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クリエイティブ集団UXDを設立しました

はじめまして。色々なスタートアップの立ち上げを携わっている小林弘和です。この度、株式会社UXDを設立しました。今回は、自己紹介や会社設立の経緯、そしてUXDでどんなことをやっていくのかについてお話ししたいと思います。

UXDとは

UXDは、私がこれまで働いたスタートアップで知り合った仲間と、自由にありとあらゆるクリエイティブプロジェクトを行なっていくために設立した会社です。プロジェクトとしてスタートアップを立ち上げることもあれば、すでに存在しているスタートアップのブランディングやマーケティング支援などを行なったりすることもあります。またスタートアップという形態にこだわらず、非営利団体としてプロジェクトを行なったりすることもあります。

メンバーとしては、マーケターや広報、デザイナー、ライター、エンジニアなどが在籍していまして、17名ほどの力強いメンバーがいます。

多くのメンバーがフリーランス的な感じで働いているので、複数のクリエイティブプロジェクトを進めながら、たくさんのクリエイターの方とプロジェクトベースで何か楽しい仕事を進めていけたら楽しいよね、という話になり、クリエイティブ集団と銘打って株式会社UXDを設立しました。

自己紹介

ここで改めまして、自己紹介させていただきます。

こんにちは、小林弘和といいます。現在27歳です。福岡で育って、東京大学工学部、東京大学院工学系研究科、というところでクリエイティブ方面とは全く縁もゆかりもない、海洋資源についてのお勉強をしていました。

今は、かなりの大学生が、大学のうちからそういうスタートアップのようなものをやっているみたいなんですが、数年前は結構マイナーな方でした。世の中がコンサルからスタートアップに、みたいな流れに徐々に変わりつつあったような時だったかなと思います。

僕も御多分にもれず、スタートアップはなんかもっとキラキラした人とか、クリエイティブな人とか、天才肌でエネルギッシュな人とか、そういう人の集まりだと思っていたので、全く縁のないものだと思っていたのですが、大学4年の時にひょんなことからスタートアップのローンチにぶち込まれることになります。(このひょんなこと、というのはまた説明すると、普通の人があまり遭遇しないような変わった話なのですが、長くなるのでいつか別の記事で書けるといいな、とか思ってます。)

そんなわけでひょんなことから僕は、2017年の終わりに「株式会社ムスカ」という、ハエを使ったバイオマスリサイクルの昆虫スタートアップの創業まもない頃にメンバーとして入りました。そこで事業戦略やプロモーション、資金調達などをお手伝いすることになります。

結論、どうなったかというと2018年に、テッククランチのスタートアップバトルで優勝しました。スタートアップとしてはかなり世の中に理解の得られにくいテーマだったんですけど、ムスカのローンチを通して、あらゆる手段を駆使して会社を有名にしていくスタートアップのクリエイティブやブランディングの妙を少し学んだのでした。

その後大学の卒論などもありムスカからは離れたのですが、結局スタートアップやクリエイティブのお仕事って面白いなと思い、大学院を卒業した後もそちらの世界に身を置くことにしました。

そこからは、外資系ITスタートアップで、自治体のDX案件にてUXUIのデザインを担当したり、そのほかのスタートアップでもUXUIデザインやシステムの大まかな設計などをやってきました。今もローンチ準備中のスタートアップ(近日公開!)でシステムやマーケティングなどのお手伝いをしています。

なぜUXDを作ったのか?

ちょっと自己紹介が長くなったんですけど、ここで、僕がどういう思いでこのUXDという会社を作ったのか、という部分について書きたいと思います。

これまでスタートアップでたくさんの方を見てきたのですが、割とその一つのプロジェクトだけでは能力を余しているような印象を受けたんですよね。なのでフリーランスの方とか特にそうですけど、複数のプロジェクトを自分の中で走らせてポートフォリオを組んでいる方が結構いました。それはすごい優秀な方だからできることなんですけど。

となった時に、「これは平和に楽しく働ける、お互いに尊重しあえるチームを作ってしまって、会社として複数プロジェクトをやっていけばみんな幸せなのでは?」と思ったわけです。

ただの受託でやる、とかではなく、形態にとらわれず(スタートアップとか非営利団体など形にとらわれず)に、クリエイターが面白いと心から思えるようなプロジェクトがいくつもあって、プロジェクトベースで優秀なメンバーと仕事ができる環境があったら?

これは楽しくみんなで面白いお仕事ができるんじゃないかな、と。そういうことで今の創業メンバーと意気投合して、クリエイティブ集団UXDを設立することになったわけです。ここからさらに仲間を増やして、たくさんの面白いクリエイティブプロジェクトを生み出していけるといいなと思っています!

UXDのコンセプト

UXDの設立にあたり、みんなで会社のコンセプトを考えました。多くのクリエイターの方に興味を持ってもらえて、楽しく、夢中になって働いてもらえるような世界観にしたいなと思い、色々ディスカッションを重ねました。

そこでUXDのコンセプトとして決まったのが、「ユーザー体験のハカイとソウゾウ」です。

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クリエイティブに携わるものとして、まず何を考えるかというと、「それをみて人はどう感じるか」ということだと思うんです。結局プロダクトやサービス側が最先端の機能を詰め込んだり、見た目的にイケてるようなものを作ったとしても、使う側がその良さを何も感じ取れないなら、それは存在していないことと同じなんじゃないかなと。

ユーザーが何に触れて何を感じ取るのか(すなわち「ユーザー体験」)が原点なのだから、やはりそこにとことん向き合って、最適なユーザー体験というものを生み出し、実装して、世の中に提供できるクリエイティブ組織が一番強いんじゃないかと思います。なのでUXDでは、このユーザー体験というワードを重要視しますし、会社の名前にも「UX」が入っているわけです。

じゃあ、UXDの「D」って何よ?っていう話なんですが、これには3つの意味を込めています。それは私たちのValue(活動指針)にもなっているのですが、Disrupt(破壊する)、Design(想像しデザインする)、Develop(創造する)の3つのDです。

UXDのValue(活動指針)

UXDの「D」は、私たちのValueとなる3つのスローガンから来ています。
まず一つ目が、

Disrupt the mold.(既成概念を破壊しよう)

です。

本当にユーザーに最高の体験を届けるためのアプローチが、これまでの常識の範囲内ではないことだって考えられると思います。時代の先をいくアイデアやサービスはいつだって最初からみんなが受け入れるようなものではないと思います。だからUXDでは、重要な指針として、そういった既成概念を恐れずに破壊していきたいと考えています。

そこでよく使われる英語表現に、"Break the mold."という言葉があります。moldは鋳型という意味で、鋳型を壊す、すなわち常識を打ち壊すというような意味を持つ言葉です。一方、スタートアップの世界では、破壊的イノベーション(Disruptive innovation)という言葉がよく使われます。

そこで、"Break the mold."という言葉を、よりスタートアップやイノベーションの方に向けて、あえてDisruptという単語にもじって私たちの1つ目のValueとしました。

次に2つ目が、

Design for humans and the world.(人と世界のためにデザインしよう)

です。

いくら既成概念にとらわれていない自由な発想だからと言って、人のためにならないものや、世界のためにならないもの(環境や文化を壊してしまうなど)は、真に素晴らしいユーザー体験とは言えないと考えています。

次に3つ目が、

Develop by soul.(魂で創り上げよう)

です。

世の中にどれだけ良いことでも、これまでにないようなものは、社会を動かし浸透させるために多くのパワーが必要になります。既成概念を「破壊」し、自由に新しいユーザー体験を「想像」しても、社会実装にはやり切る力、すなわち魂で「創造」することが絶対に必要になると考えています。

この3つのValueのもとで、クリエイティブ集団UXDは、さまざまな分野のクリエイターと共にその叡智を結集して、社会をよくするべくプロジェクトを進めていきます。

UXDのこれから

現在UXDでは、弊社オウンドメディアの運営も含めて複数個のプロジェクトを進めています。近日中にどんどん公開できると思いますので、私たちのnote(UXDのTwiiterアカウントメンバーたちのアカウントも!)をフォローしてチェックしてみてください!

また、私たちのコンセプトやValueに共感し、一緒に楽しくプロジェクトをやってくれる仲間を募集しています!興味のある方、いつでもご連絡待ってます!

というわけで、今後の記事で、もっと具体的な働き方や実際のプロジェクトの紹介などをしていく予定です。これからよろしくお願いします!


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