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【 #シャニアニネタバレ感想 】シャニアニ第1幕を見た感想

お疲れ様です。ときわです。

去る10月27日、シャニアニの先行上映というので第1幕公開初日に映画館に凸してきましたので、その時の感想を忘れないうちに書き留めておきたいと思います。

総評

ストーリーの構成については、1話24分という限られた時間の中に詰め込むものの中では、ユニットがどういうコンセプトで活動しているのかをアニメからの新規向けに説明する上ではうってつけのまとまり方をしていた点では良かったものの、ところどころenza版のコミュと比べたときにはちょっと物足りないようなところも無いではないという人もいておかしくはないかもしれないなという感想です。少々辛口ですみません。

以下、どうしてこのような結論に至ったのかの私なりの感想をつらつらと書き残しておきたいと思います。

各論

・真乃はどうしてアイドルを目指そうと思ったのか?

雨の降る午後、ホームルームが終わって学校から帰宅する真乃は少しうつむきながら歩いて帰宅しているようでした。

それからある晴れた春の日に、公園で夏目Pと真乃が出会って一回目のスカウトをするわけですが、最初は断っていました。

それから夏目Pの提案を受けて灯織とめぐるのいるスタジオに行くとき、場面は最初の下校時とは打って変わって晴れていたと記憶しています。

何かこの間に彼女なりに抱えている思いが、夏目Pの勧誘という出来事によって突き動かされたはずなのですが、その過程でいかなる心境の変化があったのか、私の記憶では語られていなかったと思います。そういうわけで、彼女がなぜアイドルを志したいと考えたのか、いまいちわかりませんでした。

敢えてこの段階で描写せずに、5話以降でイルミネが本格的に活動する段階、あるいは第3幕くらいまでお預けにしてそこで真乃が何らかの原因でスランプに陥って病むところでようやくその胸に秘めた語られるのか、現段階ではまだそれもわからないです。

今後のアニメ本編で徐々にわかってくるのか、はたまた真乃ップを読めということなのかもしれないが、それがなかなかわからないまま一幕が終わってしまった点は気になりました。


・ライブシーンはよくできている

ぬるぬる動くキャラクターが音楽に合わせて踊る、それも土砂降りの大雨の中で歌ったり、ラゾーナ川崎で爆音で音出したりとか、絶妙に音割れしているようなライブ感が出ていたのは良かったと思うし、動きがとてもなめらかで活きがあったと思います。

特にアニメから入る新規に向けて私達はこういうユニットですというのをストーリーと一緒にライブシーンを見て掴みやすい描き方担っていると思います。

もちろん既にファンの我々もこんなにぬるぬる動くんだと感動させられてMV風にやるとこうなるのかと新鮮な気持ちで見られるというのは嬉しいことです。

あとさ…一発撮りのライブの後、ちゃんと雨に濡れた摩美々のもふもふ綿あめが萎むの💯だよな

・コミュを読んでたりコミュの背景をよく見ているとあ~あれかぁってなるシーンがある

例えば、アンティーカの面々がバベルシティ・グレイスをどういうふうに歌い上げるのか、MV撮影でどういうコンセプトにしようかを話し合っている場面、夏目Pが「少し的を絞ろうか」と発言した場面があったかと思われます。

もうおわかりかと思いますが、この「少し的を絞ろうか」というセリフ、三峰の朝コミュでこれを選ぶとパーフェクトになるところがあるんですよね。

アニメでもシャニPが「少し的を絞ろうか」と一言述べた後に一番最初に発言するのは三峰でした。

それから、千雪が寮に引っ越してきて荷物を整理しているところ、ダンボールから覗いた書籍は…


アプリコット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヴッ…


何を隠そう薄桃色にこんがらがってで出てきたアレである。

アニメから入った新規さんに「あの雑誌は千雪が好きな雑誌なの?」と質問された時に果たしてどこまで話すべきなのか非常に悩ましいが、こうした一瞬映る情景に、enza版で読んでいたあのコミュに繋がっていくアイテムがあったりするのだなぁと感じさせる仕掛けをさりげなく置いてくるところが個人的にはシャニアニの一番好きなところだなと感じている次第です。

他にも、大崎家のリビングにいる紫と赤のリボンを纏った熊ちゃんがいなかったり、真乃のベッド横のイルミネの皆で撮ってたときの思い出の写真がまだ無い一方で鳥さんのクッションは既にあるだとか、放クラ回で【ヒーローインザパーク】という果穂の初期からあったs-ssrカードを彷彿とさせるようなやり取りがあったり、迷走チョコロードにありがちなちょこ先輩のぐるぐる目が出てきたりと、enzaの本編そのものではないし、そこでは全て描き切れなかったけれど、確かにあったかもしれない日常の一コマがそこにはあったと感じさせるような仕上がりになっていると思います。

第2幕以降にもそういった仕掛けを施してくるのだろうなというのは楽しみな点だと思いました。

おわりに

まだまだ第1幕というので、これからの第二幕以降でしっかり描かれていくことを強く期待しているのですが、真乃がなぜアイドルを目指したのか、イルミネはこれからどうなっていくのかがまだまだ見えないという点だけは気になりました。
ミリアニの場合、信号機トリオの成長というところを極めて明確に中心に据えているのが伝わってきていて、主人公枠は未来・静香・翼の3人だろうというのが掴みやすかった一方で、シャニアニの場合、多分真乃が主人公ポジで灯織とめぐるが準主人公って感じなのかなというところまでは見えるものの、ミリアニほど主人公が誰なのかというのがくっきりしておらず、その点で描き方の違いが出ているのかなと感じました。
もっとも、アニメという限られた尺で初期メンバーの登場人物を紹介して、イルミネ以外の既にデビューしているユニットのコンセプトとファンとの向き合い方、曲やライブの雰囲気がどういうものかをオムニバス形式で紹介して満を持してイルミネを持ってきたいという作戦ならば、まだまだ第1幕で決めるのは早計なのかもしれないなとも思います。

我々は劇場先行上映で4話一気見だからこそ、5話目でイルミネが始動していくのだろうなというのが掴めたわけですが、毎週1回でこのようなオムニバス形式でユニット紹介という流れが4話まで続いた場合の視聴者の反応がどうなるかという点で少し心配が出るかもしれない。
それに、enza版のコミュがあまりにも濃厚過ぎるからこそ、24分くらいの限られた尺でその味を出し切ることが本当に難しい中で、我々がenza版で見てきたW.I.N.Gコミュだとか初期のイベコミュを彷彿とさせるようなやり取りや、それに繋がる一瞬一瞬の情景にそのありったけの思いを託すような表現ぶりにする他ない形で我々にお出しした結果、相対的に薄味に感じてしまった人が出てきてしまったのかもしれない。


賛否両論の意見が出ているところの理由は、もしかしたらそれらの点なのではないかなと勝手に憶測を立てている次第です。

いずれにせよ、自分は一瞬映る情景に、enza版で読んでいたあのコミュに繋がっていくアイテムがあったりするのだなぁと感じさせる仕掛けをさりげなく置いてくるところにここすきポイントを見出しているし、普通にストーリーもライブシーンもいいなと思ってるので、なんだかんだ心配事も書いてしまってはいますが、総じて楽しみです!!!!!!!!!!!!!!


ここまで拙い感想をお読みいただきありがとうございました。
















ん…?









いやぁ~やっぱさ、めぐるのパッツパツのポロシャツがさ、良いんだよね
あと金色の元気いっぱいガールの私服の谷間、マジでエッグいなっていうので1話の後半部分全然頭に入ってこなかったっていうのはここだけの話

ちゃんと恋鐘も千雪も咲耶もデケえなぁって感心してたし、甘奈、そのV字ネックは”””””癖(へき)””””””だ!!!!!!!!って悶えていました。



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