格闘技の仕事はしないと決めてた
子供の頃からプロレスが好きで、大人になってブラジリアン柔術を始めた。
寝技歴12年未だ白帯(おもしろい!)
プロレスの解説席に芸人が座ると途端にボケなくなる。
平成前期のプロレスファンとしては、そこでボケられると俺たち「童貞最後の聖域」が汚されるような気がして嫌だった。(昔の話ね)
でもきっと同じように感じてる人は多くって、だからこそ芸人は格闘技、プロレス関係の仕事になると途端にボケなくなるように見えたんだと思う。
芸人になったとき、心のどこかで今までの自分を全部捨てた。
プロレスの話もしなくなったし、
(半分ミスター高橋の暴露本のせい 要ググり)
漫才、話術、フレーズ、センス、
で革命を起こすことを目標にお笑いを始めたもんだから、趣味を仕事にするなんて考えられなかった。
25歳で今のコンビを組み、それまで5年半やってたキャリアを一旦リセットした時アメトーークがブームになった。
心機一転、それまでと少し思考も変わったのか「いつか仕事になるかもしれないし」
と少しやましい気持ちで近所にできたブラジリアン柔術の道場に入った。
それでも主軸は漫才、話術、言語、フレーズ、センス。
これで世に出たあとの付随として
「趣味を仕事にするのは有り」
と自分に課してた。
今考えると「子供」感あるけど、当時めいいっぱい革命を起こそうと何年も踏ん張ってたことは後悔してない。
また同い年に戻っても同じように挑戦するだろう。
何年か前、総合格闘技番組の配信リポートの仕事が入った。
その頃にはライブでウケてもメディア出演がなかなか続かず、「これはチャンス!」と飛び乗った。
だけど一つだけ自分の中での決め事があった。
メチャクチャボケ倒す!
子供の頃嫌いだった格闘技番組でボケる芸人だ。
なぜなら俺はまだ「お笑い」で革命を起こしてない。
だからこそ、ここで誰も突破できてない壁を突破しなくてはならないのだ!
最初っから替えの効くタレントになるくらいなら辞めてやる。
と、扱いづらさ200%芸人は、案の定番組後MCの方にありがたくお灸を据えていただき出演2回目にして実質クビになった。
色々あったけど結局芸人を辞めなかった。
去年長くお世話になった芸能事務所も離れたし、フリーでライブと配信三昧。
ありがたいことに、異業種の方とのトークライブMCも増え、
「周りの人を困らせちゃいけない」
とか、道徳の教科書に載ってそうなことをやっと少し覚えた38歳 20年目。
今日はメチャクチャ格闘技色全開のパーティー司会。
楽しかった✌️
呼んでいただき、見ていただき、皆さんありがとうございました!
なんでもやります。
いつでも呼んでください!
長谷川秀樹先生、改めておめでとうございます!
お笑い革命200%やる場所は確保してるよーん
↓
2022/6/24(金)
エル・カブキ60分漫才で上半期を振り返る
「燃えよカミハン」
【時間】18:30OP/19:00ST
【会場】新宿バティオス
【料金】
配信付き前売り4000円
前売り3000円/当日3500円
配信のみ2500円
・翌日6/25(土)22:00~録画配信(アーカイブ2週間)
※来場(&配信)↓
https://tiget.net/events/179907
※配信のみ視聴希望↓
https://twitcasting.tv/c:19850126/shopcart/152221
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