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「今ここ」を尊重し合える他人とともに【ポジウィル体験記#05】

ついに最終面談!早い!

前回はこちら。

自分の特性がわかってきた実感がある

まずは、この1週間の振り返りから。前回の面談終了直後は、なんだか頭がとっ散らかっていたのだけど、これまでの自分のポジウィル体験記を読み直し、さらに4回目の面談(前半だけだけど)をnote記事としてアウトプットしたら、頭が整理されてきた、という話から。どうやら私は、アウトプットする中で、咀嚼し、飲み込み、腹落ちする、という段階を踏むようだ。
だからこの5回目の面談は、いつもより早めに公開したい(書いてる今時点の希望)

次に、妨害者ワークの振り返り。取り組み始めてから2週間が立った。最初は仕事のシーンの妨害者ばかりを見つけていたが、ここ数日は、子どもとの関わりの中の妨害者について書くことが増えていた。トレーナーの果奈さんが「それは気付けるシーンが増えたということですよ!」と言ってくれた。なるほど、確かに仕事中のネガティブな出来事は、結構冷静に(ネガティブになりすぎないように)受け止められるようになってきた感覚があり、ちょっと自分の成長を実感できた。
もう一つ気づけたことは、妨害者のうち「犠牲者」はよく自覚できるけど、「理屈屋」はあまり見つけられていない、ということ。これも「理屈屋は気付けていないなぁと気付けている、ということですよ!」と果奈さんのポジティブコメントが嬉しい。おそらくこの理屈屋は、私が腹落ちを気にしている時と繋がっていそうとのこと。これからは、理屈ばかり考えて行動が止まっている時に、どこかにいるかもしれない、と探してみたい。

残すは直近1~2年のアクションプラン

そして、最終面談ということで、5回目開始時点での立ち位置の確認へ。
私が初回面談時に、今回の35日間のトレーニングのゴールとしていたのは、こちら。

★現職のプロジェクトを進めるにあたって、対人関係における課題に向き合い、今後に活かす考え方や行動を知る。
→孤独感を感じず、(会話できる範囲の)仲間からと同じ想いを共有して前進できるようになる。(仕事での人間関係、親子関係・友人パートナーシップ関係)

★3年〜5年後の理想のキャリアとはどのようなものか考え、実現のためのアクションプランを設計する。
そのためにそもそもの自分の経験を棚卸しをして、自分が頑張ってきた経験を客観的に認める。

これ以外にもあるかもしれないな、進めながら適宜確認していく。

初回面談時のゴール設定より(一部ぼやかしてます)

まず、自分でこれを見直して笑ってしまったところとして、一番最後の「これ以外にもあるかもしれないが…」の行。これ、最初の面談時に、ゴールを立てた時の気持ちを果奈さんに聞かれて、答えた内容を残していたもの。
今見ると、これは完全に妨害者の「理屈屋」が出ている思考だ。本当にこれでいいのか、ロジックが通りきっていないのでは?と決めきれていない自分がありありと出ている。でも、5回目の面談をしている自分はそれを自覚できたのだから、成長したってことだなぁ、なんて思ったりもした。

そして、この二つのゴールに対する、現在地の確認。
1つ目の対人関係は、5回面談目の今という区切りで考えると、10点満点中10点!
結果主義思考だったり、犠牲者・理屈屋などの妨害者の存在だったり、自分の思考の癖を認識し、少しづつ自覚できる頻度やシーンが増えてきている。これで完璧というわけではないけれど、このまま自分でトレーニングしていけば良い対人関係を築ける自分に成長していくことがイメージできているので、大丈夫だって言えた。

2つ目の3~5年後の向けたアクションプランについては、7点。
BDHワークでありたい姿を言語化できているところまでが今ある7点、残りの3点は、もう少しここ1~2年のアクションを具体化して動き出せる自分をイメージできるようにしたいというところだ。3回目の面談で取り上げた、私の強みが発揮されるスターを見つけるために、キャリアにおける目的と目標を定めていきたいのだ。

私の「今ここ」を、尊重し合える他人とともに生きたい、すると結果はついてくる

そうして、本題のBDHワークへ。
まず、Being。

Being:どうありたいか
自分の「今ここ」に挑戦し続け、他人と敬意とともに同じ共同体で過ごし、 振り返ったときに自分の人生を祝福できる自分でありたい。

ここまでポジウィルで過去の体験を振り返ったり、アドラー心理学や成人発達理論の本を読む中で、「今ここ」を生きることがいかに人生の満足度につながるかが、自分の過去の経験と理論の両面から、ひしひしと理解できるようになった。満足度が高かった時期は「今ここ」に意識が向いていたし、ポジウィル受講を決断した時も含め、モヤモヤを抱えた時は変えられない過去や不確かな未来に囚われすぎていた気がする。これからの人生は「今ここ」に意識が向く時間の割合を100%とまでは言わないけれど、もっともっと増やしていきたい。当たり前のようで忘れてしまう時も多いから、今後の人生も「今ここ」に挑戦し続けることを、Beingで自分に明示しておく。

そして、人間関係。ここは、4回目の面談で整理した通り、自分も他人もそれぞれの人生の価値観の中で、何度もチャレンジをし、そんなお互いを尊重しあう関係でありたい。その時には、相手の岸に踏み込みすぎず、橋を渡しながら対話したいなという思いを「敬意とともに同じ共同体で」という言葉に込めた。

その結果として、自分の人生は祝福できるものになるだろう。そんなふうに明確に思える。良いBeingが定まった感。


線から面の関係性へ

次にDoing。

Doing:どう行動するか
・ノーロジックでもいいから、まずはやってみる。(機会・人脈の獲得へ)
・たとえ本人がその場にいないとして、仲間の素敵なところを周囲に広めていく(人脈の親交へ)
・自分にも他人にもその人らしい力があることを心から信じて、言葉を交わす(スキル・人脈の獲得へ)
・自分は何者で、何をしたいのか、何ができているのかをアウトプットをし続ける(スキル・機会の深耕へ)
・毎日7時間は寝る(全ての土台)

大きな方向性としては、4回目の面談と変わっていないのだけど、よりHavingとの繋がりがわかるように整理した。繋がりだけでなくて、獲得なのか深化なのかを横軸と縦軸をとるように解像度が上がってきた。
あと、私にとっての大きな転換点としては、2つ目の「たとえ本人がその場にいないとして、仲間の素敵なところを周囲に広めていく」というのが加わったところ。本人にいいところを伝えたり敬意を払う線形的な関係ではなく、第三者にいいところを伝播させたり、そんな面的な関係を築いていきたい。前回まで、言語化できていたけれどもなんか足りないような感じがあったのは、この面的な視点が可視化できてなかったからなんだろうなぁと思った。
これ具体的には、今のプロジェクトメンバーの良いところをもっと経営側に伝えたいという気持ちがある。「これが一つの『応援』や『祝福』なのかもしれませんね」と果奈さんに言ってもらって、本当私にとってそうなんだろうなぁと思った。

ちなみにHavingはこんな感じ。

【スキル】
・他人と自分の課題を切り分けられる認知スキル
・立場(岸)が違う人とも、心を通わせられるコミュニケーションスキル
【人脈】
・たまにしか会えなくても、会うとたわいのない会話ができる大学時代からの親友
・お互いの人生を尊重し合いながら、支え合える家族(息子)
・同じビジョンに向かって、走れる仕事仲間
・明るく挨拶し合う近所の人
【機会】
・ライフミッションに挑戦し続けられる機会
・新しいコミュニティとの出会い
【持ち物】
・自由に使える時間
・現状維持の生活ができるお金
・今のような心地よい家

理屈屋と上手く付き合って私は選べてる?

そして、最後にキャリア設計ワークへ。
まず、果奈さんから、大きな方向性として、①現職に残る、②転職する、③起業するという選択肢を具体的な可能性とともに示してもらい、その中だと、①現職に残るが自分でも一番しっくりくる状態になっていた。
私にとって可能性を狭めていたの、私の中の「理屈屋」の仕業だったようで、これまで「現職だと前例がないから…」と理屈を立てて選択肢を消してしまっていたところを、今の私は、ちゃんと選択肢として残せて、そして、選べていた。

「今のプロジェクトはいずれ終わってしまうかもしれない。終わり方を知るという意味では、終わってしまってもいい。その後、前例がないとしても、選択肢がないわけではない。ただ、準備は大事だから、『し続けたい』なら会社のリソースを賢く使って今もアイデアを考えたりするといい。」と果奈さんは伝えてくれた。

ここは正直まだ完全に視界が晴れたわけじゃなくて、それは、この選択肢を選ぶことで立ちはだかる現実の壁に対して、私の覚悟が決まっていない感じがあるからだ。職場の若い年齢層の子達とランチする機会があり、今の会社でもこの子達とならできるかも?という希望や、会社の中でできるところまでやり切ったら社外に出るというマイルストーンは見えたものの、まだ「そこに向かって走る!」と言い切れない自分がいて、そこはもう少し一緒に整理してもらうことになった。
これは、私の「理論屋」が出過ぎているのか、どうかちょっとまだ見極められていないけど、自覚的でありたいと思う。

それにしても、本当にトレーナーの方の、受講者の思考を汲み取る力と認識を合わせていく力はすごいなぁ、プロフェッショナルだなぁ。。

最後のワンマイル頑張るぞ!

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