情報量が多いと、なぜ「図解」が求められるのか?
書籍では以前から「図解」系のジャンルは存在していましたが、ここ最近は「図解系」のワークショップやイベントが増えた印象があります。
全員が「何か」に忙しくなった
スマホから飛んで来るニュースサイト、SNS、コミュニケーションツールの通知。常にスマホをチェックし直接会っている相手の前でも他の相手とコミュニケーションを取る方もいらっしゃいます。
自分達を取り巻く情報量が圧倒的に増えました。
通信速度が落ち、サイトを読み込むのが遅ければすぐ別サイトにジャンプしますし、ニュースサイトでは見出しだけを読み「なんとなく」分かった状態で次のニュースに。
「暇な時間」がなくなり、全員が「何か」に忙しくなりました。
そこで、直感的な理解を促進するのが「図解」ではないでしょうか。
複雑な関係性を直感的に理解出来るのが図解
図解の特徴は「直感的に理解出来る」ことだと思います。
テキストのみの情報ですと、一度頭の中で「構造」を捉え直す必要があります。そもそも事象を「理解」するとは自分の頭の中で「情報を構造化」する事であるかもしれません。
図解はビジュアルで情報の構造が表現されているので、理解が早いんですよね。情報量が多くても、少ない時間で理解出来ます。
以前、Mtgをしている中議論が煮詰まった事があります。
そんな中、当時の上司がスッと立ち上がり議論の内容をホワイトボードに書きはじめました。物事の関係性を図解で整理してくれた後に、全員の混乱が解きほぐされ議論が前に進みました。
時間がない上に、情報量が多く複雑化しているため、物事を直感的に理解出来るため「図解」が求められているのではないでしょうか。
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