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ノリコ✕言霊

眠いです。
私が怠慢なのか、クスリなのか、何かの妖怪の仕業なのか・・・

まだまだ、仕事です!
って方、本当にご苦労さまです(-_-;)

はじめに

「言霊」とのりこは良く使う。否、使われる。
ぼくは、言葉が汚い、悪態であればいくらでもでてくる。

自分が思う「いい人」になりたい。

そんな願望とは裏腹に毒を吐き散らす・・・

悪態

「とんちゃん」から始まり「ブタ」まで、ノリコの呼び方はさまざまである。小顔で綺麗な顔をしているノリコではあるが、病気と怠慢により、胸から下は、着やせタイプである。

母親には「くそばばぁ」から始まり「死ね」等の言葉は幾度となく口にしてきた。後悔したことは殆どない。心底そう思っているのだと思う。
ぼくが悲しい存在にしか聞こえないが、そうなのだから仕方がない。

言霊だよ

ノリコへの呼称は照れ隠しの意味合いが大きい。
「ノリコ」「ノリコさん」「ノリッペ」「のんちゃん」「のりぴー」どもれ恥ずかしい。
そのような呼び方をした時のノリコの反応もぼくには面白い。
ぼくの喜びのために屈辱的な呼称で呼ばれるノリコはたまったものではなく、「言霊ってあるのだよ」と言われ続ける。
「薄ら禿」はのりこの常套句である。のりこ言霊だよ。薄ら禿るよぼく・・

最後に

母親の事は根っから好きではなく、たとえ亡くなってしまっても、悲しいとは思うことがないと最近まで思っていた。

しかし、すっかり衰えた体から漏れる言葉の数々を聞いていると、悲しい気持ちに包まれた。

ノリコにはこう伝えた「きみちゃんが死んだら、ぼく泣くかもしれないわ」
その時を迎えた時、ぼくは「言霊」について考えるのだと思う。

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