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このラノ2024協力者したよってnote

このライトノベルがすごい! 2024。よく考えたら今年は2023年なのにどうして2024なんだろうか。
 ランキングに載る作品なんてどうせ2023年の夏ぐらいに出た作品なんだから2023でもいいのに。聞けば良かったな。

 ということでこのライトノベルがすごい! 2024の協力者をした。このラノの協力者ってなに? っていう人も多分多いと思う。このラノのランキングはネットで流れてくるのを確認してるだけ。という人もいっぱいいるだろう。本体も「俺が載ってるなら買うけど……」って言ってた。

 このラノの協力者っていうのは『このライトノベルがすごい!』のランキングを形成するにあたり、web投票以外で目利きと判断された読者で、「個人的にこの本良かったんすよ~」って紹介してくる存在だと思って良い。正直僕もよく分かってない。

 よくランキングを操作してる。あいつらのせいでランキング上位が意味分からん。石川博品ばっか入れてる。と言われてる。
 ちなみに今年の文庫1位と10位は協力者票「0」で3位は「7」ぐらいなので、協力者がランキングを操作することはなくなっている。
 でも2位と4位と6位と7位と8位は協力者投票率が高いので、やっぱ操作してるぜあいつら。僕の投票したやつはランキングかすりもしなかったから言いたい放題できるわ。

 ということで僕の投票した作品を紹介しよう。

1位 異世界ドロンジョの野望【大楽絢太】

 ファンタジア文庫35周年記念でタツノコプロ60周年記念で刊行された単行本。
 ファンタジア「文庫」35周年記念で刊行された「単行本」だ。せちがらい世の中を察してやろう。
 タイトルの通り皆大好きドロンジョが異世界に転移してしまうところから始まるストーリーだが、タイトルから想像されるような異世界ファンタジー世界に転移するのではなく、ジュブナイルSFみたいな世界観に飛ばされる。いや、ドラゴンもでるからファンタジーかもしれない……けど……。
 初見時に思ったのは、えらい読みやすいな。なんか文章のノリが少しばかり昔のような気がするけど。って思って調べてみたら結構ベテランの人で、なるほどやっぱり熟練度ってあるんだなという思いになった。

2位 災難探偵サイガ 探偵の史上最悪の災難【黒史郎】

 このラノ協力者となった時にまず考えたのは「ライトノベルの定義」だった。そりゃもちろんあなたがライトノベルだと思うのがライトノベルですなんだけど、それだとなんだてめえ、じゃあ『エレファントヘッド』出していいのかよってなるじゃないっすか。去年だったら『テスカトリポカ』投票するぞてめえってなるじゃないですか。
 だからできるだけ一般的なライトノベル定義をしておく必要があって、「いわゆるライトノベルレーベルから出ている」か「挿絵がある」のどちらかにしようと思ったあたりで、「あれ、災難探偵サイガ挿絵あったな。黒史郎に投票できるじゃん」って気づいてしまったので今回のルールは「挿絵がある」にした。なんだなにが悪い僕がルールだ!!
 個性的な人間の集まる町「祭鳴町」を舞台に、ただひたすらに運が悪い名探偵、天堂サイガを主人公にしたドタバタ系コメディ作品になっている。
 作者である黒史郎はホラー作家で『虚実妖怪百物語(京極夏彦)』では「妖怪・怪談界隈側」として登場する。それと同時に結構コメディチックな作品も刊行していて(『未完少女ラブクラフト』とか『怪談撲滅委員会』とか)、本作品はそちら側になる。
 ゲームのノベライズでもある本作、そんなに恐くなく等しくくだらないので安心してほしい。ところでゲームの方はまだやっていない

3位 魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム【サイトウケンジ】

 本体の口癖は「ラノベにも怪談とかオカルトホラー増えねえかなあ」。それは決して、角川ホラー文庫を角川スニーカー文庫に移植してほしいとかそういう意味ではなく、ラノベで怪談読みてえなという意味。
 そういう意味では待ってましたと言わんばかりの怪談ラノベ。
 カラーイラストに幽霊を出してくれる。
 今ある怪談をもっと怖くしようよと語る配信者アイドルのヒロインと、彼女に怪談を語る一般人主人公。
 そんなふたりの前に現れたのは、怪談を実体験させてくれる魔女。
 魔女によって体験した怪談が、現実にも波及していく流れはとても良かった。
 怪談話自体は怖かったかって? うーん。まあまあまあまあ……。まあいいじゃんそこは一旦ね?
 

4位 造られた彼女たちのヒミツを俺だけが知っている【番棚 葵】

 MF文庫Jのラノベが、読みたーい! 漢字4文字をカタカナで読ませる学園バトルものではない方の。主人公の男友達がメガネで学校の女子情報に妙に詳しくて、それ以外の友達は基本的に皆女子でカラー口絵にはそいつらと飯を食べたりしてるシーンが採用されていて、そこでキャラ紹介されるようなやつが。あったよ。やったね。
 人とそっくりな人造人間が造られるようになった近未来を舞台に、一緒に暮らしていた妹が実は人造人間であることを10年越しに知ってしまった主人公。しかも「人造人間と人が一緒に勉強する場所」というコンセプトの学校でつくった友達だいたい人造人間! お前の周り人造人間しかいねえじゃん! ヒミツを俺だけが知っているってそこまで俺だけじゃないじゃん。とか色々言いたいことはあるけれども、メガネ男友達を出してくれたので良しとします。着飾らなくていいんです。僕は醤油のカップヌードルが食べたいんです。謎肉フィーバーとかしなくていいんです。


5位 キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘【西尾維新】


 ボーナストラック。戯言シリーズに投票できる数少ないチャンスを見逃したくなかった。そういう理由で投票してるから番外編って意味で5位。


 以上5作品。
 あとはイラストレーター部門とか好きな男性女性ランキングも投票があったんだけど、僕はぶっちゃけ忘れてしまっている。いーちゃんには投票した。それだけは覚えてる。登場人物一覧にいるんだから投票したっていいだろ。

 そんな感じでこのラノ協力者してきたよって話。
 来年するかどうかは知らん。
 知ってる? 今年初めてのnote更新なんだぜ。11月で?

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