとえば、気を引きたくて、身の丈に合わなくなってしまうような課金をしてしまうとか、アピールが過激になったりだとか。そうはなりたくない……と少し思った。でも聖奈ちゃんはめちゃくちゃかわいくて、優しくて、美人で、努力家で、歌もダンスもかっこいい最高のアイドルなので、よろしくお願いします。(これはSharLie全員に言えることですが!!!)聖奈ちゃん本当にありがとう。大好きです。

 木曜日、陽奈ちゃんとお話をした。よく配信を聞きに行って(じつはメンバーの配信全員聞きたいんだけど、生活リズム的に陽奈ちゃんの配信時間が一番合っていてよく聞きに行けています、ありがとう)、コメントをして、ツイッターでもお話をさせてもらっているとはいえ、死ぬほど緊張した。聖奈ちゃんの時もめちゃくちゃに緊張していた。緊張しがち。画面越しだけど、実際に顔を見ながらお話をさせてもらって、すごくやっぱり聖奈ちゃんの時にも思ったのだけど、うれしかった。元気で、明るくて、自分も元気になれる。陽奈ちゃんのこと、めちゃくちゃ好きだな~と思った。いろんなお話をさせてもらって(※ここでは割愛しておきます)またね!で終わって、やっぱり放心した。心臓がありえん動きをしていて、「こんなのランニング後の心臓の音……」とかわけわからんことを思っていた。陽奈ちゃんの元気の良さ、たまに上がる写真のギャップの強さ(かっこよかったり、可愛かったり、美人だったり。全部好き!)を改めて感じた6分だった。

聖奈ちゃんとお話ししたときに、「女の子のファンなかなかいないからうれしい!」ということも言われた。確かに、きっとそうなのだろう。こういう時だけ女子でよかった~!と心の底から思う悪い大人。偏見も何もなく、素直に応援させてもらえることがありがたく思った。これからもできる限り応援させてもらえばうれしいな、と思う。

 実はまだ彼女たちを知って、一か月程度である。まだまだ駆け出しのアイドルオタク。右も左もわからないけど、いつかちゃんと現地のライブに行けるように、彼女たちと面と向かって会えるように。これからも頑張りたい、応援したい。そう強く思ったお話会でした。

SharLieはいいぞ!以上、備忘録と、オタクの感情でした。


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