編集者の仕事で最も大切なこと 〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#31〜
みなさん、こんにちは!UTSUWA出版編集長&世界一周中の岩井です。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第31弾』をお届けします。テーマは「編集者の仕事で最も大切なこと」です。
編集者の仕事をするうえで、土台となる、最も大切な心意気であり、仕事でもあることを今回はお伝えします。
編集者は「著者さんを誰よりも理解する」
編集者は、本を作る過程で、
・「目的」や「読者」の設定
・構成の提案
・文章が企画や構成と合致しているかのチェック
・校正
などを担います。
どれも重要な仕事ではありますが、僕は編集者の最も重要な仕事は別にあると思っています。
それは「著者さんを誰よりも理解すること」です。
著者さんを理解することなしに、先に書いたような「構成の提案」や「文章のチェック」はできません。
・著者さんが何を書きたいのか
・著者さんは書いた本でどんなことを成し遂げたいのか
・著者さんはどのような人生を歩んできたか
・著者さんは仕事をどのような想いでしているのか
などの質問から著者さんを理解することで、はじめて編集という仕事ができるのです。
もし著者さんを理解できていないまま、著者さんの本を編集すれば、どうなるでしょうか?
そもそも企画がボケたものになるでしょう。
構成も読者に刺さらないものになるかもしれません。
文章をチェックするときも、どの文章が必要で、どれが不要か、またどれが表現を変えるべきかなどもわかりません。
今回は編集を例に出しましたが、これはライターやプロデューサーなど、本に関わる人すべてに共通します。
「著者さんを理解すること」が本を成功させるうでで不可欠な要素であることがわかりました。
編集者やライター、プロデューサーなどの本に携わるすべての人が、著者さんとのコミュニケーションを大切にし、彼らの思いや意図を把握することで、より良い作品を創り上げることができるのです。
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