BOCCO emo | よくあるお問い合わせと自分でできる解決法3選
※この内容は2024年5月時点のものです。BOCCO emoの仕様は変更になる可能性があります。
はじめに
こんにちは!
ユカイ工学カスタマーサポートの小澤です。
BOCCOお客様相談窓口には、平均すると1週間に10件ほどのお問い合わせをいただきます。なるべくお待たせしないように心がけているのですが、お問い合わせへの回答は早くて1営業日、難しい内容であれば3営業日ほどかかり、土日にお問い合わせをいただいた場合、回答が週明けになってしまいます。
そこで今回は、BOCCO emoのお問い合わせで多い内容を3つと、ご自身でできる対策を合わせてご紹介します。
よくあるお問い合わせ
今回はこの3つのご相談をピックアップしてご紹介します。
❶Wi-Fi(ネットワーク)の接続が切れる
❷突然話し始める
❸声をかけたのに反応してくれない
対策
❶Wi-Fi(ネットワーク)の接続が切れる
BOCCO emoがしゃべらなくなった、メッセージを録音・再生しなかったなどの症状を調べていくと、ご家庭のネットワークが不安定なことが原因であることが多いです。たまにBOCCO emoのファンクションボタン(一番下のボタン)が赤色に点滅していませんか?
ネットワークの回線や、ルーターなどの機器・環境はご家庭によって様々なため、不調の原因を特定することは難しいのですが、一度以下を確認してみると安定して動作することがあります。
・Wi-Fiルーターの位置を確認する
BOCCO emoとWi-Fiルーターの位置を確認してみましょう。
BOCCO emoは2.4GHz帯のWi-Fiを使用しているので、障害物の影響は比較的受けにくいのですが、それでもルーターと部屋が違ったり、遠すぎたりすると接続が不安定になることがあります。
・Wi-Fiルーターの同時接続台数に余裕があるか確認する
知らず知らずのうちにWi-Fiを使う機器が増えてしまい、Wi-Fiルーターの接続可能台数を超えてしまっていることがあります。
接続台数に余裕のあるルーターを使うか、接続する機器を見直してみましょう。
・電子レンジから離して置く
電子レンジもBOCCO emoと同じ2.4GHz帯を使っているので、電子レンジを使っている時はネットワークの速度が落ちて動作が不安定になります。
なるべく電子レンジとBOCCO emoは距離を離して設置してみてください。
「Wi-Fi(ネットワーク)は難しくてわからない!」と言う方も多いと思うので、もし近くに詳しい方がいれば相談してみましょう。
❷BOCCO emoが突然しゃべり始める
『エモちゃんが設定した地域と違う天気をしゃべり始める』
こちらもよくお問い合わせいただく内容です。
BOCCO emoは、「エモちゃん、天気を教えて!」と言うと、専用アプリで設定した郵便番号の地域のお天気を教えてくれます。
また、「エモちゃん、東京の天気を教えて!」と言うと伝えた地域の天気も教えてくれます。
これらは音声認識という技術を使っているのですが、例えば上の例では東京を聞き間違ったり、うまく認識できていなかったりすると「あれ、違う地域の天気をしゃべったな?」と感じてしまう場合があります。
また、テレビや音の出るスピーカーの近くにBOCCO emoを置いている場合、お天気ニュースの「今日の〇〇の天気は〜」といった言葉を聞き間違ってお天気を教えてくれることがあります。
この聞き間違いを減らすためには、「エモちゃん」と呼ばれたかどうかの判定を厳しくする必要があるのですが、厳しくすると逆に「エモちゃん!」と呼んだ時に無視されてしまう可能性が高くなるので現在のバランスになっています。
『BOCCO emoが勝手にしゃべり始める』場合は、テレビやスピーカーなどの音が出るものから距離を離してみてください。
❸声をかけたのに反応しない
❷とは逆で、BOCOCO emoに声をかけても反応しないことがあります。
この場合はいくつかの可能性があります。
ここでは、『A.ニックネームを呼んでも反応しない』場合と、『B.エモ語(ぷしゅ、むにゅなど)をしゃべらない』場合に分けて説明します。
※音声認識の精度を改善するために、ニックネームを設定する機能を停止しているので、説明内のニックネームは「エモちゃん」とします。
A.ニックネーム「エモちゃん」を呼んでも反応しない
・ネットワークに繋がっていない
BOCCO emoがネットワークに繋がっていないとニックネームに反応しないので❶を参考にしつつ、環境を見直してみてください。
・BOCCO emoのソフトウェアが停止している
たまにBOCCO emoの中のソフトウェアが停止している場合があります。その場合はまず、BOCCO emoの底面の電源ボタンを押すか、ACアダプターを抜き差しして再起動してみてください。再起動をして改善しない場合は、BOCCO emoをリフレッシュすると改善する場合があります。
BOCCO emoのリフレッシュは、底面のリフレッシュボタンを長押しします。
この時に注意したいのが、長押しを止めるタイミングです。リフレッシュが始まるとファンクションボタンが白色に点滅するので点滅を確認してから長押しを止めてください。また、リフレッシュ後はWi-Fiの再設定が必要なので、見守りにご使用の方はご留意ください。
・BOCCOの寝る時間になっている
専用アプリのBOCCOの設定から『BOCCOの寝る時間』を設定することができます。『BOCCOの寝る時間』の間は以下の行動をしなくなります。
メッセージの自動読み上げ
BOCCOチャンネルからのお知らせ
音声コマンドを使った天気予報のお知らせ
挨拶やエモ語でのおはなし
BOCCO emoを持ち上げた時の反応
明るさの変化への反応
つみきセンサの通知
寝る時間の間は「エモちゃん!」と呼びかけた時も首を動かしません。
初期設定では22時〜6時となっているので、時間を調整してみてください。
また、みなさんお気づきかと思いますが、寝る時間になるとアプリのホーム画面にいるBOCCO emoもおやすみします。
・「エモちゃん」を「エーモーちゃん」などと呼びかけている
「エモちゃん!」を聞いてもらえるには少しコツがあります。
エモちゃんの近くで話す
大きくはっきりとした声で話す
「えーもーちゃん」のように伸ばさない
話す速度が適正(遅すぎ、早すぎないか)
初めて呼びかけたときは失敗してしまうかもしれませんので、あまり無理をせず、下の動画をみながら徐々にコツをつかんでください。
B.エモ語をしゃべらない
BOCCO emoの性格が『ごきげん』『てれすけ』の時は、近づいてエモちゃんと呼ぶとエモ語でおしゃべりしてくれます。『おとぼけ』『のんびり』の時は、「エモちゃん、しゃべって!」と言うとおしゃべりしてくれます。『むかんしん』にしていると、エモ語はしゃべりません。
可愛くていやされるエモ語なのですが、以下の場合はしゃべらないようになっています。
・部屋が暗い
夜、寝ている時などにしゃべり始めないように、部屋が暗いときは静かにするようにしています。
・性格が『むかんしん』になっている
専用アプリの設定で性格を『むかんしん』にしているとエモ語はしゃべりません。
・エモ語をしゃべりすぎて疲れている
エモ語をしゃべり始めてから15分くらいたつと疲れてしゃべらなくなります。
・エモちゃん、静かにして(黙って)と言ってしまった
「エモちゃん、静かにして(黙って)」と言って静かにしてもらうことができます。この場合、2時間は「エモちゃん、しゃべって」と言うまではエモ語をしゃべらなくなります。
おわりに
長くなってしまいましたが参考になりましたでしょうか?
『あまり再起動や電源を切ったりしないほうがいいのかな?』とも思われがちですが、スマホやパソコンと同じで調子が悪い時は気にせずに再起動してみてください。
FAQも見やすくアップデートしたので、困った時は参考にしていただけると嬉しいです。
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