ドル円 見通し ’19 11/24 上下ともに停滞中 鍵となるラインはどこか

前回のnoteはこちら

先週は1円未満の小幅な停滞相場となり、ほとんど動きがなかった。

まだ109円上抜けを伺いつつも、力が残されているのかどうか微妙なところ。
十分落ちてもいい環境なのだが、支えの粘りが気になる。
先週の揉み合いの環境はそろそろ煮詰まっているので、今週は動きが見られると思われる。

その際の見極めラインはどこかを検討していこう。

週足

ダウンロード (68)

短期的には後述の日足トレンドラインが崩れているが、週足レベルでは短期線上で維持されており、週レベルの崩れの気配はまだ薄い
まだ買い気配が残る為、現在値では売りは危険が伴う。
StochRSIはまだ強気を示しており、安易に売ると踏み上げられる可能性がある。

週レベルでざっくりとみるなら
・逆張りの売りを仕掛けるなら110円まで待ち。
・もしくは崩れてから順張りとなるまで待ち。

上は既に先々週、4月高値からの下落に対するフィボ戻り0.618にタッチしているので折返しが入ってもおかしくはない。
が、まだ決定的な要素はない為、週足レベルでわかりやすい崩れが発生するか、日足レベルでその予兆を見ていくしかない。

日足

ダウンロード (69)

日足はトレンドラインを割れて既に1週経過したが、下落にはつながっておらず108.3円の支えが続いている。

ただ、上は日足BBMAで抑えられての推移となっており、ポテンシャルはやや弱め。

108.3の支えからBBMA上抜けができるようなら再度高値トライとなる。
長期トレンドライン紫のある110円弱がターゲットとなるだろう。
そのためには10月から高値を抑えつけている200日移動平均線を上抜ける必要もあるので、すんなり行けるかどうかは分からない。
上方向に行けるかどうかは、まずは11/8高値からの切り下げ線(水色)の上抜けで判断できるだろう。

逆にここ数日支えている切り上げ線(同じく水色)をしっかり割れ始めたら107.5~9辺りまでは行く。
水~金とこの切り上げ線では下ヒゲを残す支えが入っており、なかなか下落に勢いがつかない。

この2本の水色のラインのブレイク方向次第と言うところ。

総括

8月からのトレンドラインは割れているが、トレンドラインを割れた=反転サインではない。
その点には注意が必要。

ツイッターの方では現在売り目線で分析しており、ターゲットはとりあえず107.9円としている。

上記の通り、切り上げ線を割れれば107.9円はまず届くが、まだ割れるかどうかがはっきりしないため微妙ではある。

とりあえず、2本の水色の切り上げ線・切り下げ線の間隔も余裕がない状態になってきているので、どちらかに動きがでると思われる。
週中の動きはいつもどおりツイッターの方で。


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