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【毎日継続】配信1000日を達成したVTuberの話

ミラティブ、ありがとう。

応援してくれた視聴者の方々、ありがとうございます。
皆さんのおかげで1000日続けられたことに感謝致します。

配信とは、まるで小学校の頃に行ったスピーチのようなもの。
クラスのみんなの前で自分の好きなことを語る、あのこっぱずかしい記憶を思い出させます。
大勢に聞かれるという人前に立つ行為は誰だって緊張するでしょう。

最初の緊張と不安を胸に、人生で初めて配信をし始めてから約3年弱
ほぼ毎日、1000日配信し、ようやくミラティブ内で「殿堂入り配信者」のバッチをゲットしました。

「殿堂入りまいにち配信者」のバッチ

好きなゲームや新しいゲームをひたすら試し、
たくさんのジャンルやゲーム、多くの人に出会い、応援されました。

そして1000日過ごしました。
ここではそうやって過ごした日々を振り返ろうと思います。

しばしお付き合いください。


ミラティブで1000日配信したVTuberの話
〜振り返り編〜

この記事は配信者VTuberなどのネットで活動をする方々、
配信や動画での活動準備中の方々、
そのように活動する方を裏で支援する方々、
またはそのファンの方に向けて、
「高頻度で配信するということはどういうことか」
「1000日配信して何が起こったか」を
振り返りながら書き記したものです。

今後の皆様の活動に
「こんなことができるかもしれない」
「自分にもこのようなことが起こるかもしれない」と
少しだけでいいので頭の片隅に入れておいていただき、
今後の活動の参考になればと思います。

「そうだ、配信を始めよう。」

初めてミラティブを知ったのは、とある配信者さんのTwitterのプロフィールでした。
「ミラティブで配信しています」
あの時の誰かの自己紹介文のおかげでミラティブまで導かれました。
みんなも見てほしい事柄はしっかりプロフに書いておきましょう
実際に調べる人はいます

あれこれ調べてみると、ミラティブはスマホアプリ兼配信プラットフォームとのこと。


顔出しせずアバターを使い、雑談だけでなくゲーム配信もできる
ゲームは楽しいから続けられそう。
そういった気持ちで配信未経験の私はミラティブを選びました。

2日ぐらい偵察し、実際に自分も配信にチャレンジしてみることに。
この時、操作していたスマホが最新版のものだったため、偵察も配信も快適にできて良かったと心から思いました。

使用するべきスマホの話

ここでスマホの話を一つ、先にお話しします。
スマホの性能が少しでも悪いとそれが配信に影響が出やすいです。
他の人の配信を見聞きして「必要最低限の性能しかないスマホでの配信では、視聴し続けるのは難しい」と思いました。
音質、画質、配信の継続、待機時間…。
最新のスマホではあらゆる情報がすぐ目に入る快適さはとにかくストレスフリーです。
スマホで配信したいと少しでも思っている方は、まず最新スマホもしくはその一つ前ぐらいの性能にまで機種変更して、すぐにでも配信環境を整えることをお勧めします。
当方はiPhoneユーザーなので、体感 として現段階ではiPhone12以降のスマホの性能は欲しいと思っています。

また話は変わりますが、「VTube Studio」という多くのVTuberさんが使っている「ガワを動かすソフトウェア」があります。

こちらを動かすにあたって、WebカメラよりもiPhoneのインカメラを使って操作するほうが精度が高いため、瞬きや口元の動作のトラッキングにも差が出てきます。
よって、VTuberになりたいと思っている方はスマホの種類はよく考えて選ぶ必要があるかと思います。
今すぐ機種変更する必要はないかもしれませんが、中古スマホでもいいのでiPhoneを用意する必要性が今後出てくることは念頭に置いておきましょう。

また、スマホ配信は「自分のスマホ画面をそのままキャプチャーして、スピーカーにして声を載せて、配信画面を全世界に見せる」という状況になります。
とにかく気を付けてほしいのは、こんな個人情報です!

・写真(ご自身の顔を含むあらゆる情報が載っている)
・地図アプリ(自分の住んでいる場所が見えちゃう)
・パスワード情報(検索画面を見せたらパスワードが映る)
・アプリの通知(友人との会話が表示されてしまう)

他の人の配信で、「選挙カーの候補者名が聞こえて地域特定」「スマホの設定画面で本名丸見え」など、多くの失敗を見てきました。
そのため、配信に使うスマホはサブスマホとして中古で一つ購入しておくことが一番お勧めです。

私が中古iPhoneを買ったのはこのお店でした(実店舗に行って実物確認しましたが、Cランクでも綺麗な状態でした)↓


手探りの1年目

当時はオセロニア配信から開始しました。
オセロが好きという理由で始めましたが、ガチャ要素もキャラクターも可愛いし、オセロのルールとしての楽しみ方を取り入れられる構成で戦うのが楽しかったです。

まず配信者として活動する前に最初に覚えておくことは、あらゆる状況において過度な期待しないことです。
人が来たりフォロワーが増えたりはそう簡単にできないもので、必要以上の期待はプレッシャーになり身の破滅を招きます。
自分の力量を見誤ることなく過ごせるよう、自己分析も必要だと思います。
「どうせ自分なんか」と捻くれるのも精神衛生上よろしくはないので、身の丈に合った評価や分析で行うことがとても理想的だと思います。

また、元プロゲーマーの方がTwitch配信した時に最初は30人だったとも聞きます。
そんなプロとして世界に行くぐらいの実力があった人で30人なのです。
こちとら素人配信実績も0の超初心者です。
たとえ視聴者が0人だったとしても気にしないと決めて挑戦しておりました。

しかし、私の場合誰かしら、どのタイミングの配信でも1人ぐらいは長い間見てくれていた人がいました!
(あの時の優しい視聴者さん、ほんとありがとう。)
この時の「1」と書かれた同時視聴者数を見て、ただただ配信続けていたのは事実です。
「視聴者数が一人でもいい!」という前向きな意味の諦めの気持ちは大事。
数字ばかり見て心を壊してしまう人が多すぎるので、楽しいことを続けていく幸せを追ってください。

どのように配信スタイルで行うのか


まず、私の場合はどんなに視聴者さんがいなかろうとも、独り言でいいから話し続ける沈黙を作らない事を意識していました。
口を動かし続けていれば、配信を誰も見ていないという虚しい現実を直視せずに済むのです(考え続けながらしゃべり続けているとそんな余裕ない)。
配信初めての人は沈黙を作らないことを意識しましょう。

「おはよう、いらっしゃい。」
それだけしか言わない配信者の方を見かけたことは多々あります。
その挨拶の一言だけ言って、あとは完全無言なんです。
「自分がそんな配信をするのは耐えられない」「私は違う!!!!」という強い気持ちがありました
「私は絶対同じようにはやらないぞ、私はこういう配信をするんだ!」という形を見つけられると思うので、他の人の配信を見に行くというのは実はとても大切だと思います。
最初は反面教師としてでしたが、中にはとても良い配信方法をしていらっしゃる方がいて、やり方を真似たこともあります。
「視聴者参加型のゲーム配信の時に、カタカナの「ノ」をコメントすると参加表明できる」という方式がまさにそれで、別の配信者さんが採用していた楽しそうな参加方法でした。

これを読んでいる配信者さんはもうすでに実行していると思いますが、まだの人は是非ほかの人の配信を見て「自分にとって良い配信、良い活動とは何か」を探してみてください。

あとは、自分の信念を決めておくことも良いかと思います。
私は「人を楽しませることができる配信」や「この記事を読んでVTuber活動の参考にできる記事」など誰かの役に立つ活動をすること、やりたいゲームを楽しんだり、文章にまとめたり、誰かに説明してみたりして自分の満足度を高めたりすることが好きです。
それが配信を続けるモチベにも原動力にも繋がります。
そしてそれがきっと「私にとっての良い配信、良い活動」につながると私は思っています。


教えてくれる視聴者と学びながら成長する配信者。

続けていく中でそんな形ができていました。
中には不適切な言葉を投げかけてくる人もいましたが、不快な言葉は上手く去なし、許容できる言葉だけ取り入れる
その形が出来たのも、この辺りでの経験でした。
コメントでほしかったものが来た時にそれを丁寧に拾う
全てのコメントは読めるなら読みますが、必要なコメントは丁寧に拾う。
配信者はもっと「視聴者に書いてほしいコメント」を送ってもらえるようなネタを仕込む必要があるなと思うようになって、ネタ集めや知らないことを調べる習慣化するようにしました。
例えば、笑いは「落語」を勉強するといいといった話を聞いたことがあります。
私の場合はTwitter等でネタを拾って、その都度調べるみたいな地道なことやってました。
あとはラジオで話されている言葉、言い方、とても勉強になります。
私の配信での途切れないトークの原点はラジオです。
お気に入りラジオは「ZIP-FM77.8」です。

配信手段を覚え、配信での進行方法も確立した後の展開は早かったです。
一度始めてしまえば慣れたもので、数える間も無く毎日配信が1週間から1ヶ月になりました。
個人情報が漏れやすいスマホからの配信だったため、スマホの通知は一切オフに。
おかげで普段の生活で通知はとても静かになりました。
SNSに入り浸ってしまう誘惑からも逃れることができるようになりました。

スマホの通知のない平和な世界になると
心穏やかになります…


ミラティブからのインタビュー依頼

第五人格、ブロスタ、雀魂、どうぶつの森ポケットキャンプ、歌ってみた配信…
たくさんのゲームに触れる機会はすべてこのミラティブ配信で得ました。
この1年目が一番いろんなゲームにチャレンジした年でした。

そうやって配信しているとミラティブ運営さんから突然メッセージが届きました。
お話を聞いてみると、インタビューを受けてほしいとのこと。
みんなで遊ぶ楽しくてワイワイした配信、そんなうつつの配信に何かを見出していただけたのかな。そんな嬉しさがありました。

インタビューの話を受けた時、何もかも初めてで手探りだったことで自信がなかったんですが、自分のやってきたことをまとめて文字にしたことで安心感が生まれました
今この記事を書いている私も、記事にすることで可視化されて自信につながります。
前向きな努力が、他人だけでなく自分にも「ちゃんと実っているよ」と目で見えるようにしてもらったのはとても嬉しかったです。

だから、自分の好きなことを追い求めているうちに数字がついてきたら、それが最も幸せだと私は思います。
このインタビューは自分で自分を認めてあげて、少しずつながら成長できるようになったなと感じられる出来事でした。

自分の幸せの形を探せるともっとハッピーになれると思う

まとめると、配信初めて1年目はノリでイけます
自分の配信スタイルを少しずつ確立していくことで見えてくるものがあると思いますので、試行錯誤してどんな配信スタイル、スタンスで行うものなのか見つけることが一年目の課題なんだと思います。
だからこそ、最初はノリで乗り切ることが大切だと思います。
また「継続は力なり」とも言いますので、まずはやめないことが肝心かなと思います。
毎日である必要はないと思いますが、私は継続しなければ得られないものはたくさんあると思っている太刀ですので、1000日配信して得られたものを見返した上で、まずは1週間、そして1か月、3か月。
その次に半年、その次に1年と
継続してみるのが大切だと改めて思います。

そして配信に慣れてくると次第に自分と他人を比較し始めます
他人と比較することは悪いことではないのですが、比較しすぎて自分を見失わないでほしいと思います。

慣れ始めた2年目

慣れてきたことで新たなステップへ

ミラティブでは365日配信した配信者はきわみまいにち配信者」という配信者バッチを手に入れることができます。
その黄金に輝くバッチを手に入れることが配信するにあたって最初の目標でした。
配信に楽しみを見い出し毎日配信することは苦ではなく、達成感と充実感がありましたので365日はあっという間でした。
よって次は730日、その次は1000日と気持ちは膨れ上がるようになりました。

VTuberとして活動するため、ママ(デザイナーさん、モデレーターさん)にお願いして体を作ってもらうこともできました。

VTuberとしてPC配信を開始することに!

デザイナーさんやモデレーターさんを「ママ」や「パパ」と呼ぶのがVTuberの文化みたいなものです。
知り合いにそう言った作業ができる人はいないため、この体を作ってくださる方はココナラで探しました。


著作権等の法律についてしっかり調べたうえで、誠実に対応してくださる素晴らしいデザイナー兼モデレーターの方と出会えました。
ガワ作成に当たって自分の分身を作ってくださる方を探すには、自分自身も著作権についてはある程度調べ、やり取りの中でそれを明記して作成依頼をするのがよいと思います
デザイナーさん方に丸投げにせず、自分でも法律についてきちんと調べて取り組むようにしましょう。


そうしてVTuberとしての体を作ったので、次の目標は「2年間配信すること」になりました。
プレイヤースキルも上達し、一緒に遊ぶ視聴者さんが増えてました。
そうして配信をしていると、私をフォローせず参加型配信で遊び、遊び終えたら満足して配信から離れていく人もいて、それが悔しく思う時も増えました。
「フォロワーをもっと増やしたい」
そんな気持ちが私の心を支配していきました。
もっと、私はできると思う。
そんな根拠のない自信をもってチャレンジしようと、あれこれ違うことも始めました。

Switch、スマホ、PCを活用して遊び尽くす。
外でも配信できるスマホ配信は優秀でした。


ミラティブはスマホだけでなく、PCからの配信にも対応しています

配信のアーカイブは三日間ほどしか残すことはできませんが、配信自体は可能です。
そしてNintendo Switchのゲーム配信を始めてみました。
ただプラットフォーム上の問題で画質があまり良くならず、FPSやTPSなどのゲームをPCから配信するにははミラティブは不向きです。
視聴できるというより、ラジオみたいに聞きながら(ミラティブはバックグラウンド再生できるアプリ)一緒に視聴者とゲームで遊ぶぐらいのことしかできないでしょう。
よってAPEXやスプラトゥーンなど画面が激しく動くゲームはあまり良い画質を求めて配信できない状態でした。
ただ、どうぶつの森、Among Us!などのゲームはちょうど良かった気がします。
一緒に遊べるのんびりゲームはとても良かったです。

あつまれ どうぶつの森配信のファンアート
いつも幼稚園児の格好してました。

そんな試行錯誤を繰り返しても、そう簡単にフォロワーは伸びません。
他の配信者さんの配信にお邪魔して配信の良いところを取り入れようとしたり、何とか綺麗な画質で配信できないか、あれこれ調整していました。

別れと視聴者の存在

話は変わりますが、「うつつ えるすてっど」は「前世」という言葉で過去のことを話します。
例えば、前世では成人していますし、日本酒が好きです。
そのため基本的には前世のうつつ(中身)とは切り離して配信内でお話ししています

でもそれが、どうしてもできないことがありました。
実家にいた愛犬が亡くなりました。
私は今まで身近に死を感じた経験がなく、初めての別れでした。

見返り美犬図

その日は毎日配信をしなければと使命のようにスマホを用意し、配信を始めました
配信と同時に視聴者が入室し、みんなが一斉にコメントをします。
しかし、雑談をしていてもなんだかいつもと違うと感じたのでしょう。
うつつを心配するそのコメントを見ていたら、言葉が出なくなってしまいました。

愛犬が亡くなり、明日葬式をお寺で行い、お別れをしてくること。
配信しなければと思ってこうして配信を始めたがうまくできなくて申し訳なく思うこと。
この悲しみは一体何をもって薄れていくのか、教えてほしいこと

つたない言葉で伝えると、コメントでたくさん教えてくれました。
同じような愛猫を失った視聴者さんから「時が過ぎるのを待つしかない」と経験から教えてくれました。
コメントはずっと途切れることなく続きました。
私を支えてくれているコメントであふれていた配信でした。
私はこの人たちのおかげで配信出来ていると感じました

もうあの子に会えない事実は変わりません。
それでもあの時間に、視聴者の存在のおかげで前に進む道標を立ててもらえたのです。
「時間が過ぎるのを待つ」という、遠い先に目印が立てられました。
ああ、フォロワーの数だけが全てではないんだと感じました。

その頃は「フォロワー数」にとてもこだわっていて、それでもなかなか数を増やせなかったため、一番試行錯誤していた時でした。
あれこれ配信を工夫し工面してきたからこそ、多くの人が見てくれるようになり支えられるコメントをいただいたのだと思いますし、フォロワー数を増やすことに意味はあったと思います。
ただ、数にこだわって忘れていた大切なことを思い出させてくれました。

それと同時に「絶対1000日配信を達成して殿堂入りのバッチをもらうぞ」と強く決意するきっかけになった日でもありました。

1000日までが長いけれど、ここまで来たら!


最後の3年目

今年には1000日を達成できることはわかっていましたので、次はPCゲームの配信にもチャレンジして、最初のスマホ配信しかできなかった頃と比べて私のできることも増えてきました。
PCからAPEXやVALORANTなどの配信は、まさにその最初の取り組みでした。

PCゲームなんて無理かと思っていましたが、やり始めたらめちゃ楽しかった…

「リトルナイトメア」というホラーゲームも、初めてホラゲチャレンジして頑張ったと思います。
できないことを少しずつできるようにする。
ホラゲの挑戦だけでなく、翻訳サイトとフリーソフトを併用して日本語と英語の字幕を付けたり、新しいコメントアプリを使用してみたりとPC配信でもチャレンジをしていました。
それが毎日の配信の中で緩やかながらにでも進めることができる、地道な改善方法でした。

毎日配信のメリット

この頃になると、毎日配信することにおけるメリットとデメリットを明確に感じるようになっていました。
ざっくりと私の感じたメリットデメリットもまとめておきます。

【毎日配信するメリット】
・配信開始と同時に来てくれる視聴者が増えた
・視聴者との距離が近づきやすい
・流行りに敏感になる
・配信がゲームの練習にもなる
・褒められる

毎日配信することで、私の配信が始まったらすぐに飛んできてくれる初動が早い視聴者が増えました
参加型配信を多くしていたため、早く参加するために早く来る視聴者がいるということもあったのでしょう。

それによって、視聴者とのより距離が近くなるように感じます。
遊んでいるうちに雑談もしやすくなり、人によっては身の上を話したり、ゲーム以外の会話もできるようになると親密感を抱くようになりやすい気がします(身バレには注意)。

また流行りに敏感になりました
おかげで新しいシステムや新しいアプリ、新しいサービスなどを知るようになり、積極的に調べることが増えました。
そんな中、スタートアップの企業の社長さんからお声かけいただけたこともあり、人の目に触れるということの大事さを実感したのと同時に求められている感じがして嬉しかったです。

そして確実に毎日同じゲームをするようになると、そのゲームでそこそこのプレイングができるようになりました
毎日ゲームの練習をすることを楽しめる形ができているのは、配信者にとってもゲーマーにとっても強みになる気がします。

また毎日配信していること自体を褒められることもありました。
毎日配信する人はそこまで数は多くないので、珍しいということもあるのでしょう。
すげー!と言われることで自分のモチベーションも上がるので、他者に褒められ自分でも誇れる部分だったと思います。

毎日配信のデメリット

【毎日配信するデメリット】
・部屋が汚くなる
・余裕がなくなる
・不健康になる


総合的に言えば、疎かになりました
まずは、部屋は汚くなりました
元々綺麗好きで定期的に部屋を綺麗にするのですが、それが配信時間が長引くことでどんどん部屋の掃除ができなくなりました。

そして少しずつ余裕がなくなり、体調が悪くなる日が増えました。
「配信しなければならない」「フォロワーを増やさなければならない」「同時視聴者を確保しなければならない」など、〇〇しなければならないと意識することが増えました。
特に深夜まで配信する日があると、無理したことで体調に影響が出ました。

これらは私の完璧主義が原因ですので、私の今後の改善課題だと思います。
特に改善するべき点は「不健康になる」という点かと思います。
夜は12時までに寝ることを意識するだけでかなり改善されると思っており、睡眠不足解消で心にもゆとりが出てきます。
今では寝る準備をする時間にアラームをかけることで、必ず寝る準備を整えるように時間管理を行って対策しております。
当時は常に環境の変化もあったので、その辺りを含めて時代や周りに追いつくのに必死で食いついていこうと活動していましたが、皆さんにも絶対命を削るような活動方法をしないでほしいと思います。

ミラティブ運営と共同大会運営

そして再びミラティブ運営からDMよりお声がかかりました。
今度は「デュエルマスターズプレイス」の大会運営をおこなってほしいとのことです。
そして今回はミラティブと共同主催の大会運営です。

デュエルマスターズプレイス(通称デュエプレ)は、タカラトミーから出ているトレーディングカードゲーム「デュエルマスターズ」のアプリです。
スマホ版とPC版両方で配信されているゲームで、スマホとPCのクロスプレイ可能です。
小学館で漫画を連載していたり、アニメにもなっていたりとなじみのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このカードゲームのアプリ版をよく配信しておりまして、いつも楽しく遊んでいる配信者の一人でした。

内容としては「デュエプレをTonamelというサイトを利用して大会を運営をする」とのことでした。
一定の期間中に複数の配信者に大会運営を依頼しているらしく、私はその最終日に大会を開くことになりました。

ミラティブと共同主催ですが、私が準備や対応する項目は下記のようにいくつかあり、とてもやりごたえのある内容でした。

・大会ルールの選定(特殊ルール、デッキ変更、勝負回数など)
・大会ページの作成
・SNSや配信内での告知
・Discordを通した相談、打ち合わせ
・運営方法の確認(当日までの大会運営方法の確認)

オリエンテーションや打合せなど念入りに準備し、当日も司会進行しながらアクシデントもミラティブ運営担当者さんとトナメル担当者さんも一緒に退会進行具合を確認し、私自身も大会に参加するというとてもハードなスケジュールで大会が進みました。


早速大会の結果だけ見ていきますと、大盛況だったと言ってもいい賑わいになりました。
エントリー人数は128人で、なんと参加人数上限に至るまで参加してくださいました。
これは素直に嬉しかったです。
私自身も進行役にもかかわらず運営しつつ大会に参加してデュエルしていたのですが、ベスト8にまで進出しました。私も随分強くなりました。

ただ単に大会を運営するだけでなく、打ち合わせの予定を組んで、打ち合わせがあって、大会情報を用意して、ルール決めて、告知準備して、でも毎日配信は続けて…という、かなりバタバタしながら全力で駆け抜けた大会準備と運営でした。

私もできればよりたくさんの人に参加してほしいという気持ちが強かったので、告知も事前に何度も行い、大会当日も駆け込み参加出来るように1時間近く前から配信を始めていました。
何事も全力でやればそこそこの結果は出るもので、デュエマ界隈で有名な方に次ぐ参加人数を集めて、大盛況を収めたという結果を残せたことは自信につながりました。

大会の主催を依頼してくださったミラティブ運営の担当者様。
そして大会運営にご協力くださったTonamel運営の担当者様。
ご丁寧に教えてくださったり、大会運営中のフォロー等ありがとうございました。


最後の日とその後

そして1000日を達成しました

ほぼ毎日、ずっと続けてきました
できたこともあれば、できずに諦めたこともありました。
それでもやりきった、長かった。
全てを出し切ってここまで来れたこと、とても嬉しく思います。

改めて、スマホから配信をスタートして良かったと思います。
PC配信は初心者にはとにかく敷居が高いですし、マイクを通して視聴者に向けて話すなんて経験は仕事で機会を得ない限りなかなかないでしょう。
でもスマホ配信ならば、スピーカーで友人と会話しながらゲームをする感覚に似ていますので、敷居は低く気軽に試せる。
その環境が私を配信に没頭させました。
ここまで頑張った自分のご褒美にしようと思い、ケーキ屋さんで豪華なケーキを買って頬張りました。
そして毎日配信は幕を閉じました

その後、どうなったか

デメリットで上げた内容を改善しました。
はっきり言って部屋がまず汚かった
いらないものといるものが混在してしまって手がつかなくなった山積み荷物を断捨離し、更に「前世のうつつ(中身)」の影響で生活環境がかなり変わってしまい、すぐに再開するのが難しい状況が続きました。

代わりに別の場所でサムネイル作成やパッケージデザインの作業をして、VTuber以外の活動をしていました。
元々AviUtlやPowerDirectorで動画作成やサムネイル作成を経験していたので、ついでにAdobeのソフト触ったり、Canva触ったりしてデザイナーの仕事を少しこなしていました。
慌ただしい日々から解放されて、時間が緩やかに過ぎていく日々を今は大切にしていました。

また過去を振り返って、「どうすればいいか」を考えるようになりました。
誰かの参考になれば、そして自分が配信に復帰した際に振り替えることができるようにまとめてみました。


今は…?(2024年~)

実は今は配信復帰準備をしています。
コロナウィルスによる後遺症の症状が1,2か月ほど続き大変だったのですがそれも改善されましたし、大きな作業も一区切りついたので今は復帰準備しています。
他で請け負っていたサムネイル作成以外にも、最近は新しいことにチャレンジしたいと思っています。
特に大会企画が楽しかったので、クリエイティブな企画や多くの人が参加できるような機会を増やしていきたいと思っています。
たくさんの人が参加できる環境を作って開催していけるよう、また準備していきます!

残されたもの

まず自信と配信の経験です
これは一生ものの経験だと思うし、また配信生活することで新しいことにチャレンジし続ければまた成長していけると思い、今も情報は常に集めています。
これまでの経験とこの自信を生かしていけることが楽しみで仕方ないです。

そして私を忘れないでいてくれる視聴者さん
私が運営しているDiscordサーバーで、未だに配信について視聴者が声をかけてくれるのがとても嬉しく思います。
皆さんが待っていてくれる言葉を伝えてくれる期待に応え、これからも活動準備を進めようと思っています。

そしてそこから「配信は楽しむもの」だと少し前の配信を見て思い出したので、もう数字”だけ”であれこれ考えるのはやめようと思います。
もちろん分析とかも大事でしょうし、時の見極めも大事だと思います。
けれど、私自身が楽しまなければ心がさもしい
有名になったYouTuberさんやVTuberさんはそういう自身の課題を乗り越えているのだろうなぁと、尊敬の念を抱きます。
私もそんな立場になったり、そんな人たちの役に立つような情報を提供していけるようになりたいと思います。

そしてそれを糧にまた走り出す時に頑張れば良いのです。
これまでに収益化もできましたし、案件もいただいて実績もできましたし、新しいことの準備も考えております。
前向きに取り組むことの大事さは、自信、経験、視聴者さんがあってこそだと思います。

最後に

これまでの1000日を振り返りましたが、熱しやすく冷めやすい私でも配信は1000日も続けられましたので、今後は配信を続けたくても続けられない人や、これまでの対応で「こうするとよいな」と感じたところから誰かのお手伝いをしたいなと思います。

自分にとって何が大切で何のために活動するのか
私は私なりに答えを見つけましたので、次の私自身の問いに対して答えを見つけるためにまた新しいことを見つけて進んでいきたいと思います。
皆さんも自分の配信活動について、動画活動について、今一度振り返ってみて一緒に前に進んでいきたいと思います。
みなさんの活動を応援しております。

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