No.13 決定した復帰ともやもや

先日、産業医・人事との面談を経て、お盆明けからの復帰が決定した。
勤務場所についても見直しがされ、新しい現場で働くことになった。
寮から通うことができ、通勤時間は一時間弱である。
正直、現場が変わるのは驚きだった。人員補填がなされる程度かと思っていた。あの数か月一緒に過ごした上司と離れるのはなんだか寂しいが、会社の人たちが考えてくれたことだから素直に従おう。

そして、わたしが不安に思っていた体調を崩した時に所属していた現場についての話も伺った。
体調不良前:4現場を上司(課長代理)とわたし(2年目で初の現場勤務)
体調不良後:4現場を上司含めた3人(全員課長代理)

このことを聞いたときはアタマの中が『???』という感じだった。
人事の人から「業務量の把握ができていなかった、ごめんね」と言われた。
「上司が何度もSOSは送ってたんだけどな」という言葉を飲み込んだ。
なんだかもやもやしたので、「どうやったらこんなことにならずに済んだと思いますか?」とだけ聞いてみた。さすがにとげがあると思い、「今後、身の回りに、以前のわたしのような状態の人を発見したときに助けてあげたいので…」という言葉を添えて。

帰ってきた返答は、『無理なら割り切って帰ればよかった』『上司が君だけでも帰さなければならなかった』
わたしは『自分の身は自分で守らなきゃいけない』という思いが強くなった。

なんだか気持ち悪い感じだが、その場では、「これからは自発的に帰る、また『帰れ』と言ってあげられるように強くなります。」とだけ言った。
人事の仕事に社員の勤務時間管理や健康管理は含まれていないのかな。労働者と管理する側では、環境も立場も違うし考えも違って当然かな。ぼくの考えが追い付いてないだけなのかな。

なんだか多少のもやもやが残り不思議な気持ちだが、以前の現場にいる上司が元気でいたこと、わたしの復帰のめどが立ったこと、今回はこの2つでまぁOKかな。

でもこんな経験をしたからこそ、『労働者と管理者』『労働』『人生』『生きるということ』などについては今後も突っ込んで考えていきたい。

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