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:0128 岡本太郎に憧れて

デザイナーになろうと思ったきっかけを、やっと正直に言えるようになった。「岡本太郎」に近づきすぎれば、どこにも就職できないと思っていた。ふわっとその憧れをテキトーな理由で隠して面接を受けていた新卒就活。

従順でなければならない。落ち着きがなければならない。その組織の決まりを守れなければ、どこからも内定を頂けない。そして今も内定は頂けていない。隠したって岡本太郎の話ばっかりしてしまう。憧れを隠したところでバレている。

フリーランスでも十分に稼げるのなら、フリーランスでもいい。しかし人脈が足りない。岡本太郎に憧れて、そんなわたしは50社以上の企業にとって好ましくない人間になってしまった。ひとの為になることはしたい。わたしはひとの為にはならない?

事務職に転向するとしても、これまで築き上げてきたデザインスキルがもったいない。この社会全体の損失ではないかと思う。

ASD(自閉スペクトラム症)があると履歴書に書いている。障害名を書かなければ通るかといえばそうではない。書かないと入社後に「障害があるひとかもしれないけれど言えないどうしよう」とご迷惑をかけてしまうから、わたしは書きます。

岡本太郎に憧れていることも、ASDがあることも言う。企業に好かれなくても個人には好かれるかもしれない。個人とでもお金のやり取りが発生するような関係が欲しい。

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