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【Shadowverse】ローテーションAFネメシスのあれこれ

はい、どうもエルフファンボーイを辞めてAFネメシスの虜になってるうつせみです。
これからはAFファンボーイですって自己紹介したいと思います、はい。
さて、今回のnoteは環境に増えてきたAFネメシスに関してになります。
AF上級者の方向けではなく、AF初心者や中級者へ向けての記事になってます。
テンプレ構築から採用圏内のカードまで色々と書き連ねていこうと思いますので良ければ最後までお付き合い下さい。
よろしくお願いします。

テンプレートな構築

Shadowverseプレイヤーってテンプレ構築って聞くと露骨に嫌悪感を表す人結構多いなって思います。
ただテンプレ構築ってなにも悪いことなんかじゃありません。
まずそもそもテンプレ構築はそのデッキを突き詰めた上で作られたデッキだからです。

こういうことを言うと「もっとオリジナリティを出せ」やら「そんなパクリ構築の何が楽しいの?」って言われます。

いや、楽しいやんけ…勝てるんやもん…。

確かにテンプレ構築ってのは個性がないように思えるかもしれません。
ただそこから環境に対応したチューニングをするのは使う人の裁量に委ねられます。
言い方が悪いですが、テンプレ構築は言わば叩き台です。
1からデッキを組む力はないけどオリジナリティを出したい人や形を知りたい人にとって、テンプレ構築は基盤なんです。

はい、ということで今回の記事で使用する基盤がこちらです。

よく見る形ですね。
本当にテンプレ中のテンプレみたいな構築になってます。
ここからどうチューニングを施すかがオリジナリティの出しどころだと思います。

採用圏内のカード

さて先程のテンプレ構築に入っているカード、入っていないカードのどちらも含めた採用圏内のカードを紹介したいと思います。
しかし固定枠については除き、人によって好みが分かれそうな部分のみピックアップしました。

ストレイホロウ・イルガンノ

まず1枚目は新カードのストレイホロウ・イルガンノです。
このカードの強みは序盤の空いたマナコストを埋める綺麗な動きが出来、なおかつ4コストで12点疾走を作り出すことが出来る点にあります。
またヴォイドリアライズから出る異形のラストワード、機動二輪車は後述するララミアととても相性がいいです。
個人的には引けたら強いが絶対に必要とは感じないので2枚の採用にしていますが、3枚にしたほうがいいと言う人もいます。

音速の機構・ララミア

少し前に登場したレジェンドカードですね。
このカードの特徴はなんと言ってもその疾走打点としての高さ。
AFが平均して5-6種類ほど破壊出来る今のAFネメシスにとってこのカードは10点疾走も夢じゃない化け物カードと化します。
私はこのカードをフィニッシャーに据えた形が好きですから2枚くらい採用していますがここも好みが分かれるところだと思います。

カオスルーラー・アイシィレンドリング

3枚目は新カードの巨人が1人、カオスルーラー・アイシィレンドリング。
パッと見AFネメシスでは使わなさそうなカードですよね?
ただこのカードから出てくる魔導列車の操縦時効果が優秀でアイシィレンドリングと自身以外のフォロワーを全て消滅させます。
これは何を指すのかと言うとモデストのリーダー付与効果を確実に相手リーダーに与えられるということになります。
またヴァーテクスコロニーで届かないラインのフォロワーなども除去出来るので使い分けが出来、操縦条件の5コスト以上のフォロワーもパラダイムシフトから出てくる3種類のAFフォロワーで達成出来るので素引きしても腐りにくいです。
ただこのカードが入っているとデッキトップの期待値が少し下がる可能性があり、好みが出ると思います。
採用するにしても1枚が限界です。

浄化の輝き・ミュニエ

お次は全Shadowverseプレイヤーが親の仇かの如く憎むミュニエちゃんです。
全ての常在効果とラストワードの敵であり、逆に言えば超絶OPカードへの免罪符でもあります。
ネメシスがメタクラスと言われる由縁は大体こいつのせいな気がします。
使い勝手がよく、取り敢えずデッキに入れておけば何かしらの場面で活躍することになるであろうカードです。
処理としては消滅よりも変身に近い形なのでドラゴンのエターナルホエールの場を離れた時効果なども発動しません。
これは好みですが大体2枚から3枚の採用になると思います。

アイアンスティンガー

お次はこのカード、アイアンスティンガーですね。
このカードは今採用枚数が減らされている傾向にあります。
パワーは非常に高く進化時効果でエンシェントアーティファクトが出せるのも強いポイントです。
デバイスチューナーとのくっつきもいいカードですね。
枚数が減らされている理由は後述するジャスパーにあり、コストが同じ4コストという点ですね。
4コストには絶対に外せないモデストがありますからより採用枠が削られる結果になっています。
採用枚数は本当に好みで0枚の人もいれば3枚という人もいると思います。
個人的には1枚を強く推しますけれどね。

暗獄の遣い・ジャスパー

最後のカードは新カードの暗獄の遣い・ジャスパー。
このカードの強いところは現在のAFネメシスで生成手段の限られていた2種類のゴーレムAFを出せることにあると思います。
今までリーサルウェポンだったヴァーテクスコロニーの結晶でのみ手に入っていたゴーレムをハンドに1度加えるというラグなしで行えるようになったのはとても優秀です。
AFネメシスは基本的に破壊されたAFの種類数だけ打点が上がるので破壊しづらいAFフォロワーである2種類のゴーレムに繋がるというのは利点です。
しかし本来ゴーレムAFは中盤から終盤にかけて強くないためこのカード自体も腐りやすいという点、無料進化効果を持っているとはいえそれには6種類のAFを破壊しなければならない点などを考慮する必要があります。
採用枚数は最低でも2枚で、基本的にはデメリットを考慮しても3枚採用したいカードになっていると思います。

前期のAFネメシス

次は前期のAFネメシスから変わった点を紹介したいと思います。
まずこちらが前期に私がランクマッチで使用していたAFネメシスのリストになります。

スタン落ちしたのがアーティファクトリメイカーとマグナジャイアントの2種類ですね。
特にアーティファクトリメイカーはかなり長い間ローテーションAFネメシスを支えてきたカードだったので痛手でした。
マグナジャイアントもサーチカードとして非常に優秀で、同じくローテーションAFネメシスの氷河期を支えたカードでした。

しかし時の流れとは残酷なものですね。
新カードのパワー高いんですわ〜。
相当パワーある2種類のカードが落ちても尚パワーアップしているのが今のAFネメシスになります。
まず疾走打点が増えたことが挙げられます。
イルガンノから加わるヴォイドリアライズは条件付きではあるものの4コストで進化無し12点疾走です。
またこれによって打点の出し方に多様性が生まれヴァーテクスコロニーが無くても疾走打点のみで足りるという可能性すら出てきました。
そうなるとコロニーを絶対出したいために採用されていたラズリは抜け、コロニーもカード自体のパワーは高くない(他のカードと同時にプレイ出来ない可能性があり単体のみでは活躍しにくいため)ので2枚まで減らされたりしました。
それが今期と前期の大きな違いかなと思います。

AFのプレイの仕方

まずはプレイの前に参考にするリストを提示したいと思います。
その後で普段私がランクマッチで使っているリストで自分なりのプレイやマリガンについて書かせていただきます。

私はララミア信者なのでララミアを採用したリストを好んで使っています。
ヴォイドリアライズの異形は疾走してもしなくてもいいというスタンスなので、リーサルプランは多岐に渡り、その場その場で臨機応変にプレイを変えていくことが多いです。

マリガンについて

マリガンで意識したいのは序盤の動きのテンポです。
PPを余らせることなくカードをプレイ出来る動きというのはどのカードゲームでも同じで、PPを残しておくことでメリットがある効果を主体にしたデッキ以外では使い切る方が強いとされています。
そしてAFネメシスもご多分に漏れず、PPを使い切る方が強いデッキタイプです。
理想的なのは1-4ターン目までの動きがハンドで見えていることです。
具体例を挙げるとするならばイルガンノ、コロニー、ロボティクスユーザーみたいなハンドですね。
AFネメシスはテンポを大事にしないと中盤を迎える前に崩れてしまいますのでこの序盤でどれだけテンポを取れるかというのは中盤を迎える上でとても重要になります。

プレイについて

正直極論を言うと特に書くことはありません。
なぜなら自分が引いたカードが全く同じなんてことはありません。
それは変化が乏しく、面白みに欠けます。
だからこそ臨機応変な動きがプレイングとなり、それで魅せるプレイヤーが居るのです。
しかしそれでは解説記事を書いてる自分の首を絞めることになりますので、普段私が意識していることを書きます。
まずはPPを余らせないようにプレイします。
これは前述した通り、殆どデッキにおいて共通で言えることです。

次に「くっつき」を考えます。
AFネメシスの場合だとデバイスチューナーやルチルがその例ですね。
これらのカードは特定のカードと一緒にプレイすることでアドバンテージを確実に得ることが出来ます。
マジックエンジニア+デバイスチューナー=チョイスしたAFフォロワーを確実に増やせる
などですね。
こういったくっつきの良さを考えながらプレイすることを心掛けましょう。

そして最後にカードを使うタイミングを考えましょう。
これは私自身が常に考えていることですが対面のデッキタイプからこの後に来るカードを予測し、常にそれに対抗出来るようにしながら現在の盤面に当たる必要があります。
例えば相手がロイヤルで場にはの4/4のラミエルが居るとします。
この時ハンドでラミエルに対処出来るカードはパラダイムシフトとマジックエンジニアのみでした。
さてどちらを使うのが正解でしょうか?
どちらを選ぶにしても進化権は必要になりますが正解はマジックエンジニアでアナライズを出して進化処理が正解ですね。
理由はこの後にペインレスサムライが来た時に取れなくなるからです。

勿論状況次第で変わる可能性もありますが相手のデッキからケアするカードなどを予測しながらプレイすることはとても大事です。

対AFネメシス

AFネメシスは現環境トップクラスのパワーを誇り殆どの対面に不利がつきません。
唯一と言っていい不利対面が守護ビショップでウィルバートの反射ダメージがとても痛いです。
ただAFをメタるためだけに守護ビショップを握るのは非常にリスキーだと言えます。
なのでAFネメシスと対面した時にどうやってプレイするか、意識的なところの話をしたいと思います。

これはAFネメシス相手で1番重要なのですがパラダイムシフトを何枚手札に抱えているかは必ず把握しておいて下さい。
出来たらそれが何コストかも把握出来るといいですが無理にとは言いません。
しかし少なくとも枚数だけでも把握しておくといいです。
これは相手のリーサルがあるかないかの話に繋がってきます。
他の対面でも言えることですが出来るだけ公開情報はしっかりと把握しましょう。
唯一パラダイムシフトかどうか分からないアーティファクトの同調というカードはパラダイムシフトとカウントしておいて違うとわかったら数を減らせばいいと思います。

次にあまりAFネメシスと盤面の取り合いをしない方がいいと思います。
ローテーションAFネメシスはアンリミテッド程では無いですが盤面勝負が強く取り合いのためにリソースを注ぎ込みすぎると先にリソースが尽きてしまい負けてしまいます。
なので無理せず放置出来るカードは放置するという決断を下す必要もあるということを覚えてください。

この2つをまずは意識して対AFネメシスをこなしてみてください。
そしたら少しはAFネメシスが不利な対面でも善戦出来ると思います。

最後に

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございます。
少し長くなってしまいましたが少しでもAFネメシスについて理解していただけたら幸いです。
AFネメシスは今の環境で最も強いんじゃないかとさえ言われてるデッキタイプで、このデッキを理解することはそれだけ勝ちに繋がるということになります。
AFネメシスは難しいというイメージが強いデッキだと思います。
確かに奥は深く、プレイしている最中でも何度も悩むシーンが出てきたりしますが、ある一定のラインまではあまり時間をかけずに到達するはずです。
その一定のラインに辿り着くことを少しでも助長出来ればいいなというのがこの記事を書くきっかけでした。
AFネメシスは突き詰めても突き詰めても結論が中々出ず毎日ランクマッチで試行錯誤する日々が続いていますが凄く楽しく回せるデッキなので興味を持たれた方は是非使ってみてください。
それではこれにて筆を置かせて頂きます。

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