読者に負担のない文章とは〜みんなの知らない出版の世界シリーズ#45〜
みなさん、こんにちは!UTSUWAライターのあゆみんです。
『みんなの知らない出版の世界シリーズの第45弾』をお届けします。テーマは「読者に負担のない文章とは」です。
出版社でライターをしている私ですが、読書が得意ではありません。
正しくは、読みにくい文章を読むのが苦手です。
なぜなら、しんどくなるからです。
(途中で読むのをやめてしまった本も数知れず……。)
あなたも
「この本はすごく読みやすい!」
「これ読みにくいなー」
どちらも感じたことがあるはずです。
そして、読みにくい文章は、私と同じように読むのをやめてしまうこともあるのではないでしょうか。
文章は、全て同じではありません。
読みやすい文章があれば、読みにくいもあります。
そして、この「読みやすさ」は、文章を扱う上で、とても重要なポイントになるのです。
読みやすさで「読まれるかどうか」が決まる!
人が、文章を見たとき、内容よりも先に無意識のうちに判断する要素が、この「読みやすさ」です。
視覚的に「読みにくい」と感じられてしまうと、よほどの熱意のある読者でない限り「やーめた」と離脱されてしまいます。
それぞれの傾向を簡単にあげると
●読みやすい文章
・漢字3割:ひらがな7割(一般論)
・改行が多く、文章が詰まっていない
(視覚的に余白がある)
●読みにくい文章
・漢字が多い
・専門用語が多い
・文章が詰まっている
となっています。
※感じ方には個人差があります
決して、どちらの文章が「いい・悪い」というものではありません。
しかし、文章を書くときには
・読んで欲しい相手はどちらを好むのか
・どちらが読みやすいのか
の2点を考える必要があります。
例えば、取扱説明書や新聞は、読みにくいと感じる人が多いのではないでしょうか。
また、法律や医療、資産形成など、専門知識が詰め込まれた本は、漢字や専門用語が多く、文章が詰まっている傾向があるため、息が詰まるような感覚がします。
(上記の文章、読みにくくないですか?笑)
この文章を書きながら、六法全書を読むことを想像して、
「相当の覚悟がいるだろう」と思いましたし
「興味本位で読むことはないな」とも思いました……。
このように、読み手に負担がかかる文章は、
どれだけ重要な内容が書かれていても、
どれだけ必要とされている内容であっても、
どれだけ素晴らしい内容だったとしても、
それだけで
「読みにくい」と判断され、
読まれなくなってしまうのです。
そのため、ブログやツイート、インスタグラムの投稿、書籍など、
「届けたい人がいる文章」は「読んでもらえるように書く」ことが大切です。
あなたの文章は、読みやすいですか?
・読んで欲しい人が
どんな文書を求めているのか
・自分が読者なら
どのような文章が読みやすいのか
を考えて、文章を書いてみてください。
書く立場になると、読み手のことを忘れてしまいがち。
ときどき立ち止まって、内容はもちろん、視覚的に「読みやすいか」もチェックしてみましょう!
ちなみに、六法全書は読む気になれませんが、「こども六法」は読みました♡
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