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SDGs検定に向けての勉強

SDGsとは

SDGsとは、2015 年9 月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030 アジェンダ」に記載された2016 年から2030 年までの国際目標です。

SDGs(Sustainable Development Goals:SDGs)は、持続可能な世界を実現させるための17 のゴールと169 のターゲットから構成され、誰一人取り残さないことを掲げた世界共通の目標です。

SDGs採択までの歴史や現在の動向

◆社会は企業に何を求めてきたか(SDGsビジネス戦略より引用)

第一ステージ:1980年代後半まで【法順守、リスク管理、メセナ活動の時代】
環境関連法規制、企業統治関連法などを遵守すれば「よき企業市民」だった時代

第二ステージ:1990年代~2005年【積極管理、アクティブ・ガバナンス・説明責任・情報開示
自主的な環境マネジメント(ISO14001など)、環境、サステナビリティ報告、労働環境の整備・改善、全般的な「サステナビリティ・CSR」経営の実践へ

第三ステージ:2005年~【課題解決型・イノベーション・利害関係者との共創】
市場(投資市場、顧客市場)などの要請も高まり、企業は「長期的視点も踏まえ」、「社会課題(環境含む)解決への革新的な貢献」、ステークホルダーとともに創造的な解を見出す」ことが期待されるようになっている。

◆SDGsとMDGs

SDGsは2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継

MDGs:Millennium_Development_Goals
・ミレニアム開発目標
・期間:2001年~2015年
・対象:8ゴール・21ターゲット
・主導者:国連の専門家主導で策定

SDGs:
・持続可能な開発目標
・期間:2016年~2030年
・対象:すべての国の目標
・ゴール:17ゴール・169ターゲット
・主導者:国連全加盟国で交渉

◆MDGsの課題

・途上国が対象だったが、ゴールを達成するには先進国等国家間の連携が不可欠⇒SDGsでの対象の変更
・教育、母子保健、衛生といった未達成の目標
・サハラ以南のアフリカなど一部の地域での目標達成の遅れ
・新たな課題の発声。環境汚染や気候変動への対策、頻発する自然災害など⇒SDGsでのゴールの見直し
・民間企業やNGOなど開発にかかわる主体の多様化
⇒主導者範囲の変更

・時代の経過により自然環境、社会が大きく変化したためSDGsに反映

SDGsの内容
(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項)


世界の課題を知る

・人間のあらゆる活動から必要とされる土地面積を逆算すると、先進国の多くは自国の国土面積を上回る(エコロジカル・フットプリント)
・日本の場合、今の生活を維持するのに必要な土地の広さは国土の7.1倍
・現在の世界全体の人々の生活を支えるには地球が1.7個分必要
・すでに地球が吸収・浄化できる能力を超えてしまっている


環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題


誰がSDGsに取り組むのか


キーワード一覧

検定の参考資料



参考資料1:我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(仮訳)
2015年9月25日に第70回国連総会で採択されたアジェンダはSDGsの採択に至った背景などが詳細に説明されておりSDGsを語る上で最も重要な位置付けとなります。

参考資料2:17の目標ごとの「事実と数字(Facts and Figures)」
国連本部のWebページに掲載されている、17の目標ごとの課題や問題の現状を日本語訳にしているものとなっています。SDGsに取り組む上で、世界的になにが課題となっているのか、を数値で確認することが可能なものとなります。


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