Facebook仮想通貨Libra 解説本①
はじめに
今回から「Facebook仮想通貨(暗号資産)Libra(リブラ)解説本 概略編」の著書の要約をしていきます。
リブラはビットコインの次に期待されていた仮想通貨です。Facebookがバックにいるということもあり、登場した時は世界各国が一斉に警戒をして規制をかけようとしてきました。
結構薄い本なのでざっくりと要約していきますね(*^-^*)
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リブラは2019年6月18日にFacebookが独自の仮想通貨として発表されたものです。
27億人ものユーザーを抱えるFacebookが仮想通貨を発表したということもあり、1%もの人が使うとしても2700万人という数がいるだけあり、メジャーな仮想通貨して期待されています。
仮想通貨は、本来は決済手段として利用されるはずでしたが、高騰してしまったビットコインのように投機・投資として扱われることになってしまいました。
リブラは純粋に決済手段として利用されることを狙っています。
現在、リブラはディエム(Diem)という名に変えて、交換レートが急激な変化をしないステーブルコインとして運営しています。
下記は詳細説明です
https://coinpost.jp/?p=207636
リブラの特徴①
リブラは、世界の国々から安価な手数料で利用できる銀行口座としてつくられました。
国家間で送金する際に発生する、膨大な手数料の削減が目的です。
リブラが出来る前には、全世界で17億人もの人が銀行口座を持つことさえできていませんでした。
Facebookはこれを可能にしようとしたのだそうです。
リブラはビットコインのように運営母体をもたないということもないため、交換レートが安定します。
以下がリブラの特徴です。
ⅰ安全でスケーラブルで信頼性のあるブロックチェーンを基礎としている。
ⅱ実態価値を付与するための金融資産であるリザーブを裏付けとしている。
ⅲエコシステムの発展を目指す独立したLibra協会がLibraを運営している。
ⅰのブロックチェーンですが、信頼性が高く、安全というのはすでに様々な仮想通貨の運用で実証されています。改竄がされないというシステムなので、ハッキングされて書き換えられるということがないからです。
スケーラブルという点は以下のようなことがあったためにできたものです。
ビットコインは急速にユーザーが増え、取引量が多くなってしまったために、パソコンのパワーが追い付かないというトラブルが起きてしまいました。
ブロックチェーンというシステムは、取引履歴を記録していく仕組みなので、取引量が増大するとそこに記録する作業時間が増えてしまい、取引が完了するまでの時間がどんどんかさんでいってしまいます。
交換レートが1ビットコイン=200万前後の頃は取引完了に数日かかってしまいました。
リブラはFacebookを利用していた人が使うと想定すると、ビットコインと同じようになることが容易に予想できます。
ⅱのリザーブですが、リザーブとは資産による仮想通貨リブラの価値を裏付ける運用方法のことです。
ビットコインはこの裏付けがないために価格が急騰してしまい、投機対象となってしまいました。
リブラはこれを避けるために実際の資産を積み上げて、それを元手に価格を安定化させる予定です。
現状では、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド通貨を担保とし、通貨だけなく、証券や国債なども利用して資金が目減りしないように運用する予定です。
(続く)
ブロックチェーンに関しては↑の記事で詳細に書いたので参考にしてください(*^-^*)
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