【シティリーグ】令和のグランブル【BEST8】
こんにちは、ゆうやまです。
今回はシティリーグで使用したデッキの紹介です。
マッチングが噛み合い、トーナメント1回戦を抜け、BEST8になることが出来ました。
ただ、組み方が最初からファンデッキ寄り(環境を無視して、いかに安定してコンセプトを達成できるかを考えた組み方)なので、回ったところでパルキアに不利ですが、その点はご了承ください。
※全文無料の投げ銭式です
※記事内下線部はカード詳細へのリンクとなってます。わからないカードがある際は活用してください。
【デッキレシピ】
【デッキコンセプト】
見ての通り、ヒスイウインディのワザ[はっぽうやぶれ]を使うことに特化したデッキです。
2018年9月の拡張パック「超爆インパクト」に収録されたグランブルが同じようなワザを持っており、すぐ後のCL東京で予選全勝しており、当時話題になっていました。
ファンも多いデッキかと思います。
タイトルの「令和のグランブル」はそういうことです。
実は2018年って4年前らしいですよ。
怖いですね。
【採用カード】
ポケモン
ヒスイウインディ ヒスイガーディ 4-4
エネルギー無しでワザが使えて、手札が無ければ160ダメージ出せる
大抵のVMAXやVSTARを2回で倒せるので、お互いに1匹ずつ殴り合うとサイドレースで勝てる(VSTAR相手は先に殴る必要があるが)
一応、アルセウス系統、雷系統、ヒスイゾロアークV等の闘弱点Vデッキが増えているので、タイプも強め
デッキコンセプトなので最大枚数
ヒスイガーディはHPが高くワザが強い[タイムゲイザー]版を採用
ゾロアーク ゾロア 4-4
ヒスイウインディとチルタリスの傘増し兼グラエナ
使用用途が多いので最大枚数
チルタリス チルット 2-1
1回倒された後や、チルットサイド落ちの際は幻影変化から出てくるので進化前の方が少ない
基本的には次の番に使うサポートを山札の上に固定してワザを使う
チルタリスはサイドに落ちると困るので2枚
ヤレユータン 1
基本的にチルタリスで固定した山札で番が帰ってくる様に立ち回るので、無くてもちゃんと回るが
・トップに置いた[ボスの指令]をケアしてダメージの乗ったポケモンでワザを使われる
・[ピオニー]で巻き込みたくないカードを山札に逃がす
・トラッシュしたいカードを山札の上に置いて[トレッキングシューズ]でトラッシュする
・2ターン目に手札を0枚にできない時にチルタリスで持ってきたサポートをすぐに使う
のように便利な場面が多いので、あったらいいな枠としてサイド落ちは割り切って1枚
グラエナ 1
ミュウVMAXをワンパンするために採用
一応、VMAX系統に対して手札を抱えたまま160ダメージ出せる
VMAXに対してしか使わないので、サイド落ちは割り切って1枚
マナフィ 1
連撃ウーラオスVMAX、かがやくゲッコウガ、ジバコイルVSTAR等の複数体狙撃は流石に辛いので渋々採用
グッズ
しんかのおこう 4
レベルボール 4
手札の減らないボール系統
[ピオニー]から持ってきて使う
当然最大枚数だし、ルールが許すならもっといっぱい入れたい
全然足りない
クイックボール 4
展開を固定できてない2ターン目や手札干渉の返しに手札を減らす、トラッシュに置きたいカードをトラッシュする、ヤレユータンを持ってくる
等、便利なので最大枚数採用
バトルVIPパス 1
後攻1ターン目の[ピオニー]を強くしたかったので、[ハイパーボール]だった枠から1枚だけ採用
当日は1回も使わなかった
ポケギア3.0 2
[ハイパーボール]を全く使わなかったためできた枠を、[ピオニー]になりえるカードである[ポケギア]に使った
採用していたおかげで助かった場面もあったが、もっと詰められる枠だと思う
トレッキングシューズ 4
山札の実質枚数を56枚で構築するためのカード
チルタリスやヤレユータンと合わせて[ザクロ]やその他任意のカードをトラッシュする役割もある
あなぬけのひも 2
バトル場のポケモンは倒せないが、ベンチのポケモンなら倒せる場面でサイドを進めるために採用
このデッキ唯一のいれかえ手段なので、大事に使いたい
こだわりベルト 3
ウインディでオドリドリがいない時のゲノセクトVやミュウV(追記:闘抵抗のため倒せません)、グラエナでオドリドリ込みのミュウVMAXをワンパンするために採用
[こだわりベルト]+[ザクロ]で220ダメージになり、多くのポケモンVをワンパンできるようになる点も便利
当日はムゲンダイナVMAXをワンパンするために使ったりした
サポート
ピオニー 4
使うと八方破れの条件を満たせるスーパーカード
基本的に[レベルボール][しんかのおこう]を持ってくる
適切な場面で[こだわりベルト][あなぬけのひも]を持ってくることが出来るので、結構器用に動ける
ルールが許すならボール系統と一緒にもっといっぱい入れたいし、そうなったら下の2種は要らなくなる
ユウリ 4
ヒナツ 2
ボール系統のグッズを消費せずにポケモンを大量展開できるサポート達
[ボールガイ]型で組んでいた際に、山札のボールが無くなって中盤以降展開できなくなることが多かったので、ボールを経由せずにポケモンを大量展開できるサポートが欲しかったため採用
[ユウリ]は後攻1ターン目に最も強いサポートなので最大枚数
[ヒナツ]は1~2回しか使わないので2枚
ワンパンできなかった(サイドが手札にく加わらなかった)次のターン等はほぼデメリット無しで使える
余裕があるターンにチルタリス+ヤレユータンで持ってきて使うととても楽になる
(前日まで[ヒナツ]の存在を知らずに[ポケモンブリーダーの育成]を入れていた、危なかった)
ボスの指令 2
2回で倒す時に、ベンチに逃げた手負いのポケモンを追いかけるために採用
逃げずにワザ使ってくることも多く、ヤレユータンで温存できるため、意外と2枚でも足りた
ザクロ 1
[こだわりベルト]+[ザクロ]で220ダメージの他に、ちょうどHPが160+30で環境に多い非ルールアタッカーである、[大きなおまもり]の付いたインテレオンをワンパンするために1枚だけ採用
強引に手札の枚数を調整できる点、勝手に帰ってくるので1枚でも使い回せる点も便利
クララ 1
[ピオニー]でポケモンをトラッシュしすぎた場合や、ポケモンが何枚もサイド落ちした場合、進化前のうちに何体も倒されてデッキ内の進化前と進化後の比率がかなりズレた場合にポケモンの傘増しができる、ヤレユータンやマナフィを回収するカードも入れたかった
これらを[ヒナツ]のような「とりあえず場にポケモンを増やすサポート」で担えるので採用
スタジアム
なし
エネルギー
なし
【不採用カード】
ポケモン
ビーダル
サーチ軸にしたため、ビーダルを場に出したいタイミングが無くなり、不採用
サクラビス
クイックシューターを止められるため、インテレオンのアクアバレットで倒されなくなり、マナフィも併用することで、インテレオンがアタッカーとして機能しにくくなる
入れた場合どの程度勝率が変わるか検証する時間が無く断念
対パルキアの鍵になるかもしれないと期待したい
アップリュー
エネルギーも合わせて枠を作らなければいけない上に、少ないエネルギーを的確に引かなければいけないため、サーチが主体のこのデッキとは噛み合わず断念
パルキアVSTARに対して使いたい
キャプチャーエネルギーを採用しつつ、ドローして手札を使い切るタイプにすれば採用出来るかもしれない
本当は[センパイとコウハイ]が欲しい(無い)
パルスワン
[センパイとコウハイ]で[レインボーエネルギー]と[こだわりベルト]又は[ばつぐんグラス]を持ってくることでパルキアVSTARをワンパンできるぞ!
[センパイとコウハイ][レインボーエネルギー]がスタンダードレギュに無いため断念
グッズ
ヒスイのヘビーボール
主にヤレユータンやマナフィのサイド落ちをケアしつつ、[ピオニー]からヒスイガーディやゾロアになりうるカード
1枚くらい入れてもよかったかも
ふつうのつりざお
ドローがほとんど無いため、[ピオニー]で持ってきて使うが、それなら[クララ]で直接2枚回収した方が強いので不採用
ふうせん
[あなぬけのひも]で足りたので、不採用
たねポケモン11枚のうち9枚はスタートしたい(スタートして問題無い)ポケモンのため、[ふうせん]が無くて困る場面が起こりにくいのもある
しあわせタマゴ
大幅に手札を増やし、それを使い切ることで立ち回るタイプになり、根本的に回し方が違うため、試す時間が足りず断念
サポート
ボールガイ
山札のボールが減りすぎてしまい、終盤にはポケモンを持ってくる手段が無くなってしまうため、不採用
センパイとコウハイ
ふたごちゃん
再録してください
スタンダードレギュに無いので断念
スタジアム
ローズタワー
無くても回るし、不確定なドローのタイミングが増えるとワザが使えないことがあるため、不採用
頂への雪道
シンオウ神殿
[ローズタワー]は要らないけど何かスタジアム欲しいなと思い、妨害系を考えたが、このデッキにデメリット無しで採用できる妨害系スタジアムでは不利対面は覆らないので、不採用
ファッションモール
素引きした[こだわりベルト]や[ふうせん]を盤面に逃がせるが、そもそもドローのタイミングがかなり少ないため、不必要なタイミングでこれらを引かないため、使用タイミングが無く、不採用
せせらぎの丘
最も入れたいスタジアムだが、スタンダードレギュに無いため断念
戒めの祠、呪われた祠、砂漠の遺跡(等の後継)
VSTAR系統に対して勝ちやすくなるので、早く収録してください
エネルギー
キャプチャーエネルギー
ターン1制限の付いた[ネストボール]であり、逃げエネ
たね展開はユウリで足りる点、逃げ手段は[あなぬけのひも]で足りる点、辺りの理由で不採用だけど、レベルボールの5枚目以降として、数枚くらい入れてもよかったかもしれない
アップリューを入れるのであれば、キャプチャーエネルギーを優先して採用したい
【回し方】
先攻後攻の選択
後攻から強い動きができるように組んであるが、先殴りする必要のある対面は先攻の方がいいし、なによりもパルキアに対して後攻では勝てないので、パルキア戦を捨てないために先攻を取ります
1ターン目
・たねポケモンを並べる
手札にいる進化ポケモンの進化前とチルットを優先して並べる
ウインディはゾロアークから出てくるため、必ずガーディでなければいけない訳では無い、手札と相談しながら決める
[レベルボール]は2ターン目にチルタリスを持ってくる役割があるため、[しんかのおこう][ピオニー][ヒナツ]が手札に無ければ、[レベルボール]を1枚だけ温存する
それではどうしてもたねポケモンが足りない場合は、[クイックボール]でヤレユータンを持ってきて、次で解決する可能性を作りたい
2ターン目
・手札を0枚にしつつ、チルタリスとヒスイウインディを用意する
難しいように見えるが、[ピオニー]を使うことで、手札を0枚にしながら[しんかのおこう]2枚で達成できる
サーチカードやすぐに使えるカードも多いため、[ヒナツ]を使用しても手札を0枚にできる
・チルタリスで次のサポートを予約しつつ、はっぽうやぶれで殴る
3ターン目以降
・的確にサポートを用意して盤面を作り続ける
【チルタリスで予約するサポート】
はっぽうやぶれでサイドを取る場合
基本的には[ピオニー]で、適当に足りない部分を持ってくる
はっぽうやぶれでサイドを取らない場合
a.次のアタッカーがいない/たねポケモンが少ない
[ピオニー]で[しんかのおこう][レベルボール]を持ってくる
b.次のアタッカーがいない/たねポケモンが十分
[ヒナツ]で場の進化前に対応する進化ポケモンを持ってくる
c.次のアタッカーがいる/たねポケモンが少ない
[ユウリ]でたねポケモンを並べる
ゾロア系2
ガーディ系2
ヤレユータン
チルタリス
になるのが基本で、グラエナを何度も使う対面ではゾロア系を多く並べる
d.次のアタッカーがいる/たねポケモンが十分
[ボスの指令][ザクロ]のような展開できないが強いサポートや、[ユウリ]のような余りがちなサポート、[こだわりベルト][あなぬけのひも]が必要であれば[ピオニー]を持ってくる
チルタリス+ヤレユータンについて
基本的には上記のようにチルタリスで次のサポートを予約するため、ヤレユータン無しで回すのだが、[マリィ][ツツジ]のような手札干渉、相手の想定外のプレイにより[ボスの指令][ザクロ]が必要になると言った場面でこのコンボを使う
チルタリスのみで展開する際はヤレユータン不要かつゾロアークからチルタリスが出てくるので[ボスの指令]に耐性があるが、このコンボでは[ボスの指令]でシステムポケモンが倒された際に立て直しが難しくなる
楽ができるため使いたくなるが、基本的に頼らないように立ち回った方が強い
このコンボに頼った際は、どこかのターンはトップのカードだけでなんとかして、チルタリスで予約するパターンに軌道修正したい
【デッキ相性】
どちらかというと有利
ミュウVMAX
ヒスイゾロアークVSTAR系統
アルセウス系統(ノコッチ不採用)
雷タイプのV系統
悪弱点のVMAX
基本的にヒスイウインディかグラエナで弱点を突ける対面は有利かと
五分
各種非ルール系統
弱点を突けないVSTAR系統
サイドレースが五分なので先殴りした方が勝ち、もしくは止まった方が負けです
不利
パルキアVSTAR
耐久系VMAXやVSTAR
パルキアVSTARは
・月光手裏剣
・[大きなおまもり]付きインテレオン
のように、パルキア側にはサイドの枚数をズルする方法があるのに対し、ヒスイウインディ側には
・(採用率の低い)クロバットVを倒す
・[こだわりベルト]+[ザクロ]でパルキアVを倒す
くらいしか無いため、先殴りした上で、上記のサイドのズルを許さない立ち回り
・的確なタイミングでマナフィを出す
・かがやくゲッコウガを先に倒す
・[ザクロ]を使って[大きなおまもり]付きインテレオンを倒す
が必要となります。
明らかに要求の高さが違う上で、じゃんけん負けすら許されないので、かなり厳しいです。
耐久系はアルセウスVSTARが出てくる構築であればアルセウスVSTARでサイドを進めたいですが、相手を倒せないままにどんどんポケモンが倒されていくと、そのまま捲れなくなります。
【マッチング】
予選
勝 パルキアVSTAR
先攻を取れて、月光手裏剣を使われなかったため、なんとか勝てた
勝 裏工作アルセウス
後2でアルセウスVSTARをワンパンし、その後もサイドを取り続けた
トップに予約するサポートをミスしてお守りインテレオンを倒せないターンが出来てしまったが、相手が[ボスの指令]+エネルギー手貼りができずに1ターン耐えたので、ギリギリ勝てた
後1でガーディがワザを使い忘れたので、50%でもっと楽なゲームになってたはず…
勝 DDD(ドガス・ダイケンキ・ダイナ)
後1覚醒でガラルマタドガスが出てくるが、[ピオニー]を持っていたので、そのままマタドガスを倒し、相手の[マリィ]から[こだわりベルト]を引いたため[ボスの指令]でムゲンダイナVMAXをワンパン、そのまま殴り続けて勝ち
負 パルキアVSTAR
後攻だったので、普通にしっかり回ったが負け
勝 ドラパルトVMAX
相手事故&グラエナで破壊できる対面なので、余裕を持って勝てた
グラエナ警戒で進化せずにた戦っていたが、その分[こだわりベルト]+[ザクロ]でドラパルトVをワンパンできた
※追記
闘抵抗を見落としていました
本来は[こだわりベルト]+[ザクロ]ではドラパルトVをワンパンできません
対戦相手の方、申し訳ありませんでした
決勝トーナメント
勝 ヒスイゾロアークVSTAR+ルカリオ
相手事故気味&闘弱点なので、余裕を持って勝てた
負 ゼラオラファイヤー
今回の準優勝者で、以前からのフォロワーさん
会いましょ!と言ってたけど、まさかトナメで当たるとは思ってなかった
先殴りしたため有利に進めていたが、[タフネスマント]付きのガラルファイヤー(HP170)に対して[ザクロ]を使用できずHP残り10のファイヤーができてしまう、しかもチルタリス+ヤレユータンで動いていた中でチルタリスを倒されたため、次ターンに手札を0枚にできなかったので番を返した
…のだが、はっぽうやぶれは条件を満たしていない時に10ダメージなので、ガラルファイヤーを倒すことができ、ワザを使っていればサイドテンポを落とさず、かつサイドのカードで解決でできる可能性があったので、今日一番のプレミだった
そのままサイドレースがひっくり返って負け
【まとめ】
最初からパルキアは諦めていた分、かなり気楽に楽しめました
雷系統や新弾デッキがある程度いたし、カジュアル層の参加も増えているので、対戦数の少ないシティリーグの場においては、パルキアだけ捨てる選択肢も割とアリだったかもしれない
ちゃんと回るから楽しいデッキなので、みんな使ってみてください!
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