見出し画像

老眼も進むよね

私は2000年初め、インターネットのブログシステムで言いたい事を書きまくったりしていた時期がありました。承認欲求おばけだった私は、アクティブにインターネットに書き込み、持ち前のアホアホガッツで面白そうな人へ連絡したり、直接会ったりしていました。もう20年も前だとは信じられません。そして、10年以上ぶりに書いてみよかなと思いたちました。推しの中山功太さんがやってるからな。

本当にあっという間に時間は過ぎてしまうし、なんとなく何者かになるのではないかと根拠のない自信もあったのですが、何者かになるどころか何処にも行けず、つぶれたり、また歩いたり、ただただ足踏みを続けたりしています。

とかいって、へしゃげた自分を憐れんだりもしていないし、おそらく人よりなんだか色々ある人生だなあとは思うけれど、何も無い方が恐らく退屈になり果てて、何かをしでかしてしまったかも知れないので良かったと思う事にしています。

私の今一番にハマっている中山功太さんが話す、「これ、ホンマに俺の人生か?」ってフレーズが好きなのですが、人生ってゆーのは、ままならんものですなぁ。この歳で結婚を一度もせず、子供もおらず、高円寺の小さいマンションに賃貸で暮らしているとは思わなんだよね。親になるために大学で犯罪心理学、児童心理学を勉強したのにドブに沈んだよ。酒を呑みに行くと有難い事に、勇気でるわー!元気でるわー!と言われるけど、底辺の人間を見るとだいたいみんな勇気がでるのかも知れないですね。そんなんでも、楽しく思っていただけるなら、それだけで嬉しいです。

なんとなく、人の心の中の楽しい思い出のひとつにふっと自分が片隅にいたらこんなに嬉しいことは無いよね。それは、くだらなくてどうしようもない事の方が良いな。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?