PHRと全国医療情報デジタルプラットフォーム
医療のDX化と情報の有効活用は急務であり、
「医療DX令和ビジョン2030」に基づき、
電子カルテ情報の標準化など、
全国医療情報デジタルプラットフォームの構築が進められています。
医療・介護ではDXが遅れており、生産性に問題があります。
特に新型コロナウイルス感染症の流行では
患者医療情報収集の課題が浮き彫りになりました。
電子カルテの導入率の低さや医療・介護連携の問題も課題です。
これらを解決するためには、
マイナンバーカードを起点としたeKYCを活用し、
安価で汎用性が高いもので利用できる
セキュアなプラットフォームの構築が必要であると考えます。
プラットフォームはスマートフォンのアプリで利用でき、
API連携ができる方法が最適だと考えます。
電子処方箋の発行など、
資格確認証などの整備が進められていますが、
現時点でほとんど電子処方箋は使われておらず、
我々も機器を申し込んでいるものの、
いまだに手元に届いていない状況です。
カルテ情報は書かれた時点で過去の情報になるため
リアルタイムで患者情報を確認するためには
PHRをEHRとして活用するのがより有効です。
これであれば利便性も高く
一般の利用者もプラットフォームにアクセスが可能です。
これは様々な事業やサービスの創出を可能にします。
生命保険会社は新たな保険の設計や、
健康増進型の保険や、
医療サービスを付加価値として提供したり、
支払事由への迅速で低コストな対応などができます。
製薬会社も創薬などにおいてより効率的なデータ収集を行うことができ、
RWD(リアルワールドデータ)から新たな知見を
より早く効率的に収集できるようになります。
当然医療においては大きな変更を伴わずに
電子カルテとも連携が可能になります。
これにより医療・介護分野の連携が強化され、
効率的で質の高い医療サービスが提供されることが期待されます。
簡単なもので複雑なシステムを連携させる方が
より運用はしやすくなります。
医療機関がプラットフォームを上流で使い、
処方箋から患者さんの手元に薬が届くまでの
ラストワンマイルの部分を工夫することで、
新たな事業展開が起こり、
その積み重ねで生活が充実し、
利便性が加速度的に高まるネットワーク外部性も期待されます。
様々なIoT機器とつながることで高齢者やデジタルが苦手な人々、
独居の方々でも自宅で安心して生活ができるような環境が整えられます。
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