一年経てば風化する気持ちで作られたもの。
youtuberが燃えているのを眺めて、思ったことが2つある。
まず、動画を作るのをやめない人がいること。これはすごいことだと思う。自分たちには不利益しかなく、絶対に批判されることを承知で、なお動画で何かを表現しようとする姿勢は素晴らしい。
過ちは誰だって犯すものだ、やらかさないのが一番だが、それが正当なチャレンジであっても過ちは生じる。やった後の対応がその人を表す、とつくづく自分に言い聞かせるいい機会になった。
そして、何よりも一年前にコロナの注意喚起の動画を作っていた人たちが行ったことが芯を食って気持ち悪い。
神妙な面持ちで注意喚起をした自分を一年経てば忘れてしまえるなら、その動画で我々が感じた誠意は全くの嘘っぱちであり、そもそもコロナも動画のネタにされたに過ぎなかったんだろう。
一年経って自分が作ったものを忘れてしまえるのであれば、そこにあったのは創作ではなく生産で、ただお金にとりつかれた何者かが画面に映っているのを現実逃避で熱心に見ていた自分がどこまでも恥ずかしい。
自分の仕事や興味関心に集中しよう。それだけに労力をかけよう。人の過ちを通じて自分を一歩前に進められた今日はいつもより少しよくできた気がする。
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