国家一般職志望の方へ向けて(筆記試験)

今回は国家一般職を第一志望として目指している方に向けて、筆記試験において特に意識しておくべきだと思ったことをピックアップして書いていきたいと思います。

【1 筆記試験では高得点を目指す】
これは本当に大事です。なぜなら筆記試験さえ高得点を取っておけば、論文と人事院面接は足切りさえクリア出来れば最終合格できるためです。基準としては教養が25点、専門は30~35点くらいあるとかなり余裕を持つことができるかとおもいます。

【2 専門を極める】
1と被っている気もしますが、国家一般職は専門試験を制すれば合格できると言っても過言ではありません。極めると書いていますが、具体的にはスー過去を隅から隅までしっかり覚えている+国家一般の過去問から出た内容はしっかりと覚えている、という状態が理想かなと思います。
また本番では8科目を選択しますが、10科目はしっかりと解けるように用意しておくべきでしょう。私も本番ではミクロ経済が全然解けなかったため、用意しておいた社会学を選択しました。社会学は比較的簡単ですし内容も面白いのでオススメです。

【3 論文の足切りに注意】
論文試験はよっぽどテーマから逸れたものを書かない限りは足切りにはかかりませんが、どうしても試験の後、最終合格発表の日まで論文足切りに震える受験生が沢山います。ですが以下の3つさえ守っていれば足切りは回避できると思うので参考にしてみて下さい。
1.誤字脱字をしない&読める字を書く
当たり前のことですが、論文を書き終えたあと、しっかりと見直しの時間を確保しておき、誤字脱字をチェックすることが大事です。また丁寧な字を書く必要まではありませんが、読みやすい字で書くことは意識しておきましょう。
2.図表のデータをしっかりと使う、明記する
国家一般職の論文試験は例年図表を用いた問題です。必ず「図表③からわかるように高齢者の〜は〜傾向にある」などしっかりと図表を用いたことをわかりやすく明記することが大切です。
3.テーマに沿ったものを書く
足切り回避の点から考えるとテーマにさえ沿っていれば大丈夫です。テーマとなっている問題文にある課題をしっかりと解決できるような政策を書きましょう。またここでの政策は論文に自信の無い人は斬新なものを書く必要はありません。もちろん時事性が高かったり、斬新な政策を書けば高得点に繋がりますので余裕のある方はそこまでできるように準備しておくと良いでしょう。どちらにしても「自分の書いている内容はテーマとなっている課題を解決できるものか」は常に考えながら書くことを意識しておきましょう。

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