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言語化能力の高め方①〇〇っぽい日記を書く

みなさん、こんにちは!UTSUWA出版編集長の岩井です。

言語化能力」に関する記事が、嬉しいことに比較的評価を得られているため、今日は「言語化能力の高め方」をテーマにします。

僕がよくやっていることは、
・日記を小説っぽく書くこと
・小説を読むこと

の2つです。

「言語化能力」なんて言葉すら知らない小学生の頃から、リコーダーで挫折し、図工では授業態度で平均点をようやくもらえていた僕。

もともとそういった特徴の脳だと思いますが、それでも上記の2つをしていたおかげで期せずして、この能力が高まったと思います。


昔から小説を読んでいたため、日記を普通に書いていると、あまりにも退屈な自分の文章に、ひいては退屈な人生に思えたのです。
そこで日記を小説っぽく書くことを思いつきました。


『今日は暑くて死にそうでした。何もやる気がでません』
という単調な文章でも、

今日は暑すぎたので、見る光景すべてがユラユラしていました。陽炎なのか、暑さにやられて幻覚を見たのかさえわからなかったです。暑すぎると、熱が身体の気力すら溶かして、どんな気持ちもなえます』

と書くと、「陽炎が起きるほど太陽の光が照っていたんだな」「たしかに暑すぎて頭がおかしくなりそうなことある」と読者はより共感しやすくなるでしょう(日記に読者はいないが)。


つまり「めちゃくちゃ暑くて大変だった!」というこの感情や状況をより具体的、よりリアルに伝えるために詳細に書きました。


上記の文章の核となる情報は「暑い」と「やる気が出ない」です。

その情報を読者に深く届ける、一層共感してもらうために、
・その情報のまわりにある状況や環境
・情報の中にある感情

を書いたのです。


「その情報のまわりにある状況や環境」と「情報の中にある感情」を書くには、それらを観察して見つけ出して言葉にする必要があります。

つまり「日記を小説っぽく書く」という過程で、見たものや感じたことを言葉にする作業(言語化)が生まれるのです。

この作業は反復するほどに上手になり、それが「言語化能力を高めること」なのです。


まとめると、言語化能力を高めるには「見たものや感じたことを言葉にする作業の反復」が必要、そのために「日記を小説っぽく書くこと」が大事です。

結局、どの能力も反復で高めることになりそうです。


情報をただ伝えるだけなら、『今日は暑くて死にそうでした。何もやる気がでません』だけで充分。

しかし、読み手の共感を引き出すためには、もうひと工夫が必要です。


「言語化能力を高める2つの方法」の2つ目「小説を読む」はまた次回!


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