お見合いパーティー ~結局モテる SEXの神様は見てる~
前回の記事の続きのお見合いパーティー編!
そう、僕はお見合いパーティーの参加者ではなく、お見合いパーティーを潤滑に回すためのMCのオジサン
イベントの告知はお店のチラシなので、必然的に来るのはcafeのお客さん。
そして、前の記事にも書きましたが、田舎は男の優良物件不足。
cafeの主催のお見合いパーティーだから、市が主催のパーティーよりはレベルが高いとのこと。
市の主催のお見合いパーティーは市が主催という安心感で親が申込みしてくるケースもあるらしく、なかなかの訳あり物件しか来ないみたいだった。
30代後半、アルバイト、年収200万 みたいな人もちらほら居るみたいで、そんなヤツとどうやって結婚して家庭を持つんだ みたいな愚痴を聞きながらMCオジサンはしゃべりまくっていました。
その回はみんなでたこ焼きパーティーということで、お見合いパーティーはスタートした。
関西の大学出ている僕はもちろんたこ焼き職人なわけで、調理の指導まで出来るMCオジサン
ただの会食よりも、共同作業的な要素があるたこ焼きは最初から盛り上がりやすい事がその日わかった!
しかし、人見知りな人もやっぱりいるわけで、場になじめない男の子がいた。
MCオジサンの仕事は場を盛り上げることなので、その男の子がうまく輪に入れるように色々サポートしてあげた。
焼き方教えてあげたり、女の子との話のきっかけ一緒に探してあげたり、その男の子の引き出し色々引っ張り出してあげて、なんとか会話が続くようにサポートしてあげた。
まー終わる頃にはなんとか女の子と二人で話ができるまでになっていた。
その女の子は年上で優しそうな人だったんで、多分気を使って話を聞いてあげている雰囲気だった。
男の子がトイレで席を外した時に、僕が
「お話してくれてありがとうございます」
ってお礼を言うと、その女性が僕に
「お兄さん優しいですね。
お兄さんが参加してくれてたらよかったのに
私、ミキっていいます」
って、答えてくれた。
ミキさんは1人で参加している人で、このパーティーも2回目だった。
前回来た時の記憶は僕には無かったが、ミキさんには場に入れない人をうまく誘導して、色々世話を焼いてくれるお兄さんに見えていたようでした。
前回は友達と二人で来たけど、友達に彼氏ができてしまい、今回は1人で来たとのことでした。
そんな話をしていたら、その男の子が戻ってきたんで、僕は席を外して他の卓に移動。
そんなこんなで告白タイムに!
その男の子はもちろんミキさんに告白するも、残念ながらフラれてしまいました。
帰り際にその男の子にえらいお礼を言われ、最後に握手を求められました(笑)
会場の片づけが終わって、MC用の音響機材を車に片付けにいった時に、いきなり後ろから声をかけられました!!!
いきなりだったんで、ちょっとビックリした僕は 「っお!」 って思わず声がでました(笑)
そりゃー暗闇でいきなり声かけられたら、誰でもビビりますよ(笑)
声かけてくれたのはなんとミキさんでした。
「お疲れ様です。
片づけ大変ですね。
これで終わりですか?」
って。
僕は
「もう2往復したら終わりですよ」 と返しました。
ミキさんは
「終わったら、ドライブ連れて行ってくれませんか?」 ってうつむき気味に言ってきました。
察する力が優れている僕はもちろん、色々と察して、
「じゃーちょっと待ってってください。
寒かったらいけないんで、車の中に入っときますか?」 と提案しました。
なぜなら、店の人に見られたくなかったから(笑)
MCオジサンがお見合いパーティーに来ていた子とそのままデートしに行ったとかなったら、問題ですからね!
ちなみに僕の車はキャンピングカーベースの車なんで、後ろに座れっていれば、人には見られないんです(笑)
ミキさんを後ろに座らせてあげて、僕は急いで片づけを終わらせました。
おなじみの安いバイト代をもらって、店をウキウキで出ました。
車に乗って、後ろを見ると、ミキさんは寝てました、、、
ショーパンから出てる足がむっちりとしてて、ムラっとしてしまいました。
何かを察したとはいえ、もちろん勘違いのケースもある!
ここでミスをしてしまうと、店にも迷惑をかけてしまうので、とりあえず下心の無い、優しいMCオジサンモードで接することに。
寝てるミキさんを起こして、
「どっか行きたいととこありますか?」って聞きました。
ミキさんは
「海が見たいです!」 って可愛く答える。
とりあえずコンビニで飲み物買って海に行くことに。
といっても、5分も走ればすぐに海に着く場所なんですが、、、、、
海に着いたら、先客が何組か居たんで、ちょっとだけ歩いて、車の中で話すとに。
ミキさんは僕より2つ年上の年齢を名札に書いてましたが、実は1つ下でした。
年下にサバを読むのはわかりますが、なぜ年上にサバを読んだのか!
理由を聞いたら、昔から年上に間違えられる事が多く、それがコンプレックスになっていたみたいで、年上にサバを読むようになったみたいでした。
女心はなかなか難しい(笑)
そして、前の彼氏がDVするダメ男だったみたいで、ちょっと男性恐怖症だったみたいです。
だからこそ、絶対オンナ慣れしていないであろう、今日僕が世話を焼いていた男の子みたいな子と話をするとなんだか安心できたみたいです。
心がちょっと病んだ人が僕の周りに集まりやすいのか、そういう人に僕が声をかけるからなのか、なぜだかわかりませんが、そういう人を呼び寄せる傾向が僕にはあるみたいです。
そして、前回も僕が色々世話を焼いているのを見ていたみたいで、優しい人なんだろうなと思ってくれていたみたいでした。
でも僕は結婚指輪をしてるんで、既婚者なのはわかっていたみたいです。
そんなこんなで色々話をしているうちに、ちょっとずつ距離が縮まってきてました。
そろそろキメる時だろうと思って、ミキさんに
「なんで今日は僕が終わるのまってくれてたんですか?」って質問しました。
ミキさんは
「色々疲れていて、ギュッと抱きしめてくれる人が欲しかったの
お兄さんならそれお願いしても受け入れてくれるかなと思って、、、」
と、いきなり僕に抱きついてきました。
僕は今日はノーチャンだなと思い、いい人でいようと思い、ミキさんをギュッと抱きしめました。
多分色々なストレスとかがあったんだと思うけど、ミキさんは泣いていました、、、
この抱きしめて、泣かれるパターンはよくあるのですが、だいたいその時はノーチャンです。
色々な思いを受け止める時間だと思って、僕はいつもそんな時はギュッと抱きしめるだけで、Hな事はせずに終わります。
心が疲れている女の子にそういうことをするのは
SEXの神さまが怒る だろうと思っているからです。
この SEXの神さま の話はまた記事にします。
ギュッと抱きしめた時は、女の子が泣きやむまでずっとギュッとするのが僕のルールです。
それが、5分でも30分でも、寝てしまっても!
ミキさんは15分くらい泣いて、僕の顔を見て、
「ありがとう」ってお礼を言って、涙でくしゃくしゃだけどとびっきりの笑顔を見せてくれました。
僕が笑顔見るのが大好きなんで、それを見れただけで満足でした。
泣き止んだミキさんは僕の顔を見て、ほっぺにチューしてくれました!!!
このいきなりのほっぺにチューの破壊力!!!!!
性欲は一気に吹き飛び、ドキドキしてしまいました(笑)
その日はそのままミキさんを家に送っていき、家に帰りました。
もちろん連絡先を交換して!
お見合いパーティーは土曜の夜に開催なので、その明けた月曜のお昼にミキさんからメールが!
「今日の夜あいてますか?」って
もちろん返事は 「暇してますよ!」(笑)
そのままご飯食べに行って、そのままもちろんホテルへ行きましたよ(笑)
土曜日にできなかった分もまとめて気持ちよくなりました(笑)
そう何が言いたいかというと、、、
優しくしていたら、イイことがある!
そう SEXの神さま は見ている!!!
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