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初の和太鼓祭り|涙|タイ料理

今日は一人で過ごす夜。2月下旬から勤務時刻に対する要望を叶えてもらっている。職場には感謝、感謝だ。その分ちゃんと結果を残すことを自分の心に決めてる。今は、自分の子供も居ないし、何かプライベートで没頭しているようなものもないし、とにかく仕事にやり甲斐を感じているので、基本一人でいる時は仕事のことばかり考えてしまう。ただ今日は、とっても楽しかった昨日の記録を残しておこうと思う。



人生で初めて、和太鼓フェスティバルに行った。
高校の吹奏楽部の友達を誘った。音楽を一緒に作りあげていた、一番一緒に行きたいと思っていた人と行けて嬉しかった。おおきなホール。壁が特徴的なボコボコで、音響にこだわっているホールということがわかった。

コンサートの司会は、大学の時に出会った友達。
出身地も大学も所属サークル等も違うのに、ご縁が生まれて続いていることが本当に不思議である。
彼女は相変わらずとってもイキイキしていて、キラキラしていた。眩しかった。母校へ楽曲も提供していた。同い年の彼女に対していつも「何者なんだ?」と思っている。彼女を見ているだけで心がみずみずしくなる感覚がある。舞台後には、最近はアニメの音楽を作曲していると教えてくれた。本当に尊敬する友人の一人だ。

和太鼓は「楽譜に音符があるわけでもないだろうし…リズムだけでどんな演奏が繰り広げられるんだ?楽しめるかなー。」と予想がつかなかったが、ショーを見たようだった。

甲高い真っ直ぐに伸びる音を出す篠笛。
パリッと張りがある音を醸し出すお琴。
太鼓の形も打つ向きも速さも違い、迫力に圧巻された。


「一生懸命は美しい」

と、何度も高校の吹奏楽部の顧問が言っていたことを思い出した。一生懸命頑張っている人が馬鹿にされて揶揄される雰囲気がないこと、進学校なのに、みんなが同じ熱量で本気で打ち込んでいることを合奏前に何度も承認してくれる顧問だった。
高校の部活ともなれば当たり前のような気もしてくるが、中学と比べて嫌々やらされている人やサボる人は減る。自分たちの意思や思いがスーパー詰まりまくった本気さに、少しだけ涙が出た。


歳を重ねると涙脆くなると聞いたことがあるが、こういうことなのかと25歳ながらに感じた。二度と戻れない青春の時間、がむしゃらに一つのものを創り上げる本気さ。

音楽にまたふれたいなぁと思った。
別のコンサートの日時をカレンダーに書き込んだ。



近くの神社。ひな祭り風の花手水が素敵だった。


帰りには、タイ料理をたらふく食べて帰った。
味の癖が強い料理なので、食べに行く人を選んでしまう大好きなタイ料理。「食べてみたいー!」とノってくれる私の友達はやっぱり最高だ。

まるで本を読んでいるかのような大量すぎるメニューから選んだ、ジューシーで身が詰まった海老のすり身揚げも、グリーンカレーも、激辛ソース添えの鶏も最高だった。あのメニュー何種類あるんだ?

ただ、"米太麺"というワードに惹かれて友達が頼んだタイ醤油で味付けられた料理は、個人的にはちょっとむつごかった。この文章を書きながら調べたが、むつごいって、香川の方言らしい。笑 (古語の不快を表す言葉「むつ」と「濃い」と合わせたものらしい)
「何の味か分からないが食べたことある味がする」という友達に、私が「黒糖じゃない?」と言ったら、友達は「黒糖の味しかせんくなってきたーーーーー!!」と言っていた。あとで調べてみると、"シーユーダム"というタイの醤油とのこと。
色んな食文化があって本当に面白い。

食後のタロイモとライチのアイスはとってもおいしかった。

友達もおいしいと言っていて、少し安心した。



ああ、世界が広がった良い日だった。
あと、大好きな友達が仲良くしてくれて嬉しい。
ありがとう。

2024.03.03

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