【自分はナニモノか】とはどういうことか
誰しもが「自分はナニモノか」という疑問を一度は抱いたことがあると思う。「何故生まれてきたか」「何故ここにいるのか」…etc
「自分が自分である」という絶対的な評価を、自分が疑いなく確信するということである。
アイデンティティ
これを単語で言うと何が適切なのか、今は分からないが今の時点では「アイデンティティ(自我同一性, 存在証明)と呼ぶことにする。
因みに「自己確信」も考えたのだが、ネットで調べたころストレングスファインダーで下記意味で使われており、イメージと違うためやめる。
模索していきたい
今回は何故書こうと思ったのかという動機を書いて、今後は「模索シリーズ」として随時更新していく予定である。
「アイデンティティ」の模索をしたい理由
自分とは中身かガワか
以前趣味でVtuberをしている人と話したことがあり、その人はリアルでは女性の身体を持っているけれど、ネット上では似ても似つかないムキムキの男性の身体を使ってゲームをしている。
私はそういうネットのキャラデザでは、自分ではなく自分の理想の他人を作り上げてメタ的に眺めるのが好きな人間なのだが、その彼女は全く似ても似つかないそのキャラデザを自分と認識していると言うのである。
衝撃的であった。まず一般女性がムキムキの男性の身体を自分だとイメージするまでに至った経緯も面白いし、更に自分だと確信出来ている状態も興味深い。
キャラのガワを外から見たものの視点として、もしそのキャラのガワの中身を変わった際のアイデンティティは何なのだろうか。声?いやでも今はボイチェンもあるし、キーボードに打ち込んだ内容を読み上げるソフトもある。そうすると身体的な特徴から間違いなくその人だと確信するのは不可能である。
何が言いたいのか
正直私も良く分からない。だからその部分を含めて文字を可視化させて模索したいのである。ただ私としてはVtuberの彼女と話したときに感じたのは衝撃であり疑問であり、恐怖であった。
彼女は長い年月で徐々に確信していったというからまだわかる。最初からメタバースがあたり前として生きる人間はどうなのだろう。自分を確立していない子供たちは、自在にネットで姿形を変えれる世界で自分と相手を一個人として認識出来るのだろうか?
人間は一体何を拠り所にして自分という存在をつなぎとめているのだろうか?
私はそのつなぎとめている感覚を体感したい。
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