「これから行くかもしれない展覧会」を続ける理由[2016・4~]
記録には残ってませんが、「これから行くかもしれない展覧会」という投稿を始めたのは2005年の終わり頃でした。最初は2か月に一度のペースで始め、やがて毎月更新となりました。ギャラリー巡りは1996年頃からの習慣で(初めて観たのは表参道ROCKETで開かれたGROOVISIONS初の東京展)、こんなふうにブログに公開するようになったのは、独立してフリーランスになったのがきっかけです。
他人の作品を「観る」習慣を自らに課すこと。それをブログで公開することで逃げ道を断つこと。毎月沢山の展示に職業的関心を寄せているデザイナーとしてのアピール(…という下心)。その次ぐらいに、この投稿をきっかけに展覧会や美術鑑賞への関心をサイト訪問者にも持ってもらえたら、という淡い期待があります。「行くかもしれない」というのはあくまでも自分が主語で、ここに記すのはぼくの関心のアンテナに引っかかった展示だけです(ちなみに最寄り駅も自宅からのアクセスが基準)。この小さな関心の外側にも大きな世界があって、いつかは行ってみたいと思っています。
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