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和の心コズミックスピリット②世界の人々が認める日本人の徳性の高さ

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■序章 日本精神の深層に迫る―神道、禅、型文化に潜む縄文の型

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日本人の徳性は西洋人が感嘆をもらす程に高い


16世紀に布教のために日本に来たザビエルは次のように言っています。

キリスト信者の地方であってもそうでない地方であっても、盗みについてこれほどまでに節操のある人びとを見たことがありません

『聖フランシスコ・ザビエル全書簡』

このような日本人の性質は一般に考えられているよりもはるかに古い時代にまで遡ることができます。西洋の人々が日本を知り始めた時代の彼の手記を見ると、日本人の性質に対する驚きの記述が沢山みつかります。独特の礼節があることや、物が盗まることがないなどの徳性の高さに、多くの西洋人が感嘆しているのがわかります。

このような日本人の徳性は儒教思想や仏教思想によるものと一般には思われてきました。果たして本当にそうなのか、まず確かめてみましょう。


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日本人の徳性の高さは古代の三国志の時代と幕末とで差異がない?


仏教や儒教が日本に伝来したのは6世紀と言われますが、それよりも前の3世紀に書かれた中国の歴史書『三国志』の中にある、日本についての記述『魏志倭人伝』には幕末の西洋人の感動と見間違うほどよく似た日本人への感想が既に残されていました。

そこには物を盗むという行為がほとんど見られないことや、争い事のないことへの感嘆、丁重な礼節や特性の高さに関する様子が記述されています。彼らの社会では盗まれて当然という場面でも、倭の国では盗まれることがないから、取り立てて書かれているのです。

また『隋書』には日本人の振る舞いが極めてものしずかで雅であることが記述されています。

人すこぶる恬静にして、争訟まれに、盗賊少なし
性質直にして雅風あり

魏志倭人伝・後漢書倭伝・隋書倭国伝


他の倭人伝には日本人が礼儀正しく、目が合うと微笑んで会釈することや、道を率先して人に譲ることなども書かれています。これれが幕末の西洋人の感想と見事に一致しているのには驚かされました。

「人すこぶる恬静」「雅風あり」「争訟まれ」という記述はもの静かでやわらかく調和的な現代の私たちが連想する和のイメージそのものです。『和の心』『和の文化』と何気なく私たちは日本人の心や文化を総じて言いますが、この私たちの性質はいったいどこまでたどることができるのでしょうか?

それは私たちの一般的な想像をはるかに上回る時代へと遡るのです。


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儒教や仏教の伝来以前の何かから培われた日本人の徳性


『魏志倭人伝』は『三国志』という儒教思想を背景に書かれた書物の中の一部です。ということは、儒教の国からの初めての来訪者を驚かす程の礼節的文化が当時の日本に存在したということになります。

『三国志』「魏志倭人伝」には、古代韓国の様子が秩序ななく、村に主医はいるが雑然としていて良く制御することはできない…と自国にはるかに文化が劣ることが率直に書かれています。

比較すると、日本についての「其の風俗淫ならず」「盗窃せず、諍訟少なし」などの対照的表現にいかに感嘆が込められているかが伺えます。

『魏志倭人伝』が記述されたのは3世紀、仏教の伝来は6世紀、儒教の最初の伝来は5世紀ですが、本格的伝来はやはり6世紀です。つまり、まだ儒教も仏教も日本に伝わっていなかった時代です。この時代よりも以前にある何かが『魏志倭人伝』にあるような性質を培ったはずなのです。

儒教や仏教伝来以前の私たちの国には、明文化された儒教のような「教え」は存在しませんでした。現在の神道という呼び名やスタイルも定着していなかった時代に、一体何が私たちの祖先の心を培ったのでしょうか。

(続く)



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