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本を読むのが遅い 2023/01/11

翌日の更新となってしまった。

長時間の電車移動があり、せっかくなので読書をした。
私は本を読むのが遅い。
文章を進めるごとに、引っかかるポイントがあると己の回想に走るからだ。筆者が小学校の苦い記憶を思い出すような描写があると、自分の小学校の頃の苦い思い出を回想して自分のなかで、別の物語が進んだりする。その続きを読んでいるが、文字が上滑りして、ページをめくる瞬間に何も頭に入っていないことを思い出す。少し仕事を思い出すような単語が出てくると、仕事の進捗のことに思いを馳せてしまう。とにかく、何度も読み返すことになるのだ。漫画やテレビみたいに強制的に情報を与えてくるものよりも文字は自由度が高い。解釈しなければ、何も進まないため、解釈する。解釈するときに色々なことが浮かんできて、気づいたらまた文字が滑っている。20後半になって、わざわざカフェに入って読書する人の気持ちがわかった。あれは無理やり読書と向き合う時間を作るために行うのだ。そうでもしないと、色々な雑念が頭に浮かんで本が一向に進まない。読書とは難しい行為だ。


お金をサポートすると、水平を失った傾いた家から引っ越す資金になります。水平な家に住むと健康になれる気がします。