ドル円 見通し ’19 10/06 指摘したダブルトップの形成からの下落 今週は…
前回のnoteはこちら⇐
週途中のツイートなども見てもらえばわかるが、天井の指摘はバッチリだった。
前回のnoteで述べたシナリオの一つ、前回高値付近でのダブルトップが選択され下落が発生した。
落ち幅に関しては正直予想以上で、107.5円ラインでは何らかの支えがあるかと思われたが、一時的4h雲で支えられた直後に、雲ごと107.5円ラインを割れてきた。
それにより、ダブルトップのネックラインも割れ(後述)、環境は少々悪化のサインが見つけられるようになった。
週足
週足は先週も、昨年10月頃の高値からの下落に対する0.382戻しで抑えられた。
この流れが続く場合、一旦0.118水準まで視野に入れておいた方がよくなる。
一番大きい要素は週足BBMAを長めの陰線で確り下抜き返した点。
これで再度週足BBMAが抵抗化する可能性が増大するため、下方向への警戒が必要になる。
支え要素は現在の0.236水準や、4月高値からの下降トレンドラインで一旦反発が確認されている点。
オシレータ的にもまだ上昇の可能性が残る状態なので、直ちに下方向確定とは言いにくい環境ではある。
日足
日足にとってのマイナス要素は、ダブルトップの形成が確定するネックラインまで落ちてきている事。
StochRSIも勢いが付き始めて入る事を示唆している。
ただ、足元には日足雲もありまだこのネックラインを割れずに粘る可能性がある。
週足の解説で述べた通り、日足で見ると下降トレンドラインでの反発が有ることがわかる。
しかし、見えにくいとは思うが、赤の下降トレンドラインの少し上に緑の点線の下降ラインがある。
こちらは8/1の高値を通した物となっている。
赤のトレンドラインの方は急落前の高値を無視して引いている。
現在、日足はこの両線の間に位置しており、どちらを本当のトレンドラインと扱うかで判断が分かれるだろう。
両方引いている派としては、微妙なラインなのでどちらかのラインがクリアされるまでは手を出さない方がいいと判断する。
どちらにしても、日足雲の支えによるダブルトップのネックライン割れが阻止できるかどうかを見ておけばいい。
プラスして、これまで支持ラインだった107.5円ラインが抵抗化している可能性はあるので注意。
ちょうど日足BBMAのやや下に位置しているので、抵抗力はBBMAの後押しがついている。
総括
日足での雲及びネックライン攻防次第。仮に上にいっても日足BBMAとの攻防次第。
一旦この水準で反発したとしても、日足BBMAや週足BBMAから再度叩き落とされる可能性があるので、上方向は日足BBMAを上抜けてからになる。
逆に日足BBMAが抵抗になるようならそこから今回の安値付近までショートが狙えるだろう。
反発もなくそのままネックラインを割れるようなら言わずもがな。
ただし、日足の雲下辺で支えられたまま、ネックラインブレイクが騙しになる可能性があるので注意。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?