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共感 拡大 ファンの強さ

ファンをつくる力
デジタルで仕組み化できる、2年で25倍増の顧客分析マーケティング

藤掛直人

表紙

「ファンとは何か」
「ファンづくりの方法」
「ファンの力」の説明を
川崎ブレイブサンダースがやってきたマーケティング戦略と合わせて解説している1冊

本質的な部分と川崎ブレイブサンダースの具体的な実例部分が混ざっているため速読しやすかった

【要点】
①そもそも、ファンとは何か

ファン≠リピーター
ファン⊂リピーター

「個性を支持して 意識的にリピートし続けたいと考えている状態」

②ファンづくりは3つのプロセスがある

❶個性の定義と体現(=共感)
❷体験価値の最大化
❸体験人数の増加


・自身のコンテンツの個性を定義する
・その個性を体現してもらい、その個性に共感してもらう
・ここがベースとなって❷❸が動く

・PDCAサイクルを回してより良いものを作っていく
・各種SNSを使い分けて得られる価値を高める
・そのSNSは全体のどのような方針、効果を目的として行うのかを明確に決めて行う

・ターゲットを広げてPDCAで効率化
・各種SNSを利用してリーチを広げる

デジタル戦略でリーチを広げる際は、各SNSを伸ばすことを筆頭に置くのではなく、「ファンをつくる」という前提の目的のためにどんな役割を担うかを考える。
また、その前提から「やること」「やらないこと」を決める

【感想】
ファン≠リピーター という話はビビッと来た。
よく、共感が大切、親しみやすく、親近感、など言われているがそれが大切なのは、ファンとはただのリピーターではないから。
もしリピーターを増やしているだけだったら、上位互換が現れた時に離れてしまう。
個性を掲げて、見せて、共感してもらう。

PDCAで最適化、リーチを広げる、はよく書いてあることだったが、実際の成功例と共に記されているので初見の人には分かりやすいと思った。

YouTubeが成功したことで各SNSを広げそこでも成功。YouTubeの案件やコラボも多数舞い込む状態。革新的すぎないけど界隈の中では進んでる半歩先のことをいち早くやることで先駆者利益が得られる。

あとは、細かい箇所において
・コンテンツを知らない方もクリックしたくなるサムネイルをつくる
・見せたいものを投稿するのではなく視聴者ニーズに応えることが大切
も改めて大切だと痛感した。

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