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【ゲーム思考】 2-5:情報の集約


RPGでよくあることですが、ただただ話を聞いているだけでストーリーが進むことはありません。

ゲームを進めるには、さまざまなキャラクターから聞いた断片的な話や、イベントやサブクエストから得た情報を、自分の頭の中で集約し、そこから点を線にするように次の行動のヒントを見出すことが大切です。

ゲームを進めるために当たり前のようにやっていたこの行動は、実際の人生や仕事においても同様にとても重要なものになります。

例えば、上司の説明に対して、いつも情報が不足しているとイライラしたり、怒ったりした経験があるかもしれません。しかし、人生というゲームが上手い人はそこで上司を責めることはしません。
そんな暇があれば、周りの人やネット、書籍を利用して上司から得られなかった情報を自分から収集し、自分の中でちゃんと形にすることで、涼しい顔で問題を問題とせずに事をなしているのです。

最近上司ガチャという言葉があります。当然その側面はありますし、上司ガチャでハズレを引くようなこともあります。

そこで嘆いたり不満を言ったりする人よりも、自分を強くする行動を取る人、つまり自分の情報スキルを高めたり、努力量を増やして情報不足をカバーしたり、行動量を増やしたりしてハンデを克服したりしている人の方が、世の中的にはうまく行きやすいです。

もし、それでもどうにもならない場合は、配属替えを自分から願い出るか、転職を考えるのも一手だと思います。

ただ、それは最終手段としてですので、まずは自分の行動について意識し、自分の範囲でできるところからトライするということは、ゲームにも人生にも通ずる良き一手なのです。

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