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小林さんという、年に数回ハガキで近況報告してくださるお友達がいます。
小林さんは、恐らく私が生きてきた中で一番丁寧な暮らしをしている謙虚で誠実な方です。
そんな小林さんから昨日ハガキが届きました。
私の娘が3歳になったことを祝ってくれる内容でした。
華やかな少し匂いのついたハガキを選んでくださいました。
しかしその日同じタイミングで、十年ぶりに買ったお香の詰め合わせがポストに届き、ハガキの優しい香りが完全にかき消されていました。
翌日買ったお香を試してみたら苦手な匂いで、心底買うんじゃなかったと思いました。

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