【Shadowverse】本当にネクロは弱いのか

どうも、うつせみです。
今回は少しTwitterを漁ってた上で気になった話題に触れていきたいと思います。
それは本当にネクロは弱いのか、です。

そのツイートによればグレモリーを採用したトリニティモンスターズを疾走させるネクロは運ゲーであり、弱いという話でした。

果たして本当に弱いのかどうか見ていきたいと思います。

今期のネクロ

まず今期のネクロと言われて何を思い浮かべるでしょうか?
アグロ?ワンショット?色々あると思います。
今回取り扱うのはワンショット型のネクロ。
アンリミテッドでお馴染みのグレモリーの効果を使い、霊道とフェイタルオーダーでトリニティモンスターズを疾走させ、20点削り切るギミックを持ったデッキです。

さて、ではこのデッキが運ゲーなのか。
これについて考えていきたいと思います。

グレモリー(トリニティ)ネクロ

基本的な構築を参考に持ってきました。

ミルティオ採用、非採用問題はありますがこれが基本的な構築です。
トートのファンファーレ効果を狙いつつ、バトルキョンシーガールの進化後ラストワードなどを使い墓場を貯め、グレモリーを着地。
その効果で霊道→フェイタルオーダーからのトリニティモンスターズ進化20点ワンショットを狙う構築ですね。
ではどこが運ゲーなのでしょうか。
今回話題のツイートでは「要求値の多いロマンコンボの火力が無駄に高い」とあります。
果たして本当にこのデッキは要求値が高いのでしょうか?
答えは否です。
確かに、墓場を貯めデッキ枚数を減らすという準備は存在します。
しかし、このコンボは要求値という面ではかなり低いです。
デッキに3枚入ってるトリニティと同じく3枚のフェイタルオーダー、2枚入っている霊道を引くだけです。
言わば3枚しか要求してきません。(準備段階は除く)
これを要求値高いというのであれば、それはコンボデッキ全否定です。

少し古いデッキの話になりますがRoBのリノセウスエルフの話をしたいと思います。
当時の20点ムーブはフェアリー導きフェアリー導きリノセウスリノセウスリノセウスがわかりやすいムーブがあり、進化込み20点。
最速8ターン目のムーブですね。
これは要求値という面ではフェアリー生成札、導き2枚、リノセウス3枚の合計6枚要求ムーブです。
このデッキは文句なしにTier1デッキでした。

では話を戻します。
合計6枚のコンボが環境トップだった時期があるのにたった3枚で成立するコンボを擁したデッキが弱いだ、なんだは言えませんよね?
確かにカードプールの違いはありますし、当時の環境との差異はあります。
しかし、それのみが勝ち筋という訳ではありませんし、プールが増えたことによるドローソースの追加は桁違いです。(それがドローソースの豊富ならネクロなら尚更)
上記のデッキで5種類のドローソースがあり、尚且つデッキ圧縮になる直接召喚札が合計で4枚採用されています。
確かにローテーションのプールで墓場枚数がデッキ枚数を上回るのはアンリミテッドより遅くなりますが、それでも7-8ターン目には達成する可能性が高いです。
その上でデッキの特定のカードを3枚引いていればいいわけです。
正直簡単としかいいようがありません。

結論

結論を簡単に書き記すと、グレモリー(トリニティ)ネクロは安定したデッキタイプであり上振れと下振れの振れ幅は小さいデッキだと思います。
当該ツイートでは「回転率30%しかない回れば100%勝つコンボと、回転率80%で回れば50%勝つアグロ」という言い方をされていましたが、正直デッキ回転率だけで言うのであれば、グレモリー(トリニティ)ネクロは回転率50%近くはありますし、決まったからと言って勝率100%ではないということを普段から回してる人間から言わせてもらいたいです。
安定している上に、勝ち筋がひとつではないデッキというのはそれだけで好かれますし、勝ちを求めたら行き着くのは当たり前のことです。
何よりやってる事が単純明快でAFネメシスと違って練度もそこまで要求される訳では無いので使用する人が多く、パワーを感じた人が多いという訳です。
事実、ネクロはRAGEwinterのDAY1での持ち込みも多かったと聞きます。
様々な観点から見て、私はグレモリー(トリニティ)ネクロは決して運ゲーと言えるほど運に頼ったデッキではないと言いたいです。

個人的に思うこと

個人的な意見にはなってしまいますが、今回のツイ主さんはどういう気持ちでツイートしたのかなってなりました。
多分ネクロに運だけ負けしてイラついてツイートしたんでしょうが、カードゲームにおけるコンボを全否定する発言は流石にカードゲームのことわかってないなと思いました。
それはそれはもう1ミリたりともわかってないなというレベルです。
勿論個人の思想、発言ですし、とやかく言うつもりはありませんが、Twitterという公の場でアレだけのツイートをする勇気は私は持ち合わせてませんからある意味「凄いな」という感想が浮かびました。
私は誰かと争うつもりは無いですが、それでも少し目に付いたので今回の記事を書かせて貰いました。
負けて悔しいなら負けないように頭を悩ませる。
その鬱憤の晴らし方を他人を傷つけるような方法で行ってはいけない。
そんな風な印象を受けました。

最後に

誰のどのツイートというのは今回の記事では取り上げてないのは、私はそのツイートの主さんと争う気は一切なく、ここで名指しで取り上げたりリンクを貼ったりして、晒しあげる行為はある種名誉毀損になると思ったためこのような形になっており、少し見づらい記事になってしまったことは否めません。

その点は反省しつつ今回はここらで筆を置かせていただきます。

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