なんとなくいままでの初心者向け俳句記事の振り返り
こんにちは。最近、「私の記事を見て勉強します」。
という話があって嬉しいです。
さて、まさかこの記事まで
チェックするという人に向けて書くのですけど、
本来、今までの連載は「超初心者から初心者」に向けての記事なので、
その「勉強します!」という方に役に立つのか、と不安になっています。
どんなまとめなのかというと、
みんなの俳句大会 不定期連載 ①~⑤+⑥(アンサー)|うつスピ|note
文字数からの作り方から、① (おそらくどんな人でも1句詠める)
モノに託して、② (初心者には多分モノに託す発想があまりないはず)
みんな「季語の近くを描きがち」だからその季語の10位ぐらいとかを狙ってみては?③
俳句は謎解きだから、12音のフレーズから作った時は季語との距離を離してちょうどいいところを狙ってみては?④ (つかず離れず)
自分×俳句、自分を説明した12音を探せば、オリジナリティのある俳句になるよ⑤
私なりにやってみたアンサー⑥
うん、超初心者向けかつ綺麗に収まっていますね!
記事を見ていると、
季語の十位、例えば
夏休みあるある第十位とは?の例えばの例示をしていないところだけが気になりました。(ということで追記しに行きました!)
絵日記の天気をググる夏休み
switchのゲーム三つ目夏休み
これが十位ぐらいですかね。
こんな感じで、ちょっといい感じの俳句になるかなという提案でした。
ちなみに一位とかは、
夏休み宿題終わらないままで
みたいな句ですよ、見比べてみてください!
で、もう少し前に書いていたのはもう少し固い(長い)文章で、
みんなの俳句大会 はじめてでも楽しめる3点セット+1|うつスピ|note
アルファ編
料理大会だから、気負わず出してね。褒めてくれる人もいるよ。
(十五人に一人ぐらいのミシュランシェフの辛辣なコメントはスルーしてね)
今までのあなたの記事から俳句が出来るよ(→これが私からの提案)
詳しくは記事へ!
もし俳句にこだわろうと考える場合は
独創性(あなただけのオリジナルな味付け・発見)
共感性(みんなにおいしいって言ってもらう、=わかるって言ってもらえる)
+材料に無駄がないことが大事(言葉の無駄・出す前に)
このバランスがどうだろうか考えてみてね。
「選者の既視感を外す表現をすること」(自分の既視感を外す表現)を意識してみてはどうか。
(→提案)
あなたが初めて作る俳句はどんな俳句でも自分にとっては絶対に思い出に残る。
ベータ編
やっぱり一押し
「普段の記事から俳句を作ろう大作戦!!」
類想類句を避けられるから、普段の記事の12文字+5音の季語。
案外、この12文字+5音の季語の句が予選通過句に残っている。
私も同じ作り方(12文字+5音の季語)で夏井いつきさんの句会ライブで結果を残してきた。(2210句中3句)
ガンマ編
私設賞もしよう
季語があり五七五音で出来ているということ。
「や」「かな」「けり」という切れ字があること。
一物仕立てと取り合わせという二つの型があること。
これだけは知っていた方がいいかも
詳しくは記事へ
「選ぶ基準は一つしかありません。『自分が好きだ』というものを選ぶということ」
・・・超初心者からに初心者に向けて、これ以上ないぐらい、分かりやすいまとめじゃないでしょうか!!(笑)
この記事(↓)だけ共有してもらえたら、
はじめて俳句を作る人へ。①|うつスピ|note
俳句が誰でも一句出来ると思いますし、
多分さくさく読みたいほうのリンクと、
長文の方のリンク、読みたいほうに読み進んでいただけると思います。
本当に一句も詠んだこともないような超初心者の方に連載記事をお勧めするならこちらを、
みんなの俳句大会 不定期連載 ①~⑤+⑥(アンサー)|うつスピ|note
文章を読むことが苦じゃない方に、
いろいろと情報を知っておいて取り組んでもいいかなという方へはこちらのリンクを、
みんなの俳句大会 はじめてでも楽しめる3点セット+1|うつスピ|note
推薦していただければ幸いです。
という自己評価を今現在していまして。
マガジンをフォローしてくださった方、
「結構完成されたまとめ(私の力は出し尽くしたまとめ)」じゃないかなと思いまして、
もう記事は増えないんじゃないかなと思います!(笑)
初心者の人にいろいろ言い過ぎるのも違うと思いますし。
自称中級者として、「最低限のことは伝える!だけど遊びの余白はある!」
というのが最高の状態でないでしょうか。
それでも、「マガジン登録しました」みたいなコメントを受け。
ここから先、やるとしたらもう少しレベルを上げた、
「今現在私が考えている俳句へのアプローチ論」ですね。
今現在の私が「自称中級者」なので、
自称中級者までのレベルの方に対応する記事になると思います。
でも、もう、ここから先、いろんな専門書もありますし、
私の至らなさは私自身が一番よく知っているわけですし、
やらないかもですね。
参考にするなら、私の現時点での全力の出し方をまとめましたので、読んでみてください。
シュウマイというテーマの中の全力です。ヒントもあるかもしれません。
そんな訳で、
初心者を終えようと頑張っている人に向けて書くことって、あまりないんです。
自由にやりましょうね。っていうことです。
もし一つだけ書くとしたら
「俳句ダーツ論」
私が勝負する俳句を作るときの話なんですけどね。
俳句はダーツ。
ダーツの的には丸が2つでてくると思うんですけど。
小さい円を入れると3つですか。
一番小さい円は、点数は高いのですが、
一物仕立ての俳句と、共感で詠んだ句ということにしましょうか。
玄人の俳人にとってここはけっこう狭いです。
まず一番最初に、「季語の解説文」を歳時記から読みます。
どんな季語かですよね。複数の歳時記を読んでもいいですね。
季語の周りをいつも通り詠んだ俳句は「一つ目の丸の中」。
歳時記の季語の解説文の中身にある、そこから少しだけはみ出したような句。
上級者から見たときに点数は低く出ちゃう。
でも、詠んでいて気持ちよく感じるのはこの丸の中だから、
早めにこのあたりの気持ちよい句を詠んで満足していこう。
玄人が好むのは、2つ目の○のライン。(一番外側の丸のところですね)
※8月26日22時40分追記
(ダーツのルールで言うと、一つ目の丸の中の方が、得点三倍、一番外側の丸の中は得点二倍になると今確認したのですが、
「一番外側の方が俳句としては得点が高い」という理屈のまま共有させてください。
いい例えを考えようとして、完全にダーツのルールとは一致しませんでした。)
俳句を、2022年以降に俳句を詠もうとしているのならなおさら、
歳時記の句に加えて、
季語+俳句で検索したときに、
たくさん出てくる、プロの句を参考にしましょう。
現代で俳句を詠む場合、
俳句のインプット量が昔に加えてお金を出さずに出来る量が増えてきていると思っていて。
季語を中心とした世界(歳時記に書いている解説文)から、
歳時記の例句に加え、各先輩俳人の方が「どう中心から離して詠んでいるか」、眺めてみよう。
各俳人の俳句が季語中心から考えて、
二列目の丸の中にダーツの的に刺さったように丸が見えて来たら、
あなたの俳句もその2つ目の丸の中に収まるように狙って詠んでみては?
(この作り方、面白いかどうかは不明)
という感じで、
「明日○○という季語で一句だけ用意しろ。その俳句がダメならお前の命はない!」
と脅された場合、私はそうやって詠みます。
そうやって詠んだ中でダーツの的に入りそうな句を提出します。
ここから先の方が大事かもしれません。
「普段は脅されていないので、適当に詠んでいます!!(笑)」
というお話だけの共有でした!
もう、大会に向けて、書くことってもう本当になくて、
超初心者から初心者のための記事を書いて用意してきて、
みんなの俳句大会 不定期連載 ①~⑤+⑥(アンサー)|うつスピ|note
戦略を持って詠みたい人に向けての長文気味の記事も書いてきて、
みんなの俳句大会 はじめてでも楽しめる3点セット+1|うつスピ|note
みんなの私設賞も盛り上がってきましたよね。
私のチャレンジと、なんとなくシュウマイな日々 1~5|うつスピ|note
競うような俳句を詠むときのダーツのような考え方共有しましたし(本記事)
もう、
あとは自分自身の俳句を詠んでいく時間も大事かなと思ったりします。
一番のおすすめは、
「楽しいから」句会に行って自分の作った句の反応を見て、伝わらなかったら直して、
+先人の句を読んで、を繰り返すしかないかなと思いました!
あとは、お役立ち成分は薄めで書いていくかもしれません。
(もう私の記事見ても、あとあまりいい情報ないかもしれないですよー(笑))
愛を込めて。
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