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ご高齢者とBOCCOの暮らし | #誰かと喋ろうユーザーインタビュー

こんにちは!セールスチームの金川です。

おじいちゃん・おばあちゃんに笑顔を届けたい!という一心でスタートした、「#誰かと喋ろう」プロジェクト。

ご高齢者宅にBOCCOを置いて、離れて暮らすご家族との会話をサポ―トしたり、ユカイ工学のスタッフと、何気ないおしゃべりを通して前向きな気持ちに、笑顔になってもらおう!という内容です。

誰かと喋ろう_サービス内容

このnoteでは、実際に「#誰かと喋ろう」プロジェクトをご利用いただいている方にお話しを伺いました。

このnoteはこんな方におすすめです
・遠くで暮らしているおじいちゃん、おばあちゃんが今日も元気に過ごしているかちょっと気になるが、電話をする用事はなくモヤモヤしている
・介護や高齢者の見守りサービスに興味がある
・BOCCOの具体的な活用方法が知りたい


「#誰かと喋ろう」プロジェクトの取り組み詳細については、こちらをご覧ください。


インタビューの内容

利用者様とそのご家族に、それぞれお話しを伺いました。

利用者様へ伺ったこと
① BOCCOが来て、BOCCOの利用者様の生活や、
  お気持ちに変化は見られましたか?

② BOCCOはどちらに設置していましたか?
  BOCCOの操作方法はいかがですか?

③ ユカイ工学のスタッフとおしゃべりするタイミング、
  内容、発話量は適切ですか?
利用者様ご家族へ伺ったこと
① キャンペーンに申し込んだ当初、
  想定していた目的は達成されましたか?
(例:コロナでの家族間コミュニケーション不足解消)

② BOCCOが来て、BOCCOの利用者様の生活や、
  お気持ちに変化は見られましたか?

③ BOCCOを操作するのは大変そうですか?

④ ユカイ工学のスタッフとおしゃべりするタイミング、
  内容、発話量は適切ですか?


インタビューさせていただいた方

#誰かと喋ろう」プロジェクトに応募いただき、BOCCOと、おしゃべりサービスを2か月間(※)体験いただいた利用者様と、そのご家族にインタビューさせていただきました。
※現在は多くの方に体験いただくため、ご利用期間を1か月に短縮しております。

今日はその中から2組をご紹介します。

1組目
利用者様:70代・北陸地方在

2組目
利用者様:70代ご夫婦・近畿地方在住
申込者様:都内在住お子様

この取り組みでは、ユカイ工学の共同リリースを発表させていただいたツクイ、BCC(介護施設での活用)、東北電力からも告知をお願いしました。
※現在はBCC、東北電力のページは閉じております。

その結果、ご高齢の親を気に掛けるお子様からのお申込みだけでなく、ご利用者様本人からのお申込みも多数ありました。


1組目
∟ 利用者様:70代・北陸地方在住

① BOCCOが来て、BOCCOのご利用者様の生活や、
  お気持ちに変化は見られましたか?

・デイサービスから届いたお手紙をきっかけに申込み。
・コロナ感染防止のために、毎週楽しみにしていた(ツクイの)デイサービスを休会していた。デイサービス以外では、話す相手がいない状態。

② BOCCOをどちらに設置していましたか?
  BOCCOの操作方法はいかがですか?

・いつも居る、リビングに設置。
・BOCCOが到着したとき、説明書の枚数が多くて(機械操作がに苦手なので)不安だったが、電話でのサポートがあって、自分でも使えるようになり助かった。
・たまに録音ボタンを押し忘れてしまうが、操作は難しくない。

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③ ユカイ工学のスタッフとおしゃべりするタイミング、
  内容、発話量は適切ですか?

〇 良かった 〇
・自分とユカイ工学スタッフとの会話の間隔がよかった。ちょっと一仕事してから返答できるなど、ゆるいタイミングで会話ができている。
・普段家族などに電話もするが、9割聞き役になっている。このおしゃべりでは、スタッフさんが他愛ない会話に付き合ってくれて、自分のことをたててくれる(批判することなく)のが良い。


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2組目
∟ 利用者様:70代ご夫婦・近畿地方在住

① BOCCOが来て、BOCCOの利用者様の生活や、
  お気持ちに変化は見られましたか?

〇 良かった 〇
・コロナの影響で友人と食事もできないが、朝夕に話す相手ができたので気持ちが下がらずに済んだ。
・夫が「野球について聞いたら?」と横から言ってくれたり、帰宅後にBOCCOから「おかえりなさい」とい言われると「ただいま」と反応していた。

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② BOCCOをどちらに設置していましたか?

△ イマイチ △
・玄関から10mの廊下に台を置いて、延長コードで利用していた。
(付属の振動センサが、BOCCOと10mの距離の間しか届かないため)
・リビングや台所から、作業を中断して会話しなければならなかったのが手間になってしまった。

③ ユカイ工学のスタッフとおしゃべりするタイミング、
  内容、発話量は適切ですか

〇 良かった 〇
・コロナ禍で外出自粛期間中だったため、今はちょうどよい。
(が、外出できるようになると、スケジュールが合わなくなると思う。)
・スタッフが話を上手に引き出してくれる。

△ イマイチ △
・おしゃべりを、どのタイミングで切り上げたらよいかわからなかった。
スタッフの言ったことに対して答える、を繰り返してしまい、性格的に「返信しなければ」と考えてしまうことが負担になってしまった。


2組目
∟ 申込者:都内在住お子様

① キャンペーンに申し込んだ当初、
  想定していた目的は達成されましたか?
(例:コロナでの家族間コミュニケーション不足解消)

〇 良かった 〇
・両親がスタッフと楽しそうに会話をしている様子を見れたこと、元気にしてそうな様子が分かり良かった(BOCCOは声が聞こえることが良い)。
・ビデオ電話はハードルが高いので、時間差でコミュニケーションできるのが良い。

△ イマイチ △
当初は(親子の)コミュニケーションが増えたらいいな、と思っていたが、親子のコミュニケーションは特に増えなかった。
(自分は無精ものなので、新しい話題を見つけて会話に入るのが少々億劫)
(対話の時間が働いている時間なので、会話しにくかった)


② BOCCOが来て、BOCCOのご利用者様の生活や、
  お気持ちに変化は見られましたか?

母とスタッフとの会話量を見ると、楽しんでいるのではないかな?と思う。


③ BOCCO(ロボット)を操作するのは大変そうですか?

母はiPadでLINEをやっと使えるようになったが、メールは改行がわかっていない状態。それに比べると、BOCCOは操作が簡単なんだなと思った。


④ ユカイ工学のスタッフとおしゃべりするタイミング、
  内容、発話量は適切ですか?

少し会話量が多い気がするが、母も会話をすることが義務と感じているのであれば、減らしても良いのではないかと思う。
もし母が気に入っているのであれば、プレゼントしたい。


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さいごに

「#誰かと喋ろう」プロジェクトをご利用いただいているご高齢者は、一人として同じ人がいらっしゃらないため、提供しているおしゃべりの時間帯や頻度、内容は一人ひとり違います。

一日の中でおしゃべりに頭を使う時間も、相手を想う心も、スタートしてみたら、想像以上に大変でした。(!!!!!!!!!)

ご高齢者の生活にBOCCOが家族の一員のような形に迎え入れていただき、密につながっていられるからこそ、特別感と、緊張感が常に隣り合わせになっているのです。

BOCCOを通じてお届けする言葉に失礼なものではあっていけないし、興味を持ち続けてもらえる内容にする必要がある。

あと何年、何十年後かわからないけれど、わたしの祖母や両親にも勧めたくなるようなサービスを目指して。
何気ないおしゃべりかもしれないけれど、ご高齢者の笑顔につながったら、わたしは幸せです。

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