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超基本!5つのポイントで文章力格段アップ(後編) 〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#38〜

みなさん、こんにちは!UTSUWA出版編集長の岩井です。
みんなの知らない出版の世界シリーズの第38弾』をお届けします。テーマは「超基本!5つのポイントで文章力格段アップ(後編)」です。

前編記事はコチラ↓

「文章力が格段に上がる5つのポイント」として、

  1. 一つの文章に、一つのメッセージ

  2. 「上手さ」よりも「わかりやすさ」

  3. (笑)や(泣)を多用しない

  4. 感情がわかる表現を入れる

  5. 改行、使う漢字も文章の重要な要素

を挙げました。

今回は「感情がわかる表現を入れる」から解説します。


4.感情がわかる表現を入れる

前回の記事で、「(笑)や(泣)のような直接的な感情表現を多用すると、文章が幼稚に見えてしまう」と書きました。

では、どのような表現や文章が幼稚に見えず、かつ感情を上手く表せるのでしょうか?

それは「間接的に表現すること」です。

例を見ていきましょう。

例1)私はその瞬間に、とても怖くなった。
例2)私はその瞬間に、全身の毛が逆立つような感覚をおぼえた。

後者のほうがより感情に訴えかけてくる、体験や記憶を呼び起こすような文章の気がしませんか?

感情の表現ではありませんが、間接的な表現の他の例も見てみましょう。

例1)雨が激しく降っていた。
例2)滝のような雨で、世界は灰色の水飛沫に覆われていた。

後者のほうが、どれくらい激しい雨か、その情景が見えてくることだと思います。

直接的な表現は決して悪いことではありません。

2つ目のポイントで『「上手さ」よりも「わかりやすさ」』とお伝えしたように、読者は文章の上手さを求めているわけではないため、直接的な表現に問題はないのです。

ただし、それを多用することにより文章が単調になり、幼稚な印象となるのです。

語尾に「〜しました/〜でした」が続く文章を読むと、「幼稚だな」と感じませんか? それと同じことなのです。

「間接的な表現をする」うえで大切なことは、

・その感情が起きたとき、自分にどのような変化が起きたのか?
・その情景を表すために、前後で何が起きたか? 周囲に何が起きたのか?

といった「伝えたいこと(先の例では「恐怖」「激しい雨」)のまわりにある感情、状態、風景、現象」を伝えましょう。

5.改行、使う漢字も文章の重要な要素

改行の多い少ない、漢字の多い少ないもまた、文章における重要な要素です。

結論、改行が多い、漢字が少ない文章は非常に読みやすいです。
一方で、人によっては幼稚な文章に見えかねません。

反対に、改行が少なく、漢字が多い文章は専門性が高そうな、権威性がありそうな文章に思われます(印象の問題ですが、印象が良くないと思われ読むのをやめられては、本の価値はゼロになります)。

一方で、人によっては読むのが辛いと感じることでしょう。

たとえばスピリチュアルのような、敬遠されがちなジャンルの場合、「改行少なく、漢字を多く」します。

お堅く見えることで、文章が「信頼できるもの」と読者に思ってもらうためです。

反対に、文章の書き方といったノウハウ本は、すでに一般的に受け入れられているため、「改行多く、漢字を少なく」します。

ノウハウ本は競合が多いため、読みやすさを工夫しなければ、そもそも読まれないからです。

以上、前編と後編で「文章力が格段に上がる5つのポイント」を紹介しました。

どれも今すぐできるもののため、ぜひ実践して身につけてください!

前編はコチラ↓


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