宝箱みたいなパレード! マイメロ、キキララ40thパレード「OMOIYARI TO YOU」

まだDVDなど買い集めている途中で、3つのパレードしか観れていないのだが、個人的にその中で1番好きなパレード「OMOIYARI TO YOU」について魅了に思ったことを書いていきたいと思う。

このパレードは、40周年を迎えるマイメロディとリトルツインスターズが主役をつとめるパレードで、2015年1月16日~ 2015年11月29日※まで行われた。(※wikipediaより)
DVDのパッケージ裏面に書いてある文字をそのまま書くが、「初‼マイメロディとリトルツインスターズが主役! 鮮やかなプロジェクションマッピングやイルミネーション、迫力のアクロバットなど、お楽しみも満載!キュートでハートフルなパーティパレードです。」
この言葉通り、もう、すごい。すごい要素が、ギュッと30分ちょっとの間に凝縮され、最高に素敵で宝箱を覗いた気分になるパレードだ。すごく人気を博し開催期間も延長したと聞いたが、色々な人に好かれるのが分かる。

ここから先、ネタバレを含みますのでご注意ください。
間、間の絵はDVDを観ながら描いたものになります。軽くスケッチみたく描くつもりが上手く描けず、中途半端な感じで下手くそですが、描いてて楽しかったです。









キティちゃんとダニエルくんの登場シーンまで

あまりショーなどに詳しくないが、個人的にキティちゃんとダニエルくんが登場するまでの流れが、エンターテイメントショーの始まりという感じがして好きだ。

オープニングのプロジェクションマッピング、花火のようなイルミネーションの演出。そしてダンサーさんたちのダンス。場が盛り上がった頃に、ダンサーさんの掛け声とともに登場するダニエル君とキティちゃん。ここまでの流れが好きなのだが、特に

ダニエル君の紹介→「(中略)とてもキュートなハローキティー!」→ダニエル君とキティちゃんの歌「みんなの~」ここがすごく好きだ。ここの流れがもう好きでたまらない。

「キティーーー!」を言い終わる間から曲が繋がって入る感じが好きだ。どんどん背景の音がデカくなり、2人の歌声に繋がる。ここから2人が歌いながら登場するまでが、パレードショーの導入として、これからの展開にワクワクし胸が躍った。この始まり方がとても好きだ。

かわいいキャラクターたちの登場!

キキララを先頭に、かわいいキャラクターたちの登場する。なかでも個人的に好きなのが、マイスウィートピアノとけろけろけろっぴの紹介シーンとぼんぼんりぼんのポージングの切れの良さだ。

上手く描けずに、可愛さが伝わらないのがもどかしいが、
ピアノちゃんとけろっぴが手を繋いでいるのが可愛い。

ぼんぼんりぼん
最初に見た時、「シュッパ!」と音が聞こえそうだなと思ったくらいキレが良いと思っていたが、見返したら普通だった。不思議。

マイメロの登場、そして癒しの歌。

かわいい仲間たちの登場後、マイメロはゴンドラに乗って上から歌いながら登場してくる。四季折々を感じられる歌詞、そしてマイメロの癒しの歌声が素敵。ほっこりとした気持ちになり、パレード雰囲気が一気にマイメロの可愛く癒しのある世界観へ変わる。

▼この場面も描いたのだが、酷すぎたので
時間が出来たら、描いて追加したい。


マイメロの歌に合わせて、ダンサーさんたちが緩やかに踊るのだが、衣装がチューリップやカーネーションのような花を感じさせ、(ちょっと言葉にするのが照れくさいが)妖精みたいだなって思った。

Lucky Happy Everyday

みんながそろったところで、パレードのメインになる曲「Lucky Happy Everyday」が始まる。もちろんパレードの中でのダンスも好きなのだが、特典映像のパレードに出演していないキャラクター達も集まって踊っているのも好きだ。観たことない人はぜひ、ピューロランド公式YouTubeに上がっているので、ぜひ観て欲しい。

こちらのダンスの振り付けは「ファンファンキティ!」でも紹介されていた。かわいい。

プレゼントの衝撃

メインダンスが終わり、中盤になるとキャストの皆さんから、プレゼントされるシーンがある。
この「OMOIYARI TO YOU」の中で一番好きな場面なのだが、初めて観たときは衝撃を受けたシーンだった。

私は、子供の頃にデパートの屋上にある遊園地へは行ったことがないけれど、もしかしたら、その感覚に近いワクワク感を味わったのかも知れない。

「私たちから皆さんにプレゼント~!」の言葉を合図に、歌やダンスはもちろん、中国雑技団によるアクロバットや軽いマジックのようなパフォーマンスが始まる。一瞬戸惑いを感じたが、これはすぐに、凄いプレゼントだと気づいた。

目の前に広がる、すごいパフォーマンスの数々、楽しそうな光景。恐らく、すごく感動を覚えることが出来るものたちをパレードの1場面でいっぺんに与えてくれようとしてくれた、すごいプレゼントだ。
このワクワク感は、きっと何年経っても心の奥底に、忘れることのない楽しい記憶の断片になるだろう。おそらく。
プレゼントは相手を想って渡される物だと思うが、ここまで他者を考えられるのは凄い。
(ここの場面がすごく好きで、とても感動したのだが、それを表現できる言葉が見つからなくてもどかしい。)

ハートフルなストーリー

パレード終盤、クロミちゃんが買ってきた花束をアニバーサリーの3人へ渡すという事になっていたが、クロミちゃんがマイメロとキキとララに喜んでもらおうと、お花屋さんで「世界一美しいお花をください!」というが「世界一美しい花はこれだよ、でも今は種なんだよ」と言われクロミちゃんが選んだものは「花の種」であったというシーンがある。

私はこのとき、これは種から育てていくことによって、愛情が深まり、世界一美しい花になるというお決まりの展開だな。と思っていた。

まったく違った。

そう、このパレードはファンタジーで出来ているのだ。
マイメロがクロミちゃんの手を取り、「ありがとう…!」と感謝を言い、「そうだわ!私たちで、この種を育てましょうよ!」と提案する。この瞬間まで、お決まり展開であると信じていたが、「みんなで願いを込めればきっと咲く!」とキキとララが言い、歌が始まったところで、全然違ったと衝撃を受けたのと同時に、経験で物事を判断をしてしまう、大人になってしまったのだなぁと、純粋な心が消えていることを痛感させられた。小さい頃、妖怪大戦争の映画を観て、きっと大人になっても私は妖怪が見れると自信をもっていた自分に、申し訳ない気持ちにもなった。

「お願いです。皆さんも手伝ってください!」「願いを込めて手を振ってください。」その言葉を合図に歌とともに観客も含めたみんなの力で、種からキレイな花が咲き誇る。クロミちゃんがマイメロやキキララを想って選んだ「世界一美しい花の種」は、成長の過程で多くの友情を与えられた。この場面のプロジェクションマッピングはきれいで、キャラクターたちがかわいい。

この後に、キキララが「この友情がいつまでも続くように、美しい光に変えてみせるよ!」と「トゥインクルトゥインクルホーエバー!」と魔法をかけてくれる。このキキララが空へ届けたシーンが素敵で、そしてパレードの締めくくりになる。
世界一美しい花の種は、最後に友情の光となった。

まとめ

このパレードのなにが好きかというと、
30分ちょっとの間に、色々なことが起こる。もう30分経ったの?とも30分間の間にこんなに色々なことが起こったの!?とも感じる。
おもちゃのチャチャチャを覗き見しているような、タイトルにも書いたが、ワクワクしながら宝箱の中を覗いている気分になるパレードだ。

めちゃくちゃ好きで、色々なことを伝えたかったのだが、出てくる言葉が乏しくて「ここが好きなの!ここ!わかるかな!??ここ!!めっちゃ良い!!」という言葉が先行して出てきて、改めて文字で伝える難しさを感じた。私の文章では感動を伝えるのに限界があるので、ぜひ観たことのない方は観ていただければと思う。


(とても余談だが、記事作成が去年の11月になっていて、自分の筆の遅さに驚いた。)

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