素人がLPを作る時に考えること

専門的な知識がなくても、webマーケティングを実務的な意味で前進させる方法を色々書いています。

前回は、コンバージョンを発生させるフォームに関する話を書きました。

https://note.com/uyeno_man/n/nf59e4bc4f6d5

フォームをいじっていく体制を整えながらやることとして、今回は受けページ制作についての話ができればと思います。
※基本的に製作パートナーさんへ発注すること前提の話です。

結論は、これからお話しする「誰に、何を、どのように」をちゃんと紙に書いて進めていけば、安くて良いページが作れる。です。

短期間で集客体制を構築するとしたら、LPを作ってみよう。となることが多いと思います。
(すでにwebサイト持っているなら内部に特設ページを作ったりね)

LPを作る金額も松竹梅ありますが、スタート時期にはそこまで費用をかける余裕は無いと思います。なので、安価(10〜30万くらい)で、どれだけ良いものを作れるかを考えたいところです。

良いものとは、かっこいいものとか見栄えがいいだけでなく「与えた目的を達成する機能を持つもの」と考えます。

では、安く良いものを作るにはどうするか。
基本的に高価なページの制作費にはイケてるディレクション料金が含まれます。(たまにディレクション費だけとって何もしてくれない会社に出会う時もあります。痛い思いして経験していくしかありません。)

なので、安くするには、自分たちでイケてるディレクションをするしかありません。

具体的に僕は「ユーザーに提示する内容」と「順番」を熟考するに尽きると考えます。

僕は、マーケティングの仕事をしてきた。と胸を張って言えるのはここ4年間くらいですが、師匠とも言える人に最初に、「誰に、何を、どのように。」を考えることが全て。と教わりました。物覚え悪いほうですが、今も必ず取り入れるようにしてます。あらゆる業務でです。

今回のLP製作に関しても、この考え方で進めます。

具体的なアクションは、

「誰に」シート
「何を」シート
「どのように」シート
の三枚をスプレッドシートなどで作る。

その情報でステークホルダーに了承を取る。これができていれば、偉い人のどんでん返しをだいぶ防げます。

先のシートを製作会社に投げて、軸がブレないようにデザインに落とし込む。

です。

「誰に」シートとは、
ペルソナと言い換えてもいいかもしれません。
以前も書きましたが、僕たちの商品が役に立つ人の気持ちを憑依させて、名前、年齢、仕事、家族構成、悩み、意思決定するポイント。事細かに、狂気とも言えるぐらい妄想して書きます。顔写真まで入れば完璧です。

「何を」シートとは、
今度は僕たちの強み。上記の方に対してアピールできること。を一覧にして並べます。コスパが良い、売上no.1、新商品、口コミ高評価うんちゃら。などなど。

「どのように」シートとは、
誰に。で考えた人に対して、どのような順番で、どのようなコンテンツにして、お話しすれば買ってもらえるのかを書きます。
この場合は、コンテンツに落とし込んで、出すべき順番を整理してあげるといいでしょう。

コスパが良い→他者比較表
口コミ→インスタなどのスクショ

といった形です。
僕が作ったシートもサンプルで載せようと思います。後日頑張ってつくります。

その後、デザイン周りが仕上がった際の確認も、シートに書いた内容からズレがないかを確認するだけで、大枠は大丈夫です。

そもそものイケてるイケてない。というセンスの話は、今日は置いておきます。。

センスについて詳しくなる必要は、お好みで判断でよいと思いますが、ノンデザイナーズデザインブックなど、名著は読んでおくといいと思います。