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生理のこと

この話は、生理ってわからない、もしナプキンとか買いにいく時になったら不安だとか思っている方に、個人の話ではあるがこんなんだよーと書いてみたものである。性別や年齢に関係なく、誰かの役にたてばうれしく思う。


何となく、今まで生理のことは言いづらかった自分ではあったが最近は割とオープンに話す人もいることを知った。言わなければ結局知られないし分からない。そこの所は恥ずかしさもあるが、「分かってくれない」と苦しむならと思い、私個人の思いであるが書くことにする。


ぶっちゃけ今絶賛しんどい。しかし、この記述も明日の自分が同じ内容を打てば全く変わるのが分かっているので、申し訳ないが、吐き出すのも込みで今日書かせて貰うことにする。



あくまで自分のことなので、男性には男性特有のしんどい時期があるとか、もっとひどい状態の女性もいるとか、他はどうか分からないのを了承して頂きたい。



初めて生理がきた時は、周りの子はきたのか、隠れてナプキンをつけに行って、モレと特有の臭いを気にしながら、いつも以上にこそこそとしていたのを覚えている。こんな小学生で「大丈夫?」なんて知識を持って案じてくれる男の子なんていないし、まだ生理なんて知らない女の子もいたからだ。


血に良いイメージなんて、そもそも持たない。



その時から何故、初めて来たら赤飯を炊くのにそれ以上は苦しむだけなのだろうとふと思ったことがあった。


というかみんなで赤飯食べる意味があまり分かってないので、調べてみたりはした。

https://xn--w8jxbwb3erwa.com/archives/11797

とはいうものの、家族にも出される赤飯を見て恥ずかしかったのを覚えている。


普通に考えて、私と神様だけ食べればよいのではと思ってしまった時もある。思春期の女子にはなんともややこしい時期だった。


毎月下着が汚れるのをびくびくしながら待つ。ナプキンを先につけてしまうと、逆に緊張して遅れてしまうからだ。かと言って、汚したくもないしそれを洗っている所も兄弟に見られたくない。私は量が多いから、油断できない。

夏は蒸し暑いのにモレない為に生理用の分厚いパンツをはく。お尻がかぶれてかゆくなる時もあった。地獄だった。


プールが好きなのに、入れない時があった。「大丈夫」と言われたが、普通にもれた時を考えると、自分の血が一緒のプールに入っている子に見られるとか論外だった。自分が一緒のプールに入られたとしても嫌だった。休みはサボりとか言われたが、休んでいるこっちは暑い中日陰でもジリジリ迫る熱気に耐えながら、涼し気に泳ぐ友達を見ることしか出来なかった。プールに入りたかった。

体育があろうものなら、クオーターパンツからカシャ、とかナプキンの音がしないか怖かった。汗と血が混じって不快だった。みんなが着替えている時にトイレに行って、それを取り返す様に高速で着替えに戻った。


2日目と3日目は特に量が多かった。夜、寝るのが怖かった。お風呂上りに蒸れながらまたパンツと、夜用のお尻まで伸びているナプキンをつけたって、朝布団が汚れた時もあった。コポ、と言わんばかりに生暖かい感触が出てくるのが分かった。喉がやたらと乾いた。


そんな不快に慣れる事もなく、その時期は続き、何かの発表の緊張で遅れたり、安堵で来たり、その時の自分の体調や心情で、生理の時期が変動する様になった。と同時に、身体の成長と共に、お腹の中に重りが入ったみたいに、ズシンとしんどさを感じてきた。


緊張する場面が増えるほど、余計に左右された生理はやがて痛みを伴って量だけは変わることなくだるさを増やしだした。と、思えば、逆に緊張しすぎて充分に出ない時もあった。


社会人になると、休憩時間が決まっている。その時間まではどうにかして耐えないといけない時もある。恐ろしかった。職場で我慢したり、ストレスを感じるたびに、お腹の痛みが増した。

何より救いだったのは、小さい時と違って、薄いナプキンが出だしたことだった。ムレもなければ、血を沢山吸収してくれる。そして何より、生理パンツも進化している。外出先で着替えても、ナプキンをつける部分が2重になっていて、つけているのが見えない仕組みになっている。この2つが手放せない。

ナプキンには出る血の量によって3,4種類くらいにサイズが分かれているが、急に買うことになったとして、「普通~多い日用」を使うのが打倒に思う。そして生理終わりかけの6~7日目頃になったら、小さめをつけると快適だと個人的には考えている。小さいのって便利なんだな。


そして羽あり、羽なしであるが、私は横モレがあるので羽つきが良い。けど、股にこすれて気になる時も正直あったので、量がさほど多くない人は羽なしなのかなとか思っている。少なくなった日はなしの方が快適だと思うが、人による。


なので、もしわからなければ

「メーカー名(できれば)」「羽あり?羽なし?」「昼用?夜用?」

と聞くのが妥当とは思っているし、


聞けるのであれば出血が多いのかと聞ければ、「普通~多い日用」か「特に多い日用」を買いに行って迷うことも減るのかなと思っている。


ただ、今は本当に色々出ているし、パンツタイプや布製やカップなんかもあって個人の使い心地の良さが違うので、パートナーがもし同じ家にいるのなら、何でもない日にトイレに行った時にでもちらっと見たら俄然楽になると思う。



酷い日はタンポンも考えたが、流石に中に物を入れっぱなしは怖くて使いたくない。というか違和感しかない。というのは私の意見である。そして、抜く時が真っ赤なカブトムシの幼虫位のサイズで出てくる。あれはどうしてもプールに入る人とか、特に量の多い人が使うのだと認識している。



さて、生理と聞くと、最近はPMSやらPMDDなんて言葉を聞く。

月経前症候群とか言われたりしているらしい。私は医者じゃないから、気になったら自分で調べてみて欲しい。すぐに色々出てくる。

ここらは本当にしんどいなあと思うし、他の人もしんどいだろうなあと思っている。


さっき私は「体調や心情で生理の時期が変動する様になった」と言ったけど、私の場合は割とダイレクトにそれが出た。多分、そういう人は多いと思う。

何かストレスがあった時は遅れたし、悶々しつづけている時には古い茶色の血が少しずつしか出なかった。割りに、月に2,3回来たりした。やがて生理がくる一定時期がずれて、来なかったり来たりしていく。不定期になってきたのだ。


身体はある程度「習慣」をつける事が大事だと考えている。朝同じ時間に起きて、3食似たような時間に食べて、12時には寝て・・みたいな。たまに夜更かしすると次の日がしんどい様に、生理も「習慣」からズレた時がしんどい。

やがてそのしんどさでメンタルをやられ、気力もなくなり、しんどさが残り、血のめぐりが悪くなり、頭痛やほてりを悪化させて・・・となってったのがこの記事を書いている自身ではあるが、ここでしんどいものがある。



生理を甘えなどと考える人と、しんどさを受容してくれない人である。



意外かは知らないが、女性にもそれぞれで生理が軽い人もいれば、重い人がいたり、量は多いけどしんどくない人もいれば、少ないししんどい人もいる。生活習慣にも左右されると聞いたが、「人それぞれ」だと認識して頂きたい。しんどい人はガチで動けない。

経験した範囲ではあるが、頭痛と微熱、貧血、鈍い腹痛、全身のだるさ、頭がぼーっとする、むくみは常々。


話は戻すが、PMSやらPMDDの話を何故するかというと、実際自分にその気があると何となく思ったからであるし、明らかに子どもの時の生理とは訳が違う様になってしまったからである。

環境が変われば平気で変化するのは、身体に直結しているからだろうか。


私の生理が変化したのは、ハッキリと社会人になってからである。気を遣う、ストレスがたまる中で爆発する前に体が悲鳴を上げていたのだろう。生理が重い人には、特質もあれど、性格も似ているのではと思った事がある。

まだ、それなら良かった。しんどくても動くことには変わりないし、幸い動く業務は微妙に変えながら調整出来た。


と、ある時に、おそらく過呼吸になりだしてから変化した。

生理がくる1週間前辺りから、急に不安定になりだした。訳もなく泣いたり、死にたくなったりした。不安で、何度も「大丈夫」と言いながら落ち着くためのクラシックや録音を聴いて布団にもぐり込んだりした。


それから数日後、生理がきた。頭がスッキリした様に軽かった。血は出るけど、しんどいけれど、心は元気だった。


最初は何のことかわからなかった。


それから何度か続いて、「生理になったら戻る」と理解してからは、「ああ、まただ」とクッションを抱いてやり過ごした。理由が分かると安心出来た。いつも夜にこうなる事も分かった。

病院に行く勇気は出ない。まだ、行く様な事ではないと思った。


やり過ごして幾月。丁度新郎と付き合いだして数か月。新郎の前で初めて過呼吸になった。深く安堵した瞬間の出来事だった。仕事で毎日飲むカフェオレも、しんどいけれど飲みたさには勝てなかった。身体中が冷え切っていた。

それから新郎には正直に生理の時はこうだとか伝えた気がする。数か月間は、泣くことで落ち着いた時も何度かあったけど、ふとした時に一度でも脳内で「大丈夫」と赤い文字のビジョンが浮かんでしまうと、それが頭を埋め尽くして一気に不安になった。


そして次第に、その不安は生理が始まってもなくならなかった。


流石にヤバイと思って「命の母」のホワイトを飲んでみたら(薬剤師に相談させてもらって)、書いてあった3粒を飲んだ日にはテンションがあがりすぎて、頭に血が沢山流れた様に熱かったし、薬が切れた時間には一気に反動がきた。と同時に、「薬がない」不安に駆られて必死に探す始末だった。

2粒。今は酷い時に2粒で抑える。結婚してから家にいた時は、なんと服用しなくても全く変化なく快適に過ごしていたが、働きだしてから身体がだるすぎて服用し、昼はやめて帰宅して帰ってきた日には決壊して、重い買い物持ってご飯を淡々と作った後に崩れ落ちてシクシク静かに泣いた。



大人の生理はストレス社会との喧嘩だと思っている自分にとって、休める環境は本当に大事だと思う。しんどい人に「休んどきや」と言える環境が他にある事を願っている・・・休もうぜ・・



全面的に個人の考えでしかないので、こんな事例もあるよって話だが、人の性格や人生にもいろいろある様に、生理にもいろいろあるし、個々に抱えるものによっても変わっていくよって話をしたかっただけである。


そして、生理に関してだけじゃないけどどんなことであっても「自分はこうだったから」とか、知らないからと拒絶したり、おしつけないで欲しい。知ろうとしてくれ・・・私も関わる人を知りたいからさ・・


もし顔色悪くてしんどそうな人がいたら、是非お腹を温めてゴロリと出来る環境をすぐにあげてほしい・・生理休暇とか取れんのか・・本当に取れたら神みたいな制度だぞ


そして男女や年齢関係なく、お互い理解できる環境が増えればいいのにな、と色々記事をみて思ったのでした、まる






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