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【相性考察】対策必須か?三神ザシアンVS連撃ウーラオス 十戦一人回し

こんにちは。うっちーと申します。

大型大会入賞などは一度もないですがシティリーグやジムバトルで楽しんでいるポケカプレイヤーです。

さて本題ですが一撃マスター・連撃マスターが発売されて一週間以上たちましたがシティリーグなどの大型大会が開催されていないため環境が分かりずらい状況となっています。そこで今回は一人回しで新環境の相性考察をしてみようと思います。

前回の10戦一人回しの記事はこちら


今回はBレギュレーションの時の環境トップであった三神ザシアンVS新弾パッケージポケモンの連撃ウーラオスの10戦一人回しを行いたいと思います。

一人回しのルール

この一人回しでは事故の有無関係なく10戦やっていきます。先攻後攻に関してはそのデッキがじゃんけんで勝った時に取りたい方を5戦ずつに振り分けます。

例)三神ザシアンVS連撃ウーラオスではどちらも先攻を取りたいので(私個人の考え)三神ザシアンが先攻で行うゲームを5戦、後攻で行うゲームを5戦行います。

また事故に関してはそのデッキの持つ特性・性質だと考えているので事故を含めて10戦行います。

デッキの紹介

三神ザシアンと連撃ウーラオスの明確な有利不利は私の中ではまだ理解が深まっていなかったため10戦一人回しを行いたいと思います。デッキは下のとおりです。

三神ザシアン

三神ザシアンは前回のVS一撃ウーラオスの時と同様のレシピです。ミュウとミュウツー&ミュウが入っていないことがどのように影響するのか。

連撃ウーラオス

最近ではドラパルトVMAXと組み合わせている構築が目立っていますが今回はウーラオスメインの構築です、

このデッキリストは私がSNSやYouTubeなどを参考にして考えたものです。(新環境のスタンダードなリストがあまり分からなかったのでご容赦下さい)

意識したプレイング

三神ザシアン側で意識したことは大きく分けて三点あります。

・ザマゼンタVで連撃エネルギーを破壊すること

・デデンネGXやフーパを場に出さないこと(できればクロバットVも)

・大きなお守りのつけ場所

一点目は連撃ウーラオスはキョダイレンゲキのパワーがとても大きいですが、最速で技を出すには必ず連撃エネルギーを使うためそれを阻止しようと意識しました。

二点目はキョダイレンゲキによりベンチに出ているだけで簡単に相手にサイドを取らせないようにするためです。またデデンネはHPが160なので望遠スコープがついたキョダイレンゲキとガラルジグザグマのかんしゃくヘッドによりクロバットVやワタシラガVより簡単に倒されてしまうのでより出さないように意識しました。フーパも同様でHPが130なのでキョダイレンゲキとかんしゃくヘッドで簡単に倒されてしまいます。(クロバットVはベンチにいれば一発で倒されにくいですがバトル場では弱点が働いてしまうのでなるべく出したくないです。)


三点目は相手のかんしゃくヘッドや望遠スコープの有無によりますが主にデデンネと三神にお守りはつけます。その二体につけても意味があまりないときはザシアンにつけました。

連撃ウーラオス側で意識したことは大きく分けて三点あります。

・二体目のウーラオスにエネルギーがついてからキョダイレンゲキを打つこと

・ガラルジグザグマのかんしゃくヘッドを無駄打ちしないこと

・連撃エネルギーより基本闘エネルギー優先

一点目はキョダイレンゲキ後にエネルギーが場から無くなり何もできなくなることを防ぐためです。簡単に言うと連撃エネルギーがつけば2体のウーラオスがいつでもキョダイレンゲキを打てるようにすることです。これは特にサイドを取るタイミングでリセットスタンプを打たれてそのまま何もできずに負けることを防ぐのにも繋がります。


二点目は私もよくやりがちなのですが「余ったからとりあえず三神に乗せとくか...」という思考で乗せることをしないということです。対三神ザシアンではお守りのつけ先やツールスクラッパーの有無にもよりますがほとんどデデンネGX>三神>ザシアンの優先順位で乗せます。
デデンネの場合は望遠スコープ+キョダイレンゲキ+かんしゃくヘッドで160、三神はしっぷうづき+キョダイレンゲキ+かんしゃくヘッドで280、ザシアンはお守りがついているときやデデンネや三神に十分にダメカンが乗っている場合に乗せます。キョダイレンゲキ(120)2回+かんしゃくヘッドで250になります。要は盤面ごとでしっかり考えることを意識しました。
三点目は現環境にはクラッシュハンマーや新カードのうねりの扇などのエネルギーを剥がすグッズを入れているレシピが多く見受けられます。これは三神ザシアンも例外ではなく「特殊エネルギー多いからうねりの扇一枚だけ採用しよう」というレシピも今後存在すると思います。さらに特殊エネルギーを剥がすことのできるザマゼンタVも採用されている場合が多いです。連撃ウーラオウスは基本的に手張りをでしかエネルギー加速ができなく一回剥がされてしまうと大きく出遅れてしまいます。なのでキョダイレンゲキを打つタイミングで連撃エネルギーを張ることが理想だと考えておりしっぷうづきを打つターンは基本闘エネルギーを優先しました。

結果と考察

結果は8勝2敗で連撃ウーラオスの圧勝でした。連撃ウーラオスが先攻の時に5勝、後攻の時には3勝でした。事故はそれぞれ三神ザシアンが負けた時に1回、ウーラオスが負けた時に1回ありました。前回の三神ザシアンVS一撃ウーラオスとはほぼ真逆の結果になってしまい正直驚いています。以下のことが一人回しで気づいたことです

1 しっぷうづきとキョダイレンゲキの組み合わせが強すぎる。これは特に相手が三神ザシアンのようなVMAXが中心ではないデッキに言えます。HPが300以下だとしっぷうづき+(望遠スコープ+キョダイレンゲキ)=300で気絶してしまいサイド2枚もしくは3枚をベンチに下がっても簡単にとられてしまいます。さらにそこにデデンネGXやクロバットVなどの闘弱点のポケモンがいるとキョダイレンゲキで一気にサイド3枚以上取られてしまう可能性があります。

2 連撃ウーラオスにおけるかんしゃくヘッドの組み合わせも強すぎる。デデンネGXや非Vのポケモン(特にHP130や140)に対してキョダイレンゲキ+かんしゃくヘッドで簡単にサイドを取ることができます。

3 三神ザシアンは4‐2のプランか2‐2‐2のプランなどを取るしかなくなり理想の3‐3プランが取りづらい。2ターン目にGX技を使うならほぼVMAXを倒さないと行けなくなります。もう一つのプランでは後攻1ターン目か2ターン目にウーラオスVを倒してウーラオスが進化できなくなったタイミングでオルタージェネシスをうって非Vポケモンを2回倒すというプランがあります。個人的には2つ目のプランの方が難しいですが勝てる確率は良いと思います。

4 三神ザシアンはミュウや超ポケモンのアタッカー必須。一点目を解決するにはミュウが必要になりますしそれだけでも連撃ウーラオスに勝てなく三点目の4‐2のプランをとりたい場合はミュウツー&ミュウGXのような超ポケモンが必須だと思います。

さいごに

今回の検証では連撃ウーラオスが有利という結果になりました。しかし三神ザシアンがミュウやミュウツー&ミュウGXを入れることで有利不利が逆転するかもしれません。なので今後新しい形の三神ザシアンで連撃ウーラオスや他の環境デッキと対戦してみようと思います。

言語化って難しい!!


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