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Pubcareの考えるオンライン診療


Pubcare navi, onlineがついにリリースされました。
今回は少しだけ楽しい、少し先の未来についてお話ししたいと思います。

4つの医療形態

現在の日本の保健医療は、
外来」、「入院」、「在宅医療」、「オンライン診療」の4つです。

最も身近な「外来」は月間に1000万人とされます。
2022年4月から初診のオンライン診療が解禁になりました。
現在では「オンライン診療」の利用者は月間1万人と推定されています。

外来」と「在宅医療」を担う医療の現場に居る者からすると、
オンライン診療」のサービスやシステムは、
他社のものを導入してみましたが現状では全く使う気になれません。
私は「オンライン診療」はECだとつくづく思います。
EC(electronic commerce)
本来は電子商取引であればECということなのだろうけど、
現実世界ではECというとネットでの買い物つまり物販と同義だと感じます。
外来」では実店舗での買い物、
オンライン診療」はネットでの買い物、
つまりはそういうことだと思います。

例えばクリニックの運営者であれば
オンライン診療で自由診療がPubcare navi, onlineでできます。
EDの治療薬
AGAの治療薬
OCの処方
花粉症などのアレルギー疾患の治療
それだけで自由診療の収益を確保していくことも可能でしょう。

では、ECが成功するための鍵は何でしょう?
皆さんはネットでの買い物には何を求め、
実店舗での買い物には何を求めるでしょうか?
タイパ、コスパならネットかもしれません。

私はほとんど実店舗で買い物をしません。
私の頭の中での買い物の位置付けです。
タイパ>>>コスパ>買い物の楽しみ=ネット通販
ちなみに車もディラーでは買いません。
セールスが仕事の合間に来てポンとはんこをついて終わりです。
往診車も要求基準に見合ったものを勝手に見繕って提案してくれて、
その場でOKで発注書をセールスがプリントアウトしてはんこをポンです。
絶妙なタイミングで来られると、
口車にのって3000万近い車を買ったこともあります。。。
あとでなんであのとき欲しくもない車を買ったのだろうと。。。

例えば画期的な新薬があったとします。
今は日本では海外で実績のある薬剤でも、
承認が日本では遅れて(ドラッグラグ)しか使えないことが多々あります。
そのような薬は14日しか出せない処方制限というルールがあり、
多忙な働き盛りの方に14日毎回通院しろとは言えません。
通院すれば
受付→診察→会計→薬局での受付→処方→会計
で60分はかかります。

オンライン診療のDe Facto Standard

オンライン診療を受け、オンライン服薬指導までできれば、
15分まで短縮できランチをすることができます。

これだと新薬も出しやすくなります。

医療の評価基準として
アクセスクオリティコスト があります。
ECはこのなかでアクセスを大幅に改善します。
アクセスには物理的なものと非物理的なものがあります。
その両方を取り除いてくれるのが「オンライン診療」なのです。
今はまだ日本に医療のECが無いのです。
なぜできないか?
医療をやっている人しか医療のECに手を出しにくい、
医療というものの参入障壁の高さです。
ここはamazonですら認めているところです。
ECの巨人が医療のECを作れないのです。
そもそもamazonはECの企業とは言えない側面もあり、
でもそれだけのコングロマリットであるにも関わらず、
amazon careまでやったのにプロジェクトを凍結したのです。
できないことをできるようにするには何が必要なのか?
そこを解決するのに圧倒的現場感が必要なのです。
オンライン診療」を提供するライバル企業は、
確かに医師のライセンスを持っていますが、
圧倒的現場感という意味ではどうでしょうか?
医療業界は新しいものは好きですが導入には慎重です。
しかし、一旦使い始めると絶対に浮気をせずにずっと使い続ける。
こういう特性があります。
変革をとにかく嫌います。
物凄いエネルギーを使うからです。
これはクリニックを運営していても思います。
電子カルテも違う会社には乗り換えたくありません。
むしろ乗り換えられないと言ったほうがいいです。。。
ですのでおそらくいくら独占禁止法と言われても、
圧倒的立場のプラットフォームが優位性を保つことになると思います。
おそらく一度使い始められると絶対にやめられないからです。
絶対に。。。

おそらくコアバリューは連携です。
Connexion by Pubcare
プラットフォームは医療だけでなく介護と、
そしてその他のサービス、保険や車などと繋がり、
スマートシティを構築する。
それが新しい未来を創ります。
どうしたらもっといい未来が創れるだろう
これは今年のスローガンです。

UVCは圧倒的現場感でやり遂げたいと思っています。
ご期待くださいね。


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Connexion by Pubcare

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UVC CEO MD. PhD. SOICHI MURAOKA


以下独り言ですが、UVCは独立資本です。
業務提携が必要な時期であることは十分承知しています。
しかしオープンイノベーションと言いながら、
1業種1企業を求めるというのは相反すると思います。
API連携はウェエルカムですが当方には資金はありません。
したがって連携手数料の支払いを今のステージでは考えていません。
あと特別な技術はありません。
全ては普遍的な技術やアイディア、サービスをつないだだけで、
しかるべきライセンス料を支払い、
特殊な知財を使用している認識はありません。
ある程度の知財は保有しておりますが過渡なものはありません。
また知財の所有権はUVCでない場合もあります。
この辺りは公開していません。

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