見出し画像

今の自分と向き合い、今ここを生きる【ポジウィル体験記#04前半】

面談4回目。濃密だったので、前半と後半に分けています。

前回の話はこちら。



自分の至らなさを突きつけられた出来事

「1週間どうでしたか〜?」というトレーナーの果奈さんの問いをきっかけに、その週にあった出来事の相談から始まった。どんな出来事かというと、ごくごく簡単に言えば「とにかく動いて結果を出すのが大事なフェーズなのに、周囲からの批判や失敗を恐れて行動が起こせなくなっていることを、アドバイサー的な役割の人からガツンと指摘された」というものだ。
これ、アドバイサーの方の指摘は至極真っ当である。私自身もそうなってしまっている自分にうっすらと気付きながらも、いろいろと言い訳を作って自分を正当化してしまっていたから、私の至らなさを目の前に突きつけられて、仕事中にも関わらず、その打ち合わせではボロボロと泣いてしまった。
そんな、すごく感情を揺さぶられた出来事だったので、これは面談前にシェアしておきたいと思い、事前にチャットでも相談していた。そして、チャットでもらっていたアドバイスをもとにジャーナリングをしたりして、気持ちの整理はある程度ついたけれども、面談の場でも一緒に振り返りをしてもらった。

自分のモチベーションの源泉からの乖離が行動量を低下させていた

まず、そもそもの私の行動量が減ってしまった原因。これは、私のモチベーションの源泉と関係があった。私は、仲間と楽しい雰囲気の中で、お互いの力を重ね合うようにして物事に取り組むような状況だと、モチベーションがどんどん湧いてくる。これは、面談の2回目のネガティブ体験からわかったことだ。
一方、今回の場合、何か行動を起こすと誰からから批判される、嫌な顔をされるだろうと想像した結果、「行動すると自分が理想とする状況から遠ざかる」=>「だったら、行動しないでおこう」となっていたのだった。まず、「こういう理由で私は行動量が減っているんだ」、と理解してほしい。とのこと。そうそう、自分の認知を和らげていくステップは、自分の思考の癖を①認識し、②その癖が出た時に自覚し、③その上でベストを選択していく、という流れだもんね(第2回の面談前後でやった!)。
その上で、「今は笑えなくても将来的に楽しかったと思う。」というパターンもあるから。目的を達成するために必要な行動なのであれば、今を楽しむということは将来にお預けにしてもいいかも。とのこと。また、行動を実行する自分自身の課題と行動に対して評価する他人の課題は分離して考えられるようになるともう少し
楽になりそう。つまり、課題の分離と、奥行きをもった時間の捉え方がキーポイントのようだ。

「できないこともある」ことを認め、自分をケアする

次に、その時に涙が溢れ出たのは何か?を考えた。私の答えは「『やるしかない』と自分で決められなかったのが悔しい」ということ。では、なんで悔しかったのか?
それは、客観的に見たら行動するしかないのに、言い訳ばかり作って、行動することを決断できなかった自分が悔しかった。ポジウィルのトレーニングの中で、この記事のもう少し後で触れる妨害者ワークというトレーニングを日々やっているが、「犠牲者」という自分の大変さをアピールしまくる妨害者が出まくりだったんだと思う。完全に行動できない理由を言い訳として陳列させて自分を正当化していた。
そんな私に対して、果奈さんは「できないこともある」と言ってくれた。
そうだ。できなかった過去をいつまでも引きずるのではなく、理由に気づけたのだから、次は自覚できるといいなと思って、前にまた一歩歩みを進めていきたい。頑張っている自分を認め、自分に思いやりをもって進んでいきたいな。

未完の今を生きるという考え方

次に、任意として出してもらっていた読書ワークについて。私は「他者と働く」。この本には本当に感銘を受けた。最初は、己のできてなさ、いかに自分のナラティブの中だけでこれまでの人生を生きていたかを目の前に突きつけられて、本の文章を直視するのもツラい感じで読み進めていたが、「対話に挑むということは、組織の中で誇り高く生きること」「自分の理想に対して、現実は常に未完であることを受け入れる生き方を選択すること」という考えに触れて、ものすごく元気付けられた。そうだ、理想を達成している瞬間だけが人生じゃない。理想に向けて、今ここを誇り高く生きることが人生なのだ。このことに気づけて、抱いていたモヤモヤのかなりの部分が解消できた気がする。本当に気づきが多かったから、この本は、定期的に読み直したいと思う。にしても、宿題ワークで出される本が、今の私にぴったりのものばかりで、すごいなぁ。ポジウィルのトレーナーの方々の読書量はすごいんだろう。私も真似したい。

自分の中の犠牲者と向き合う

そして、先に少し触れた妨害者ワーク。
まず、果奈さんに指摘されたのは、「他者から指摘されると犠牲者が発動しがち」ということ。これはすごく実感があって、どちらかというと私は自分の思うようにやりたいタイプ。誰かに意見される場合、同じビジョンをもった状態で「もっとこうしたら?」という前に進む建設的な意見は大歓迎だけど、代替案なく単に否定されるのは本当に嫌い。これは良い方に捉えると、指摘されないように作り込むから「outputの質が良い」に繋がるそう。とはいえ、卵と鶏的に、そもそも犠牲者を発動してしまうと、自分が相手と建設的な議論ができなくなってしまうとも言えるので、自分で自覚できる割合を増やしていきたい。

また、仕事上でいうと、今どちらかというとリーダー的立ち位置にいるのだが、Topに立つ人が犠牲者頻出の人だとしたら、その人の元で働くのはそりゃ嫌になりそう。そんな自分の立ち位置を踏まえて、仕事上では、戦略的に犠牲者を引っ込められるようになりたい。そのためにも、まず自分が犠牲者の存在に気付き、ケアをしてあげよう。そうすることで、Topに立つ立場の時には犠牲者には出てこないでいてもらうということができそう。長期的になるけど、筋トレだと思って頑張る。

あと、名前をつけてラベリングすると良いと前の面談で教えてもらっていて、犠牲者のことを「かまってちゃん」という名前をつけたけど、あんまりしっくりきていないんだよなぁ。「褒めてほしいマン」とか「私だって頑張ってるもん君」とかそんなあたりの方がしっくりくる?今後も私の人生の中で彼?(彼女?)とは長い付き合いになるだろうから、いい名前をつけてあげたい。


ここまでが宿題ワークの振り返り。
ここから、4回目の面談の本題であるBDH ワークに入っていったけど、長くなりそう&まだ咀嚼中なので、それはまたの機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?