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いっしゅうき 2021.04④

2021.04.21 WED
134日目です。必要に迫られての掃除強化期間1日目です。浴室やトイレといった水回りの掃除をしたのですが、あまりの汚さに愕然としました。これまで友人に簡易宿泊所として部屋を貸し出す際、一応ささっと掃除をし、「まあ多少散らかってるけど、普段よりは断然片付いてるよ!」と胸を張っていたのですが、今回本腰を入れて掃除に取り組んだ結果、これまでの掃除は全然掃除ではなく、また多少どころか「片付く」の範疇にも入っていなかったことに気付かされました。これまできたねえ部屋に泊めてごめんね友人。許してくれや。少なくとも次来てくれるときは風呂場の電気は点くようになってます。

2021.04.22 THU
135日目です。必要に迫られての掃除強化期間2日目です。いろいろあって100均へまな板を買いにいったのですが、その後のすべての用事にまな板を持参しなければならなかったので非常に居心地が悪かったです。なぜうしろに用事を控えた状態でまな板なんて買ってしまったのか。皆さんは気を付けましょう。

2021.04.23 FRI
136日目です。2日間の掃除強化期間を経て、2日連続2時就寝、5時間睡眠となってしまい終日ふらふらしていました。目の下の隈と皺が大変なことになっていましたが、まあ筆者の各推しも総じて不健康そうで目の下の皺がすごいので、彼らとお揃いということでまあよしとします。いやなんもよくないが?

2021.04.24 SAT
137日目です。母にけしかけられた結果、ずっと買うのをためらっていた某呪術漫画の最新刊および公式ファンブック、ならびに推し①②の綿づめ(世間一般ではマスコットといいます)を購入しました。なお推し②は厳密に言うと推しの皮を被った赤の他人なのですが(若干のネタバレにご注意ください)、現時点で推し②のグッズがほぼ存在しないので背に腹は代えられません。かわいいね推し②。でもおまえじゃないんだよ推し②。精神的な負荷に耐えられないのでしばらくは封を切らず視界にも入れないように努めたいと思います。

2021.04.25 SUN
138日目です。労働先が、この時勢に伴って休業と相成りました。今日は出勤日だったのですが、普段元気な職場の皆さんがどことなく覇気がなく、リーダー的ポジションの方がぼそっと、「なんか……力抜けちゃいますよね……」と呟いていたのを耳にしてしまい、一介の雇われ人である筆者まで悲しくなってしまいました。筆者自身大好きな勤め先なので、どうにか、どうにか存続してほしいと切に願っています。

2021.04.26 MON
ファンブック……見ちゃった……推し②……どうして……。
就寝間際に読み始め、気付いたら朝4時になっていて絶望しました。おもしろいです、某呪術漫画。

2021.04.27 TUE
140日目です。読み返した結果、この1週間の記録があまりに薄っぺらく、うわ~やべ~という気持ちになったため、おすすめのアニメの話でもしてお茶を濁そうと思います。今回おすすめするアニメはこちら!

「ID:INVADED」と書いて、「イド・インヴェイデッド」と読みます。一見かわいらしいデフォルメの効いた絵柄ですが、ストーリーはかなり硬派、かつ細部まで設定がつくりこまれており、同時になかなか心にくる背景のもと物語が進みます。あと主人公のcv.が津田健次郎さんです。想像以上に渋い。そこがいい。

重大・猟奇的犯罪が横行する日本。現場に残された残留思念から犯人の深層心理を構築する技術が開発され、とある「基準」を満たした主人公らは、犯人の心理を観測することで事件の解決を図る──というのがおおまかなあらすじかと思います。初回はSFとミステリが濃密に絡み合った世界観に頭が追い付かないこと必至ですが、回を重ねるごとに深化していく謎と世界観の妙に、嵌まるひとはどっぷり嵌まってしまうと思います。かの傑作SFアニメ「PSYCHO-PASS」なんかが好きなひとは特に刺さるのではないでしょうか。
しかもシリーズ構成・脚本に携わるのは、ミステリ作家として活躍する舞城王太郎さんです。突拍子もないようなダイナミックな設定であるものの、その世界観を活用して緻密に構成された物語には一種の爽快感すらおぼえます。
救いのない物語といえばそのとおりなのですが、喪失感や罪を抱えながら「名探偵」として自身の役割と向き合う主人公らの姿も魅力的です。映像表現も素晴らしいので、ぜひぜひご覧になってください! 全13話ですのでわりとあっさり観られるはずです! というか観てください。イドの話をしたいよ。

……ちょっとは厚みのある1週間を演出できたかな。すみませんねなんもなくて。漫然と過ごしてたらこれが普通なんですよ。体を労わりつつほどほどに生きていきましょうね。

ほんとうにありがとうございます。いただいたものは映画を観たり本を買ったりご飯を食べたりに使わせていただきます。