出版の本当の価値とは? 〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#4〜
みなさん、こんにちは!
UTSUWA出版代表の山本です。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第4弾』をお届けします。テーマは「出版の本当の価値とは?」です。
出版の価値って、さまざまだと思います。
たとえば、
後世に自分の想いを残せる
想いが整理できる
自分のビジネスを拡大させる
集客に繋げられる
もちろん、そういう側面もありつつ、他にもある価値があると私たちは考えています。
それは、「自分を知る」ことです。
出版は「自分を知る過程のひとつ」だと考えていて、それこそが実は本当の出版の価値だと考えています。
「えっ? 出版が自分を知ることになるってどういうこと?」
と思うでしょう。
ということで、この記事では「出版=自分を知る」ことについて、解説していきます。
「出版の価値=自分を知る」とはどういう意味なのか?
出版の価値を考える前に、まずは出版の過程で何をやるのかを考えてみます。
出版をする前に考えることって、まずは「出版する目的」だったりします。
当然ですよね。出版する前に、その目的・ゴールを考えるのは当たり前です。
とはいえ、意外とここを明確にできない人がいます。
「出版することが夢だった」
「なんとなく本を出版してみたかった」
そういう人、たまにいます!
ただそれでもいいと思うんですが、もう少し具体的にした方が、いい本が出来上がると思いませんか?
それを徹底的に考え抜く必要があります。
出版はあくまで手段のひとつであり、本当の目的は違うところにあったりします。もちろん、「本の出版=夢」の人はゴールが出版ですが、それ以外の人たちは出版は「必ず、何かの手段」になっているはずです。
つまり、出版過程で考えることは「出版の先にある本当に望む未来」なんです。
言い換えると、
自分の望みは何なのか
自分はどういう人間なのか
なぜ生まれてきたのか
これらを考えることが、出版なんです。
「自分を知る」という過程こそ、本当の出版の価値のひとつなんです。
自分を知ることの価値
とはいえ、「自分を知る」ということの価値ってよくわからないですよね?
UTSUWA出版では、自分を知ることの価値はとても大きいと考えています。それは自己成長、自己改善、そして生活の質を向上させるための基盤になると思うからです。
自分自身を理解することは、自分の強みと弱みを認識・理解し、それをどのように活用するかを理解するのに役立ちます。
古代ギリシャの哲学者、ソクラテスの名言である「汝自身を知れ」は、この考えを最もよく表現していると思います。
スティーブ・ジョブズが有名に言った、
「あなたの仕事を愛することが重要だ。それは大きな成功を収めるための唯一の方法だ」
という言葉は、自分自身を知り、自分が何を愛し、何に情熱を感じるかを理解することの重要性を表現していると思います。
自分を知ることは、人間の成長と理想の豊かな人生を歩む道筋を見える化することにつながります。それは私たちが何を望み、どのように行動するかを理解することから始める必要があります。
出版はそれを見つけ出すツールのひとつです。
出版=徹底的に自分と向き合うこと
先ほども話したように、出版は「出版の目的」を徹底的に考えたり、何を書くかを考え抜く必要があります。
それはつまり、「自分の考え・想い・価値観」を明確にすることと言えます。
自分は何がしたいのか
自分のやりたいこと・やりたくないことは何なのか
自分のなりたい姿はどのような人間なのか
自分は何のために生まれてきたのか
これらを徹底的に考え抜きます。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、大小あれど、これからのことは必ず考える必要があります。
たとえば、カウンセラーの人が本を出版したいとします。メンタル的に楽になる方法だったり、動揺しない心理の話を書くとします。
その著者さんは、必ず何かの「芯となる考え方・想い」があるはずです。
自分のメンタルが弱かったから、伝えたいと思った
うつ病だったから、乗り越え方を伝えたかった
過去の自分のようになってほしくなくて、伝えたいと思った
感情的になって過ちを犯したくない
あくまで例え話ですが、さまざまな動機があるはずです。
これらの本に記す想い・価値観・考え方は「すべてあなた自身」でもあります。
これらの動機があるなら、「他人に役に立ちたい」という価値観があるとわかりますし、うつ病を乗り越えてきた経験があると改めてわかりますし、感情的な自分になりたくないという「あり方」が明確になります。
つまり、これらを徹底的に考え抜く出版は、自分を知るツールでもあるんです。
出版の価値は「理想の自分を目指す過程」にある
本を出版するために、出版する目的を考え、何を書くのか見える化し、どのような表現にするのか決める必要があります。
これらの工程を進むと、知らず知らずのうちに「理想の自分」を思い描くことになります。
さらに言えば、過去の自分と向き合う必要もあります。
自分が過去に何を考え、何をしたのか。
これらを向き合った上で、現在の自分で原稿を書きます。
つまり、「過去・現在・未来」をすべて考え抜くことが出版体験そのものであり、この体験自体に価値があるんです。
そして、いい本にするためのコツのひとつに「少し先の未来の自分になりきって書く」というモノがあります。
どういうことかと言えば、「少し背伸びした将来のなりたい姿」になったつもりで原稿を書くということです。
そのようにして原稿を書くと、その将来の自分に必ず近づきます。
それ自体に価値があるんです。
UTSUWA出版から出版された方に、こんな人がいました。
彼女は、とある病を患っていて「妊娠は難しい」と言われていました。しかし、原稿執筆中に、「私は母親になりたい」と願いました。彼女の想いを当社のプロデューサーが聞く中で、そのような願いが見える化されたみたいです。
そのように見える化した結果、本当に妊娠してしまったんです!
これは極端な事例ですが、本当にそういうこともあるんです。
まとめ
出版の本当の価値は、自分と向き合い、「自分を知ること」「豊かな人生とは何か?」を考えるキッカケになるというところにあります。
出版は単なる情報や経験を世の中に発信するだけではありません。自分をしる旅であり、望む未来を創り出すツールです。
UTSUWA出版の理念は「出版を身近に」です。
「世の中に人全員が出版を経験する世の中」にしたいと本気で考えています。
出版って、ほとんどの人が経験しないため、中身がわからないんですよね。だから不安になりますし、驚きもありますし、戸惑いもあると思います。
でも、出版っていいものだし、簡単にできるんです。
出版体験は人生を変える体験のひとつになりえます。
もしこの記事で少しでも出版を身近に感じてもらえたら幸いです。
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