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私がWEBディレクターの仕事をめちゃくちゃ好きな理由

この記事を書いている人について


はじめまして。
メンバーズユーエックスワンカンパニー所属、Web ディレクター歴 3 年目の小池と申します。

今回は、
・これから Web ディレクターを目指そうと思い、情報収集をしている人
・現在 Web ディレクターをやっているが、仕事にやりがいを感じられずにいる人

に向けて、ディレクターという仕事の魅力をお伝えしていこうと思います。

ちなみに私の経歴としては、新卒から約 5年半、イベント系の会社で企画営業をやったあと、コロナをきっかけに転職を決意。
未経験から IT 業界へ飛び込み、Web 制作会社で 2年弱ディレクターの経験を積みました。
そこからさらなるキャリアアップを志してユーエックスワンに来た、という流れです。
ふんわりした軸としては、フロントで人と関わる仕事をずっとやってきた人かなという感じです。

ちなみに現在はクラウド型の電子契約サービスを提供する事業会社に常駐しており、
・サービスサイトの運用に伴うページ改修
・キャンペーン用の LP、バナーなどの制作

あたりのディレクションを担当しています。

ディレクターという仕事の魅力


さて。
突然ですが、私はディレクターという仕事がめちゃくちゃ好きです。

私の周りであまりこういったセリフは聞かないんですが、なぜ「めちゃくちゃ好き」とまで言えてしまうのか。
その理由は、「ディレクターとしてのスキルを磨くことは、そのまま人間力を磨くことに繋がる」と考えているからです。

人間力とは何か?
様々な定義がありますが、私の定義はこうです。

人間力=この人間界でうまく生きていくためのスキル

では、ディレクターの仕事を通して身に付く人間力とはどんなものか?
思いつくものをいくつか、具体的に挙げてみます。

  • あらゆる年齢、立場、性格の人々と良好な関係を築く力

  • 自分なりの意見を持ち、伝えたい人に伝える力

  • スケジュールを良い感じに管理する力

  • タスクの優先順位を付けて無理なく消化していける力

  • 周りを巻き込み、自分ひとりではできないタスクを成し遂げる力

  • 状況に応じた適切な意思決定をし、物事を前に進めていく力

  • バラバラの情報を整理してまとめる力

  • 予期せぬ事態が起こってもなんとかリカバリーしようと頑張る力

...こんな感じです。

いかがでしょうか。
ざっと眺めてみただけでも、この素質を備えている人って、なんだかすごい「人間としてよくできた人」っぽく見えませんか?
見えますよね??

「え!?仕事してるだけで自動的に人間力が高まる!?」
「それ...めっちゃいい仕事じゃないですか?!!」
と私は常々一人で感動しているんですが、それを私だけの感動にとどめておくのは勿体ないと思って、今記事を書いている次第です。

ちなみに、「ディレクターの仕事の魅力」という点では、

  • 自分のアイデアを形にできるクリエイティブな仕事!楽しい!

  • デザインやコーディングの知識が身につく!

とかが一般的にはあると思うんですが、これは

  • 個人の向き不向き

  • 担当する案件の内容

  • 一緒に働く人

によって左右される部分が大きいので、ぶっちゃけ一概に言えません。

まあ、それらの「一般的なディレクターのメリット」を脇に置いたとしてもなお、この職種を選ぶメリットはめちゃくちゃ大きいと言いたいのです。
というのも、これらのスキルは生きていく上でも十分に役立つと思うからです。

ディレクターのスキルが生活の中でどう活きるのか

「ディレクターのスキルが生活に役立っている具体例」として、少し私の個人的な話をさせてください。

実は私、つい先日自分の結婚式&披露宴を済ませたところなのです。
ご想像の通り「結婚式の準備」というものはやることが無限にある大型案件なのですが、その中で、「段取りが良すぎてプランナーさんにびっくりされた」というエピソードがあります。

「段取りが良すぎて」の具体的な内容は、以下の通りです。

  • 言われなくともあらゆるタスクの期限を自分で設定して、猛烈な勢いで消化していく
    (いつも仕事でやっていることと何ら変わらない)

  • さまざまな事項をこまめにメールで報連相
    (「履歴が残るため、後から確認しやすい」とプランナーさんにも好評)

  • 毎回必要な情報は全て事前に揃えてから打ち合わせに臨むので、爆速で終わる
    (実績:6 時間予定→3 時間半にまで短縮しました)

  • 打ち合わせの中でゲストへの確認事項が発生した場合、その場で電話 or LINE でスピーディに確認(タスクを持ち帰らず極力その場で消化)

「結婚式の準備、大変だったでしょ?」とみんなに言われるんですが、実際はまあそのような形で、手前味噌ですが、準備についてはだいぶスムーズに進行できたんじゃないかなと思っております。

※ただ結婚式の準備に際して、ひとつだけディレクションスキルをもってして思うように行かなかったことがありまして、いわゆる「ダイエット」です。
この経験から得られた気づきとしては、人間の三大欲求というものはやはりスキルだけではカバーが難しい場合もあるんだな、ということです。

他にも、生きていく上ではいろいろな困難がありますが、そんな時こそディレクターとして日頃培ってきたスキルが応用できると思うんです。
例えば、以下のようなシーンです。

  • 大人数での旅行を計画する際に、みんなの合意形成を図りつつ最高のプランを立てる

  • 幼稚園や小学校で様々なママ友、パパ友と良好な関係を構築し、居心地のよいサードプレイスを作る

  • PTA の集まりで、居並ぶモンスターペアレンツをうま~く丸め込んで自分の意見を通す

  • リフォームにあたり業者さんと滞りなくやり取りを進め、理想の住まいを実現する

  • 充実した老後を過ごすために、納期(死?)から逆算した人生のスケジュールを引く

などなど...
総じて、「人と関わって何かを進める」というシーンでは漏れなく役立つと言い切ってしまっても良いと考えています。

そして人間とは他者との関わり合いによって生きている生物です。
よって、ディレクターとして働くことがどれほど人生に良い影響を及ぼすかということについては、ご想像に難くないと思います。

夫から「載せていい」と言われたので載せちゃいます
いや〜〜最高の一日でした!

まとめ

「ディレクターとしてのスキルを磨くことは、そのまま人間力を磨くことに繋がる」
これが、私がディレクターの仕事をめちゃくちゃ好きである理由です。

少なくとも私は、この仕事を通して培われたスキルによってだいぶ生きやすくなったな、という体感があります。
また、元々人と話すことが好きで、人とのコミュニケーションを人生のテーマにしていた自分にとっては、まさに天職だと考えています。
この職に巡りあえたことが、本当に有難い限りです。

これを読んでいるみなさんが、少しでも「へー、ディレクターって結構いい仕事なんだな」という感想を持ってくださったのであれば、私の目的は達成となります。

そして最後に、「どんな仕事でも、自分がそこにどのような価値を見出すかによって、やりがいは劇的に変わる」というのが私の持論です。
好き!と声を大にして言える仕事だから、モチベーションも上がるし、困難があっても楽しく続けられるし、いいことだらけなんです。

そのためには、どんな小さなことでもいいので、仕事を通して「ここが成長できたな!」「こんな時が嬉しかったな!」という自分なりの喜びポイントを意識的に探してみることがおすすめです。

みなさんも、自分の仕事の価値を再定義してみてはいかがでしょうか。
この記事が、そのきっかけになれば嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!